今井清一のレビュー一覧

  • 昭和史 新版

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    この本は、第一次世界大戦→大正デモクラシー→金融・世界恐慌→満州事変→日中戦争→太平洋戦争→戦後といった第一次世界大戦から第二次世界大戦、そして戦後についてを詳細に書かれた内容だった。当時の状況など詳しく書かれているので、読んでいて非常にためになった。ただ戦前までって何か小難しい漢字が多くて読んでいてすぐに眠くなった笑
    こういった本の内容を主観的にレビューで残すのってあまりよろしくない気がするので、内容や感じたことは特に触れないようにしたいけど、ロシア革命の影響って世界的にむちゃくちゃでかいと思った。本当に。あとこの本の内容を読んでると、日本って原爆落とされる前に降伏すべきじゃないのかと思った

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    2015年11月03日
  • 昭和史 新版

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    再びあの戦争体験を繰り返してはならない―その強烈な願望が本書を貫いている。
    なぜ私たち国民は戦争にまきこまれ、押し流されたのか。
    なぜ自らの力で防ぐことができなかったのか。
    第一次大戦から筆を起し、戦争とファシズム、そして敗戦後の占領時代とつづく昭和の激動の歴史を、豊富な資料を駆使して描き出す。

    [ 目次 ]
    1 第一次大戦後の日本
    2 政党政治の危機
    3 満州事変
    4 日中戦争
    5 太平洋戦争
    6 戦後の世界と日本

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆

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    2011年04月25日
  • 昭和史 新版

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    昭和のはじまりから1950年代までの歴史の流れを概観している本です。

    本書の旧版に対して批評家の亀井勝一郎が「人間が描かれていない」という批判をおこない、いわゆる「昭和史論争」が引き起こされたことはよく知られています。執筆者の遠山は、日本を代表するマルクス主義の立場に立つ近代史研究者であり、そうした内容の偏りに対する批判もなされています。

    わたくし自身は、亀井のロマン主義的な歴史観に同調できないのですが、それでも本書に記されている大衆観がやや教条的であるように感じられました。この点では、政治的には左派に近い立場に立つ現代の歴史学者にとってもおそらく同様ではないかと思われます。安丸良夫や色川

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    2020年11月22日