進士素丸のレビュー一覧
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ネタバレ進士素丸「文豪どうかしてる逸話集」、2019.10発行。27人の文豪たちの知られざる素顔の紹介です。私はほぼ知ってましたがw。極めつけは川端康成。他の文豪は人間味と言えますが、彼の場合は犯罪だし、奇人の程度では永井荷風の影が薄くなります。大きな目で黙ってじっと見続ける癖。1時間の講演を頼まれ「特にしゃべることはないので顔でも見ててください」と1時間一切しゃべらなかった。欲しいものは借金やツケでなんとしても手に入れる。そして踏み倒したりうやむやに。「伊豆の踊子」執筆で数か月滞在した「湯本荘」に1円も払わず。死んだあと、方々に借金やツケがあったそうです。
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Posted by ブクログ
SNSで話題になっていたので、読んでみた。
「名前は知ってるけど、作品を読んだことないなぁ…」という私にはちょっと読むのが早すぎた。
けど、どんな作品を出しているのか、読みやすそうだな…と興味がわいたものを検索したりして「読んでみたい」が沢山出てきたので入り口としては最高だと思った。
文人エピソードが強烈。
恋愛・不倫・自殺・借金…など。「困った大人」と締めくくっているが、率直にドクズじゃん…というエピソードが多すぎる。笑
(特に石川啄木がドクズ過ぎてびっくりしたw)
激動の時代だっただろうし、繊細な人が多かったのかな、と勝手に想像してみる。
文豪と呼ばれる人も聖人じゃない、ただの人。
素晴らしい作品を送り出していると勝手に聖人化しそうになるけどそうじゃない。
インターネットとかも無いから(物理的な)距離感が近く、文人同士のエピソードも面白かった。
実際気になった作品を読んだ後、またこの本を読んだら更に文豪に親しみを感じるのかも。この本片手に東京を周ったら楽しいだろうなと思う。 -
Posted by ブクログ
あー、今と比べてなんて自由でおおらかな時代だったんだろう!
破天荒を面白がってくれる人がいて、間違いを許してくれる人がいて。
世界が広い。日常に流れる空気感が広々してる。
貧乏も病気も今よりもっとシビアで、自由より義務や常識が勝つ時代だったかもしれないけど、それだけに同好の士の絆は強い?!世間が味方じゃなくても、お天道様は見てくれてる、そんな感じ。
分かりづらいか。
ひとつ言えるのは、彼らが自然に名作を生んだのではないということ。自由奔放に振る舞いながらも、本はアホほど読んでるし書くための努力はする。
悪意で人を裏切らないし、友人となればそれこそ家を売ってでも援助を惜しまない。
エピソードはおかしいけど、日本の近代文学はこの人たちあったればこそなんだなぁとしみじみしてしまいました。
流行りの作家ばかりじゃなく、名作も読もうぜ! -
Posted by ブクログ
どんなに美しい文章を書こうが、どんなに心を打つ作品を書こうが、どんなに刺激的な作品を書こうが、そして文豪と呼ばれようが、所詮人間。今ならコンプラぶっ飛ばして炎上間違い無しのクズなんだろうけど、このクズっぷりが名作を残している訳ですから、無から有を生み出す天才には新聞社・週刊誌等は生暖かく見守って自由にやらせてあげて下さいって誰の事だよと一人突っ込む素敵なエピソード集。直ぐ読めますよー
『檸檬』の梶井基次郎さん、「俺に童貞捨てさせろ!」って街中で叫ぶのをやめて差し上げて下さい・・・・でも、個人的には親近感を持ちましたので『檸檬』再読しますね^^
そして菊池寛には漢を見た。奴はすごいよ。。。。
谷崎潤一郎・永井荷風の変態ぷり、ああ、文豪って何をしてもいいんですよ、そんな時代に生まれたかったなあ・・・いや、ないわ。
これらクソエピソードを知る事で更に偉大な作家たちの作品が面白くなる、読みたくなる、それだけでもこの本はOKではないでしょうか。