野崎亙のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ色んなマーケティング本を読んだけど、最も納得感があった1冊でした。
・知らない1000人の誰かを理解することより、自分自身や近しい誰かを知ることの方が圧倒的に容易いはず。
→間違いないですね。
・僕らが大切にしているのは、目の前に見える誰かに対して、自分らしいやり方で、その方の〝体温〟があがる価値を提供することなんです。
→言葉選びが秀逸。
・大きなインパクトを持ちうるものを作ってしまうのは、それがマーケティング的発想からではなく、思いつきから始まっている
→思いつきが問題解決のきっかけになること多いかも。
・「自分たちがやってみたい仕掛け」ではなく、具体的な誰かの「生活がこうなってい -
Posted by ブクログ
面白かった‼️
最初は、うちの会社ではあまり生きてこないなぁとか思って読んでいたけど、4章くらいから俄然、面白くなった。
これ、本当にどんなビジネスにも当てはまるし、自分の人間関係(プライベートも仕事も)にも、この考え方は取り入れる事が出来るような気がする。
お客さんとどんな関係を築いて行くか、は前職でも今の職場でも、私がとても気にしていた事。けど、なかなか分かってもらえなーい。
販売だと、物を売るスキルを上げる事ばかり考えるし、今は古くからの付き合いがあるから今更…みたいな。
そうじゃないと思っていたの。
新しく物を創ってビジネスを起こす、というだけでは無く、今の仕事の中や取引先との -
Posted by ブクログ
スープストックトーキョー、100本のスプーン、giraffeなどを運営するスマイルズ社のクリエイティブディレクターである野崎さんの書籍。定量的(論理的)でNが多数(統計的)であるマーケティングによりビジネスの検討をするよりも、定性的(感性的、情緒的、直感的)でN=1(具体的であり、それは自分や自分に近しい人でもある)であるクリエイティブにより、具象的なシーンを妄想、ビジネスを検討していくことが重要であると主張している。N=1を検討する際は、外的要因よりも内的発意を意識し、これがいい(それは生活者としての自分や自分に近しい人にとって)とか具象的なイメージを形成したのちに、理由や論理的コンセプト(