能作克治のレビュー一覧

  • 社員15倍! 見学者300倍! 踊る町工場―――伝統産業とひとをつなぐ「能作」の秘密

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    急成長を遂げた能作について、知りたくなって読んでみた。
    通勤途中に、能作の新社屋がある。
    新社屋ができた当時は、すでにKAGOシリーズなどでその名が知られるようになっていたと思う。
    休みの日に、新社屋のレストランに食事に行った。
    鋳物を作るにおいがきつかった。

    社長は、自分のことを「僕」とおっしゃる。
    違和感を覚えつつも、社長らしいなぁとも思う。
    福井県で生まれ、若くして能作に婿入り。
    鋳物を高岡を愛していらっしゃる。

    p.27
     僕は、「数字至上主義は、仕事をつまらなくする」と思っています。能作の原動力は、「楽しむこと」です。
    目先の利益よりも大事なのは「楽しさ」であり、「楽しんで仕事を

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    2020年11月02日
  • 社員15倍! 見学者300倍! 踊る町工場―――伝統産業とひとをつなぐ「能作」の秘密

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    見方によってはブラックとも言える働き方で猛烈に働いてきた社長の町工場成功物語です。今では大変有名になった能作ですが、当時は消えていってしまうかもしれない伝統産業の1つでした。こういう勢いのある話は好きです。社員一人一人がよく考えてと言う部分も共感しました。

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    2019年12月27日
  • 社員15倍! 見学者300倍! 踊る町工場―――伝統産業とひとをつなぐ「能作」の秘密

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    伝統を守るためにチャレンジし続けることこそが、最も持続可能な社会を作り上げる唯一の道標だと思った。
    社会への貢献ということを言葉だけで語るのは簡単なことだ。
    しかし実行することはどれだけ難しいか。
    だからこそ、それは「チャレンジ」なのだ。
    「伝統を守る」ことは、決して自己保身ではない。
    挑戦し続け、さらに自身をアップデートしていかない限り、大切なものを守り続けることはできないということなのだ。
    改めて思い知らされたが、本当にこれは深い。
    このことに本心から気が付いている経営者は日本にどれだけいるのだろうか。
    例え意識をしたとしても、週が明けて月曜日のいつもの会議が始れば、そこは利益追求の普段の

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    2022年07月03日
  • 社員15倍! 見学者300倍! 踊る町工場―――伝統産業とひとをつなぐ「能作」の秘密

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    高岡にある鋳物工場の社長の話。考え方が近いせいかスラスラと一気読み。新鮮なフレーズは「プロフェッショナルとは、思いやりと優しさを持った人のこと」と定義されていたこと。
    含蓄があると思います。ただ組織論としては工場や職人さん、広義にはクリエイティブな仕事の方がよりはまるのかな、と感じた。
    総じてこれからの時代に必要な会社経営の要素が分かりやすく表現された一冊、良き出会いだったと思います。

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    2019年11月05日
  • 社員15倍! 見学者300倍! 踊る町工場―――伝統産業とひとをつなぐ「能作」の秘密

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     百年を超える伝統を持ちながらほそぼそと下請けに甘んじていた鋳物工場が大きく変身し、売り上げが十倍にまでなる過程が描かれている。
     著者の語り口が心地良い。

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    2020年08月31日
  • 社員15倍! 見学者300倍! 踊る町工場―――伝統産業とひとをつなぐ「能作」の秘密

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    『能作』のサクセスストーリー

    伝統産業、鋳物を作る町工場が社員15倍、見学者300倍、売上10倍にしたサクセスストーリー。
    経営、リーダー論を学べることは勿論だが、仕事の本来のあるべき方向性を学ぶことができた。

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    2020年03月29日
  • 社員15倍! 見学者300倍! 踊る町工場―――伝統産業とひとをつなぐ「能作」の秘密

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    今の社長が子供連れの親子を会社案内した時に、「勉強しないと、このおじさんのようになるよ」と言われたことが発奮の原点だと告白している。富山の一中小企業が売上を伸ばし、広く認知されるようになった苦労が窺われる。
    頑張れば、チャンスが回ってくる。そのチャンスをどう活かすかは、経営者次第である。

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    2020年03月21日