小田貴月のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本は同僚から「先輩からもらった本なんだけど、読み終えたからあげる」と言われて頂戴した本です。
高倉健さんはすごく好きな俳優さんではありますが、この手の本はあまり興味がないのが正直なところです。
健さんのパートナーとして最期を看取った小田貴月さんの著書となります。
小田さんは健さんに付きっ切りで、それこそ献身的にサポートされていて、どれだけ大変だったのか想像を絶します。
ただ、どっちが主人公なのかわからず、却って中途半端になってしまったかなと残念に感じました。健さんにフォーカスを当て続けるか、健さんをサポートする側を描くか、どっちかにした方が良かったかなと。
でも、人を看護・介護 -
Posted by ブクログ
あんなにプライベートを明かすことを好まなかった(と思われる)俳優高倉健が”俺のことを書いてくれ”なんて言っていたのが解せない。
こんなにも献身的に看病し、世話をしたということがなんか文章のところどころに垣間見えて…それは私が意地悪なと読み方なのかもしれないけど。
亡くなったあと一切親類に知らせず、遺骨も渡さずっていうのが筋を通してないのでそんな見方になってしまったのかも。
でも、一緒に外を歩いたことも(退院のあと初めて歩いたとあった)外食もしたことがなかったなんて、日陰の女を貫いて大変だった思う。
40億ともいわれている遺産だけど、相続したからって幸せとはいえないよね。
同情的にもなってしまう