サイ・モンゴメリーのレビュー一覧

  • 神秘なるオクトパスの世界

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    思えば水族館で見た時からその奇怪で神秘的な姿に私も惹かれていたのかもしれない。本書はタコの驚くべき生態や人間とは別の優れた知恵を多数紹介する。躍動感あふれる写真は大変美しく眺めているだけで楽しい。タコ研究の最前線を知るには最適な一冊だ。タコは今が旬!

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    2024年06月18日
  • 動物たちが教えてくれた「良い生き物」になる方法

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    野生動物ジャーナリストによる自伝的エッセイ。犬やオウム、ぶた、クモ、エミュー、タコまで、彼女がこれまでに一緒に生活したり取材した動物から、彼女が受け取った「ギフト」について、感情豊かに描かれている。動物との触れ合いや愛情の物語というより、動物から学ぶこと、感じること、それに感謝すること。犬が飼い主の命令を聞くのは当たり前のことではなく、愛情と信頼の印であり、それに感謝できるような「良い生き物」になりたいと思う。動物から教えられ、与えられ、それに感謝する感覚。今までこういう見方をしたことがなかったが、これは動物に対する考え方が変わる衝撃の一冊。「学ぶ者の準備が整った時に良い教師が現れる」という言

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    2021年04月04日
  • 動物たちが教えてくれた「良い生き物」になる方法

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    タイトルに惹かれて読んだ本。
    『動物たちが教えてくれた「良い生き物」になる方法』、原題はHOW To BE A GOOD CREATURE - A Memoir in Thirteen Animals
    謙虚さ、優しさに満ちていて、本当にいい感じだった。この本を読んでいて、思い出したこと。魚は「心」がないということが言われていたが、それは今では間違いだということになっている。何でも人間の視点で物事をみてしまうと、このように人間以外の生き物に対して、「劣れるものたち」という意識を持ってしまいかねない。動物たちのすごい能力は身近にいるイヌ、ネコでも照明済み。この著者のように、生き物たちは私たちが「

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    2019年12月27日
  • 動物たちが教えてくれた「良い生き物」になる方法

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    動物学者が、これまでの人生で関わってきた動物、主に飼育してきた、との交流を通じて生きる喜びを得てきた伝記。著者はタコの生態を記した書物で全米ベストセラー作家になったらしい。

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    2021年09月30日
  • 動物たちが教えてくれた「良い生き物」になる方法

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    今回も、タコの章がとてもよかった。
    エミューの章では、こんな鳥たちも、この度の森林火災で犠牲になってしまったのだろうか、と残念で悲しくなる。

    どんな生き物も、意味とか信念とか展望とかというよりもただ生きることに懸命で、それが迫ってくる。教えてくれるなあ。

    「良い生き物」になろうよ、ニンゲンよ。

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    2020年02月23日
  • 動物たちが教えてくれた「良い生き物」になる方法

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    ネタバレ

    動物とのふれあい方がとてもとてもアメリカ的でそうかそうかと思いながら読んだ。クモであろうと、犬であろうと。

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    2020年01月04日
  • 動物たちが教えてくれた「良い生き物」になる方法

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    サイ・モンゴメリーはテンプル・グランディンの本しか読んでいなかったが、それがとても良かったし、この本のタイトルも気に入ったので読んでみた。
    動物と暮らすと、愛情の幅が広がるのを感じ、彼らの心の曇りのなさに驚かされることが度々あるが、著者が書いているのもまさにそういうことだった。
    動物と暮らすとお金がかかる。自由に旅行にも行けないし、一日も世話を休むことができない。
    それがイヤだから、飼わないと言う人の言い分はもっともだし、無責任に飼う人は最低だ、そんなんなら最初から飼うなと思ってはいるのだが、動物と暮らすことで得られる素晴らしさは何にもかえ難く、それをどうしたら分かってもらえるだろうと常々考え

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    2019年12月22日
  • 動物たちが教えてくれた「良い生き物」になる方法

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    ネイチャーライターのサイ・モンゴメリーがこれまでに出会った動物たちとのやり取りを綴った本。内容はもちろん良かったが、最後に挙げられている参考書の中にとても響いた言葉があった。ヘンリー・ベストン著作の紹介で、彼が述べた言葉『動物を人間の物差しで測るべきではない。わたしたちの世界よりももっと古く、完璧な世界で、わたしたちが失ってしまった、あるいは最初から与えられなかったすばらしい感覚を与えられた彼らは、完成された完璧な存在として生き、わたしたちにはけっして聞こえない声に従って生きている。彼らは人間とは異なる存在であり、劣る存在ではない。』そうだよなあと思った。

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    2021年11月06日
  • 動物たちが教えてくれた「良い生き物」になる方法

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    「良い人」ではなく、「良い生き物」っていうところが、いいなあ。生きていることを楽しもうという感じがする。
    エミューやタランチュラのような、滅多に出会うことのない生き物との触れ合いも興味深く読んだけれど、やっぱり、一緒に暮らした犬たちの章は、自分の経験と重ねて読んでしまうからか、グッときた。彼らの愛情と信頼を裏切りたくないな。

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    2020年09月26日
  • 動物たちが教えてくれた「良い生き物」になる方法

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    動物の持つ心について、しっかりとそのありようを感じられた。
    題と内容に差はある気がする。著者の気持ちはある程度想像できる。ただ、私は良い生き物になるヒントは得られなかった。実感として、そこまでの気持ちは得られなかった。

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    2020年08月24日
  • 動物たちが教えてくれた「良い生き物」になる方法

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    絵がとても素敵。
    動物たちは人間とはまったく違う世界を生きている、という見方がとても素敵だと思った。

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    2020年01月31日