河合幹雄のレビュー一覧
-
普段は入ることができない場所のことを追体験できることが読書の醍醐味だと思っているので、こういう本はつい手にとってしまう。全体的にみれば日本の刑務所って割とゆるいのかな?なんて思ってしまった。そりゃもちろん自由を奪われるのはとても辛いことなんだけれど、結構イベントに溢れてるんだもの。でもよくよく読んで...続きを読むPosted by ブクログ
-
●わりと淡々とした記述。さらっと読める。
●佐藤優の獄中記で多少は知っていたので、そこまでの新鮮さはなかったが、刑務官への暴行がかなりあるのにはショックを受けた。
●孤狼の血2で、受刑者がお礼参りで刑務官の家族を襲いに来る描写があり、フィクションにせよ、可能性がゼロではないので難儀だなあと。
●そも...続きを読むPosted by ブクログ -
所要時間:3.5
オススメ度:
身内 3
身内以外 4
過去の自分(20歳) 4
未来の自分(60歳) 3
子供が【16】歳のときに読んで欲しいPosted by ブクログ -
学者として日本全国の刑務所を回った!、と言う意味での「日本一」。じっくりしみじみ読ませるという味は無いが、読者が刑務所にはいったら、という前提で平易に書かれていて分かりやすく面白かった。Posted by ブクログ
-
著者の名前でアレっと思ってググったら河合隼雄の息子とWikipediaには書いてある。
人柄は随分違う。息子さんは俗っぽい感じ。文学者に敬愛された父上より庶民寄りの感覚をお持ちの印象。
面白さは実体験を描いた『刑務所の中』(花輪和一)の方が上なのだが、あちこち視察してきた人ならではの情報が興味深い。...続きを読むPosted by ブクログ -
刑務所解説本。刑務所の中も高齢化、無料の老人ホーム状態とは考えもの。二犯の者より五犯以上の者が多いとは大きな問題ですね。出所者を社会で受け入れて再犯率を下げる、よく聞きますが、いうのは簡単、いざ自分の身に降りかかってきたらできるかどうか・・・。元々知り合いで、犯罪の理由にも理解の余地があればまだしも...続きを読むPosted by ブクログ
-
刑務所の中の生活、実態について、リアルに綴られた本。
・受刑者は規則正しい生活を強いられ、外にいた時よりも健康になる者もいる。
・刑務所も犯罪レベルによって収容先は異なる
・トイレ、食事は分刻み。風呂は週3回と毎日入れるわけではない。
・刑務官の仕事は過酷な分、給与も高めに設定されている。
・出所か...続きを読むPosted by ブクログ