広瀬公巳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アメリカ、中国に次ぐ、大国インド。その政治の要である、モディを扱った書
面白かった。
2023年に中国を抜き、人口で世界首位にたったインド、2040年まで人口ボーナスが続くとされるインドは、米日印と、中露印と二つの世界を結ぶ、二極の国際政治の鼎の中心でもある
気になったのは次です。
・インドの国名はバーラドという。ジャパンの国名は日本というのに同じ
・IT、情報通信産業の大国インドを支えるのは、数校に及ぶIIT(インド工科大学)がバックボーンです。
・インドを代表するIT企業は6社、SWITCHと呼ばれる サティヤム(S)、ウィプロ(W)、インフォシス(I)、TCS(T)、コグニザン -
購入済み
機内読書でおすすめ
多角的にインドの最新事情を触れることができます。
インドへ初めて渡航する際読みました。
コラムを絡めて面白く記述されているため、飛行機の待ち時間などの暇潰しに最適です。 -
Posted by ブクログ
インドの解説本。
自分は仕事で数年間インドと関わってきており、インドについてはある程度知っているとの自負があるが、この本はとてもよく纏まっている。
モディ首相の生い立ちから、インドという国の歴史・政治・経済まで、幅広くかつ話を散逸させずに記述されている。
日本はインドと特別戦略的グローバルパートナーシップという蜜月関係にあり、ODAを中心とした援助からビジネス協力まで経済的なつながりが深くなっている。
しかしながら、インドの視点から眺めて見ると、日本は一つの駒に過ぎないのではないかと改めて気づかされる。インドにとっての対外的プライオリティはやはり米中である。
日本の対印政策については、今一度 -
Posted by ブクログ
ネタバレインドについては、知っているようで、あまり知らない。少なくとも私はあまり知らない。
ガンジス川での湯浴び、洗濯。カースト制度による差別などなどのみである。
私自身がインドに関係していたのは、45年ほど前、会社勤めを始めて数年後、当時、マドラス(現在、チェンナイ)向けの貨物の輸出に関わっていただけだ。
10年後には世界最大の人口は誇る見込みのインドは最近、大きくGNPが伸びる世界3位の経済大国になることが期待されており、アジアで中国に対抗できる唯一の国となった。
インドは数学教育が進んでおり、また、IT関係の若手がアメリカに多数進出している。以前、デトロイトであったフォルクスワーゲンの工