北川桃雄のレビュー一覧

  • 禅と日本文化

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    「日本で私も考えた」に、著者が、「「日本文化の入門書」としていろんな人から薦められた」とあったので、手にしましたが、、、、
    私には難解すぎました。
    これを読んで理解する外国人の方々、すごい(@_@)

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    2022年08月11日
  • 禅と日本文化

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     禅と日本の文化がいかに深くつながっているか、美術、武士、剣道、儒教、茶道、俳句などの分野にわたり元は日本以外へ向けてかかられた論文を日本語に訳された本。俳句から感じるわびとさび、武士や剣道が禅の考えの中に見出した心の平静を保つために如何にすべきかを述べているあたり、非常に日本の文化を改めて見直すよいきっかけになった。わびと寂の世界感を他国の人に伝える言葉をおそらくは持ちえないが、少し知り直しまた自分の子供にはせめて伝えられるようにはなりたい。

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    2018年01月12日
  • 禅と日本文化

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    わび、さび、無意識。余分なものを省く。
    難しい。分かったようで分からない…。
    この概念を英語で書くこと自体もすごいと思う。

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    2018年01月03日
  • 禅と日本文化

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    書かれた時代から考えると結構考えさせるところある本かもしれんです。実際、国家主義とは無関係とは言いつつ、あらゆる思想・政治・社会に結びつくとも言及しているところを見るに、著者は禅という一つのフィルターを通して日本の柔軟性とも、無私の志向とも、節操の無さとも、危うげさ等々全てを見通していたんだろうなと推察。
    必ずしも禅礼賛に見えないところがこの時代の足枷に対する著者の必死の抵抗とも思えるところが哀しくもあり。

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    2016年07月17日
  • 禅と日本文化

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    しわの足りない私の脳みそでは、著者の云わんとする事の半分も理解できなかった。禅と武士、禅と剣道、禅と茶道禅と俳句辺りは面白く読めた。もう少し勉強してから読み返したいと思う。

    目次
    序 西田幾多郎
    原著者序 鈴木大拙
    禅の予備知識
    禅と美術
    禅と武士
    禅と剣道
    禅と儒教
    禅と茶道
    禅と俳句
    後記

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    2012年11月01日
  • 禅と日本文化

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    仏教徒でもあり仏教学者であると同時に長期の海外滞在経験を持つ鈴木大拙氏は海外において禅を普及させた第一人者であり、氏の尽力が無ければニンジャスレイヤーという作品も生まれ得なかったでアイエエエ!禅の思想というのは非論理的・非合理的な側面が強く体系的に学ぼうとすればする程難解になりがちなのだが、本書は氏が英米の諸大学で講演された内容を日本語に翻訳されたものというのもあって入門書として格好の位置付けになっている。古典の引用部分はやや込み入った部分はあるものの、それ以外は概して平易。

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    2012年08月23日
  • 禅と日本文化

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    半分読んだ。
    禅=抽象概念だと思っていたけど、この本を読んで、実はその逆かも…と思った。
    禅とは、経験から共通概念を見出すことで、たしかに日本人の性格に根ざしたものであると実感できた。

    残り半分は気が向いたら読む。

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    2012年01月06日
  • 禅と日本文化

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    この本はスゴい。禅そのものについて語るのではなく、「武士」「茶道」「俳句」など、日本固有の文化を切り口として、それぞれと禅の関係を語ることによって、禅というものを浮かび上がらせるという、斬新な手法だ。

    年を重ねるほどに思うことだけれど、日本が長い年月をかけて熟成してきた文化というのは、本当に素晴らしいものだと思う。どの時代にも、どの文化にも、その背景には必ず、仏教と禅の影響があったということは、言われてみれば当然のことなのだけれど、新しい気づきだった。
    現代においてもやはり、禅や仏教の影響というのは、日常生活の中に根強く入り込んでいる気がする。俳句というもの一つとっても、この本を読むと、これ

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    2020年07月15日