【感想・ネタバレ】底知れないインド 「最強国家」の実力を探るのレビュー

あらすじ

まだまだ謎の多いインドを日本をはじめとした各国とのテーマ別の比較から深堀り!

人口世界一やGDPで日本を抜く経済成長などが話題のインドですが、まだまだなじみある国家とは言えない部分があります。
本書では、インドの今を理解した上で、インドとその関係国の直近の動き、背景をテーマごとに分析します。
インドは今、その可能性とリスクの双方を増大させています。
その実力は私たちにも影響を及ぼすようになり、注視しなければいけません。
本書を手にして、インドの真の実力を理解しましょう。

第1章 21世紀インドの縮図
第2章 イギリスと「歴史力」を比較する
第3章 アメリカのインド系「リーダーたち」
第4章 カナダとは「宗教力」をめぐり対立
第5章 中国との「国境の争い」
第6章 ロシアとの「連帯」
第7章 日本と「文化力」を比較する



元NHKニューデリー支局長、解説委員。現在は近畿大学国際学部教授、岐阜女子大学南アジア研究センター特別客員教授。日本南アジア学会、日印協会会員。関西日印文化協会副会長。早稲田大学エクステンションセンター、NHK文化センター講師など各種講演。著書に『自爆攻撃 私を襲った32発の榴弾』(第34 回大宅賞最終候補作)、『インドが変える世界地図 モディの衝撃』(文春新書)など。

※この商品は固定レイアウト型の電子書籍です。
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Posted by ブクログ

人口が世界一になった上、さまざまな国際会議で存在感を大きくしているインドのことは気になっていた。ただ、中国と比較して経済発展が今一つの状態であったり、アメリカやロシアとの微妙な距離感の理由はなんなのかわからないでいた。
本書を読んでみて、その不思議な感覚の理由が少しわかったような気がする。本書では、インド第三の町を丁寧に描写するところから始まり、インドの選挙、国際会議での振る舞いや、アメリカの行政や産業界に関わるインド系の人材について細かく描写されており、とても面白かった。

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2025年07月18日

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