松原実穂子のレビュー一覧

  • ウクライナのサイバー戦争(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    ウクライナは粘り強くロシアのサイバー攻撃、その他のほか攻撃に耐えている。
    クリミア併合などでのロシアからのサイバー攻撃に対する教訓を得て、インターネット事業者は分散、抗堪性を意識して、ネットワーク容量増加、データベースのバックアップ、重要機器の物理的移動をしてきた。
    結果としてロシアからの攻撃にサイバー戦では互角に戦っている。
    国内での官民連携、米軍からの支援、海外民間企業の支援なども得ることで高度なサイバー戦対応ができている。

    ロシアは決してサイバー戦のみでは成功していない。
    一方で、ロシア自身もサイバー空間だけで戦争を評価しないだろう。
    サイバー攻撃は厭戦気分を高めること、相手の機能やパフォーマンスを低下させることなど、目的は様々だが、他の攻撃手段を含めた累積効果で評価されるだろう。

    日本は安保3文書で能動的サイバー防御を言及している。
    官民連携、サイバーと他領域の連携、国際協力の拡大がさらに必要。
    自衛隊だけでは日本のサイバー空間は絶対に守れない。
    サイバー空間はサイバー空間だけで成り立っていない。影響は実際の空間にも及ぼすし、サイバー空間は物理的なインフラの上に成り立っている。
    努力なしに国際協力は得られない。民主国家が少数派になる傾向にも気をつけないといけない。

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    2023年11月26日
  • ウクライナのサイバー戦争(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    表題のテーマを概観を把握するにはとてもいい本。安全保障の世界は男性社会のイメージが強いだけに、著者のような女性の論客によるメディアでの発信が多くなってくる予感。

    ウクライナの通信事業者の技術者たちが戦闘地域に残り、ネットワークの修復・維持活動をしている、という事実に驚愕。

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    2023年10月22日
  • ウクライナのサイバー戦争(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    <目次>
    はじめに
    第1章クリミア併合から得た教訓
    第2章サイバー戦の予兆:2021秋~2022/2
    第3章サイバー戦の始まり:軍事進攻前日~2022/6
    第4章重要インフラ企業の戦い
    第5章ロシアは失敗したのか
    第6章発信力で勝ち取った国際支援
    第7章ハッカー集団も続々参戦
    第8章細り続けるロシアのサイバー人材
    第9章台湾有事への影響
    おわりに日本は何をすべきか
    謝辞

    P204日本が今すぐ取るべき行動、3つ
    ①日本一丸となってのサイバー防御能力の強化
    ②サイバー演習と多領域の演習の両方を官民で行う
    ③国際協力を拡大・深化さす

    2023/8/20発行
    虎ノ門ニュースに、2023/8/25に出演した、松原美穂子氏の著作。松原氏は、自衛隊からNTTチーフサイバーセキュリティ・ストラテジスト。

    疑問点
    ・ウクライナから日本は学んで、情報の共有はできているのか
    ・その情報を元に、日本は対応しているのか
    ・民間の重要インフラ(原発など発電所、電気、ガス、水道、鉄道、運輸、港湾、等)の情報セキュリティには
    国が関与しなくていいのか?

    構成と文章がいまいち。外注のライターが書いた?
    これらをもっとちゃんとして書けば、もっと売れるし、
    社会に影響を与えることのできる内容なのに、残念である。

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    2023年09月23日
  • サイバーセキュリティ―組織を脅威から守る戦略・人材・インテリジェンス―

    Posted by ブクログ

    サイバーセキュリティ本。
    網羅的にかつ平易にわかりやすくすることを意識して書かれているので読み進めやすいと思う。とてもよくまとまっている。
    入門編としてオススメ。
    細かいエピソードもたくさんあらこちらも読み進めやすさに貢献してると思う。

    脅威インテリジェンス。多層防御。
    サイバー攻撃実例、攻撃者、守る側、インテリジェンス、リスク管理・見える化・多層防御。

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    2020年01月29日