小沢さかえのレビュー一覧

  • しあわせなハリネズミ

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    氷固まったハリネズミの心がもぐらによって溶かされ、温かさに包まれる。
    ハリネズミがどのようにして「しあわせ」を感じるようになったのか。
    ハリネズミ、もぐらうさぎ、りす、くま、かわうそ

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    2024年09月01日
  • しあわせなハリネズミ

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    ハリネズミには友だちがいないけれど、だれにも邪魔されずにひとりでいることが好き。

    うさぎの耳にバラの花飾りがついていたけれど、似合わないとはっきり言う。
    かわうそは、そんな言い方したらかわいそうだと言うけれど心で思ってることと違うことはいいたくないと…。
    そんなんじゃ、友だちができませんよと言うかわうそに「ほんとうのことをいえないなら、ともだちなんか、いらないね」と。
    友だちがいないとさみしいし、だれも助けてくれないと困ったことになるよと。

    もぐらにあってからハリネズミに変化が訪れる。

    うさぎやかわうそやもぐらに会った夜、眠れずにいたハリネズミは、ししゅうをする。

    そのししゅうをもぐら

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    2023年12月20日
  • しあわせなハリネズミ

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    とても素晴らしい一冊だった。いろんな方向に考えや思いが飛んでいき、うまくまとめられないのが悔しい。共感、あきらめ、希望、期待、孤独、自分の中にある様々な心に問いかけてくる。

    (物語)
    友達はいないけれど、一人が好きで平気なハリネズミ。思った通りのことを口にするので、相手を傷つけてしまいます。背中のハリだけでなく、言葉もチクチクしています。そんなハリネズミがモグラと出会い、変わっていきます。最後には、ハリがあることで友達を守ることができて良かったと思えるまでになります。

     ******
    ハリネズミは確かに感じが良くはない。でも、正直な気持ちを言っているだけとも言える。意地悪をしてやろうとかい

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    2023年11月17日
  • しあわせなハリネズミ

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    挿絵がとてもかわいい。
    カラーの挿絵のページもあり、
    じっくり見てしまう。
    ちょっとひねくれもののハリネズミという設定も、メルヘンしすぎなくてオトナが読んでも楽しい

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    2022年03月06日
  • しあわせなハリネズミ

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    イラストの可愛いさと話し方のギャップ、思ったことをそのまま言って何が悪い、ともだちなんていらない、と言っていたハリネズミが前向きで性格のよいモグラに出会って変わっていく。

    「読んであげて」に連載されていたというように、低学年の子どもと一緒に読んでほしい。
    子どもが成長してしまった私も、自分用に手元に置いておきたいです。

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    2021年07月29日
  • しあわせなハリネズミ

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    藤野恵美さんの心がほっこりする童話ですね。
    藤野恵美さん(1978年、大阪府生まれ)
    作家、児童文学者。心温まるミステリー『ハルさん』の作家です。
    絵は、小沢さかえさん(1980年、滋賀県生まれ)
    画家、挿し絵画家、絵本作家。
     この絵本は、海と青硝子さんのレビューを見て興味を持ちました。ほっこりする心やさしい絵本でした。
    海と青硝子さんありがとうございます(=^ェ^=)

     ネガティブなはりねずみが、ある日もぐらに出会うことで、「今まで友達なんかいなくても、いいんだ!」と、思っていた気持ちが変わっていく物語です。どちらかと言うと寓話でしょうか!

     うさぎや、りすや、かわうそなどとの交流を通

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    2025年03月21日
  • しあわせなハリネズミ

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    ハリがあることで嫌なことを言われ続けてきたハリネズミ
    嫌な気持ちになるひとと一緒にいるくらいなら一人でいたほうがいい
    そう思っていたのにモグラがあらわれてお互いの好きなものを話し、楽しい時間をすごします

    こころあたたまる、素敵なお話です

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    2023年12月01日
  • しあわせなハリネズミ

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    人との出会いや小さなきっかけで人は変われるし、知らない感情を覚えていくものなのだと教えてくれる

    大切な人や出来事を思って寝れば暗い夜も乗り換えられること、忘れない限りずっと心の中に宝物として残っていることを大人になった今でも忘れてしまいそうになるので、定期的に読みたい

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    2022年03月13日
  • しあわせなハリネズミ

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    ネタバレ

    最初、さんぽの章で、ウサギさんとの会話を読み、これは難しいテーマだなと思った。最後の方で、モグラさんが、会えるかもしれないし、会えないかもしれない。それはいつだつて同じこと。というシーンが印象的だった。刹那的かもしれない出会いの中で、今を大切にするメッセージがあるのかな?とかんじた。

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    2020年06月04日
  • しあわせなハリネズミ

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    ハリネズミはいつもひとりで、友だちがほしいなんて思ったことがありませんでした。そんなある日、モグラと出会って、ハリネズミの気持ちに小さな変化が起こります。
    会えてうれしい、はなれるのは悲しい、だけど…そんな友だちを思う気持ちを優しく伝える物語です。

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    2020年02月17日
  • しあわせなハリネズミ

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    思ったことを言ってしまい、友達なんていらないと思っていたハリネズミが、モグラと出会い、だんだん変わっていく。素敵な夜明け、絶対忘れないね。好きだな、この児童書。

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    2019年12月22日
  • しあわせなハリネズミ

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    ネタバレ

    主人公のハリネズミがアスペルガー症候群みたいなのでびっくりする。思った通りのこと、本当のことを言い、それが人を傷つけることがわからない。一人でいることを好み、こだわりが強い。
    そういう主人公がもぐらと出会い、初めて友達ができて変わっていく。
    この物語が面白いのは、もぐら以外の登場人物が友達ではない、というところ。これから友達になるかもしれないが、この物語の中では、カワウソは厭な奴で、リスはメッセンジャーを兼ねる商人、クマは製造販売業者、うさぎは着飾るのが好きで、人はいいが友達ではない。
    もぐらはハリネズミの個性を尊重して、長所を伸ばしてくれる。社会と結びつけてくれる。しかし、そういう友達は希で

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    2019年11月04日
  • しあわせなハリネズミ

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    森のなかで暮らすどうぶつたちとハリネズミの、こころがじんわりとあたたまる物語

    かなしい気持ちになってる時や
    癒されたいときに少し元気になれる、
    そんな物語です。

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    2025年10月09日
  • しあわせなハリネズミ

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    ハリネズミには友達がいなかったが、それを全く気にしてはいなかった。

    そんなハリネズミにも趣味や楽しいことはあったが、決して他人に見せるものではなく、役にも立たないし、あくまで個人で楽しむものだった。

    しかし、そんな思いを抱いていたのは、ハリネズミだけではなかったことを知り、その日を境に、ハリネズミの毎日は変わっていった。

    長所も短所もあるのは、何も客観性の強さだけでは無いし、それが自分ひとりだとも限らない。
    いつかは自分と気の合う存在と、出会う日が来るのかもしれないし、来ないのかもしれない。

    結局、人生における物事の成否は全て可能性であるのかもしれず、それをプラスに捉えるか、マイナスに

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    2024年02月04日
  • しあわせなハリネズミ

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    ネタバレ

    子供向けなので、ファンシーなお話かと思いきや、淡々とした語り口で、かなり意外。
    孤高のハリネズミくんがもぐらくんと友情を育み、他人との接し方、前向きな考え方を学んでいくお話。

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    2020年03月18日
  • しあわせなハリネズミ

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    最初、ハリネズミは水瓶座!と思ってしまった。
    うさぎは心が広いな~とか、かわうそ、性格悪い!こういう奴いるな~とか。

    ハリネズミともぐら。いつかどこかでまた会える、きっと。

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    2020年01月04日