水上颯のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ内容としては思った程目新しいものはない。
しかし、圧倒的知識を持つ水上颯さんの普段の習慣や
考えが書かれていることにこの本の価値がある。
彼ほどの天才でも、特別な事ではなく、
普段から学ぼうという姿勢や習慣を持つ事で変わるのだと確認できた事は意外だし、発見だ。
スマホは時間の無駄、学ぶ時間が減る。
と使わないための施策を打って利用を制限する姿勢は見習いたい。
1日2冊のペースで読んでいた。
読書をやめて何もしないと人間ダメになると気づく。
暗記は覚える、穴埋め、記述、教えられるの
4ステップ。
普段から暗記癖つけると暗記ラクになる
意味わからない単語はメモ帳にメモ
記憶は触れる時間を増 -
Posted by ブクログ
娘がもうすぐ中学生になるので再読。
娘に伝えたいと思ったことは、
・ふれる時間が長いとよく覚えられる。
・苦手な分野もできれば好きになる。
・10の理解よりも1の行動。
・やったことがない方を選ぶ。
・『経験知』をためると重層的な知識がつく。
・人生は有限。
・あれもこれもと欲張らず、『自分が1番輝けるもの』を磨き上げる。
中でも、自分が1番輝けるものを磨き上げるということは私にとっても課題。昔から苦手なものを克服することに魅力を感じてしまう性質なせいで、なかなか得意を伸ばすことができないから…。
受験を考えると、どうしても苦手科目を頑張る必要があるけど、娘には若いうちに得意なことを伸ば -
Posted by ブクログ
東大本2冊目。
分かりやすくて、すらすら読める本。
スモールステップをラクに越えていくことが継続の鍵。
以下、印象的な箇所抜粋。
●たいていの日は、やる気なんて満ち溢れていないし、元気満タンで朝を迎えられる日もそんなに多くはありません。十分なモチベーションと万全のコンディションを揃えて勉強できる日なんて、せいぜい3割や4割くらいじゃないでしょうか。「頑張る」のではなく、「続けられる」強度で勉強に取り組むのが、残りの6割や7割の日を乗り切る秘訣だと思います。 それに何より、自分を追い込むようなやり方は、全然楽しくありません。人生において、楽しくないことをやる時間は、極力減らしたほうがいいと -
Posted by ブクログ
天才とは努力する凡才のこと。アインシュタイン。
スモールステップで進む。その目標は言語化あるいは数値化すると良い。
睡眠を削るのはNG。
始めるタイミングは今。
先延ばしは長期的に見るとマイナスが大きい。
読書は批判的、著者の主張が正しいとは限らない。という視点で読むことも大切。
統計やグラフは意図的な操作が入っていないか確認する。
原典を読むことは大切。
その場で調べる習慣を身につける。
知らないことに気づくアンテナを磨く。
経験、体験は重要。
何をしていたか分からない時間は過ごさない。つまり、目的意識を持って時間を過ごす。
覚えた=分かった。とは言えない。
理解できているかは、 -
Posted by ブクログ
“「天才」という言葉は好きじゃない
「習慣」で僕はここまできた”
で始まる冒頭の一文。
両親は開業医で、著者も開成高校、東大と名門校に進学し現在は医者として活躍。
正直、才能にも家庭環境にも恵まれていたからじゃない?と。最初は半信半疑でした。
しかし読み進めるにつれ、なぜ自信を持って「習慣が自分を作り上げた」と言えるのかよく分かりました。
それは知性を身につけるために小さな頃から、色んな方法を模索し試行錯誤を繰り返して、自分に合ったやり方で継続してきたから。
それが文章の端々から感じ取れるし、1つ1つのトピックも一般論だけ並べた内容ではなく、著者の実体験から得られた知見を書いてあるので