アンナ・カロリーナのレビュー一覧

  • ヒヒは語らず

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    私は好きだった。主人公のアマンダ、悪徳警官のマグヌス、麻薬の売人アドナン、それぞれが語る展開で場面の転換も早くて、660以上のページにも関わらず一気に読み終えた。ミステリーとしても楽しめた。

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    2020年04月12日
  • ヒヒは語らず

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    スウェーデンミステリー。アマンダは姉の自殺事件は殺人に違いないと信じ、真実を知るには警官になるしかないと考え刑事になった。姉の当時の交際相手の常習犯罪者、アドナンに近づき、また事件の担当者で怪しい刑事マグヌスの愛人になる。マフィアに近い関係のマグヌスは危ない捜査をし、妻に暴力をふるっている。そしてアマンダはアドナンのことを好きになってしまう・・・

    激しく面白かった。構成や展開が非常に目新しく、非常に好み。先がどうなるかさっぱり分からず、アマンダがどうなってしまうのかドキドキがずっと続く。

    主人公だけの目線ではなく悪徳警官マグヌスの目線でも描かれていて、こいつの嫉妬深さや自分勝手さに辟易し、

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    2020年02月01日
  • ヒヒは語らず

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    先の見えない展開にほぼ一気読み。出てくる男がどれもこれも最低な奴で、腹立たしいったら無い。コイツらに天罰を!と思いながら読み進めた。主人公アマンダは行動力はあるが、考え方が自己中心的で今ひとつ共感出来ない。

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    2020年02月04日
  • ヒヒは語らず

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    長い。無駄に登場人物多くないか?別に最初のプロットから外れても、良い物を作るべきだと思う。どうでもいいエピソードが多すぎる。しかしタチが悪いのが、なんだかこの作者は人物を描いたり、文章そのものは標準よりも高い位置にいるような気がするんだよな。無理に警察ものを書くんじゃなくて、自分の良さが引き出されるような題材とまとめ方を見つけられたら良いと思う。「北欧が」とかそういう冠いらなくね?ネット社会なんだから、もうどこの国でもいいじゃん?(歴史物以外)

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    2022年12月15日
  • ヒヒは語らず

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    アンナ・カロリーナ『ヒヒは語らず』ハーパーBOOKS。

    スウェーデン・ミステリー。

    なかなかストーリーが見えて来ないので、前半はかなりの我慢が必要。我慢の割りには……

    主人公のアマンダの性に対する奔放さと裏腹に彼女が抱える深い闇……

    『猿』に関係する言葉を残し、麻薬依存とレイプ被害の果てに自殺した姉のことを調査するために警察官となったアマンダは、担当捜査官だったアグヌスの愛人となり、姉を悪の道に引き釣り込んだアドナンに接近するが……

    本体価格1,236円
    ★★★

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    2019年11月26日