山本多津也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ私は毎日仕事から帰宅し、家事やら育児やらを終えて…自分の本棚を眺め、ソファに座って読書始める時間のために生きていると言ってもいいくらい本が好き。読書会については興味もなかった。本が好きと言える人達の中では1番本を読んでいない自信があるから。
だけど山本先生が言うように、予定調和な人生における良質なノイズを自らそろそろ受け入れて行かなきゃなあと思う次第。
毎日に暮らしから溢れ出る自分自身を救ってくれるのは読書。という文章に、『そういう事ー!
それだー!』と心の中で叫んでしまいました。
後書きの最後の文章、ガン闘病中の親友且つ副代表への言葉が不意を突かれて胸を締め付けられ、泣きました。 -
Posted by ブクログ
山本多津也(1965年~)氏は、名古屋市の住宅リフォーム会社・山本ハウジングの社長であり、読書会コミュニティ「猫町俱楽部」の主宰者。
「猫町倶楽部」は、2006年に、山本氏が読書やスキルアップに意欲的な友人と4人で作った読書サークルとしてスタートし、口コミで参加者を増やし、更に、SNSのmixi上のコミュニティの立ち上げにより約2年で参加者は1,000人を超え、その後、中日新聞やNHKニュースでも紹介された。現在は、名古屋、東京、大阪、金沢、福岡の5都市で、年間約200回の読書会を開催し、10代から70代まで、延べ9,000人が参加する、日本最大規模の読書会コミュニティとなっている。
本書は、 -
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Posted by ブクログ
自分のコミュニティ広げたいなーと漠然と考えるに至っている30代半ばの私ですが、やはり自分の趣味である読書で繋がりがあれば良いな、むしろ自分の日常には読書内容を共有できる人いないのが寂しいのさ。
猫町倶楽部という日本最大級の読書会サークルの主催者が著者。読書といえば内向的な人格が想起されるが、六本木でブイブイ言わせてたなんて真逆のパーソナリティ。だからこそ、広がりのある門戸の広い、ドレスコートやクラブなんてやんちゃな発想を組み込めるんだろうなと。ダイバーシティですね。
読書会の課題図書形式にする理由、弱い繋がりの重要性と運営上における理念。どれも首肯です。
コロナ禍でどういった活動されてるの -
Posted by ブクログ
【内容紹介】
本の感想を複数人で語り合う「読書会」は、一人でする読書よりも格段にメリットが多い。誰かの意外な感想が、自分にない視点を与えてくれ、理解できなかった箇所は、他の参加者が補ってくれる。課題本は、ビジネス書、小説、哲学書、なんでもいい。感想を自分の言葉で表現する行為は、新しい自分の発見へもつながる。参加の仕方、会の開き方からトラブル対処法まで、日本最大規模の読書会主宰者がその醍醐味を伝授。
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私が主宰している読書会をさらに盛り上げるヒントを探るために手に取りました。正直、読書会としての根本的なスタンスが異なるためあまり参考にはなりませんでし -
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Posted by ブクログ
読書会コミュニティ「猫町倶楽部」の読書会運営方針の指南書。
猫町倶楽部は課題型と言って、参加者が指定されている同じ本を事前に読み会場で感想を話し合うスタイルをとっている。読書会というある種の強制力は背伸びを必要とする本を読み進める原動力となる。そして、多様な価値観が認められる現代の中で、広く価値を持つとされるのが時の篩を掛けられた古典である。そのため、課題図書は古典文学作品が用いられている。
読書会運営にとって大切なのは居場所と思える空間を作ることである。ヒエラルキーを作らず、マウンティングを取らず、読書の感想を安心して開示できるような場所。読書会コミュニティを作るならば、そんな風に本を読 -
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Posted by ブクログ
ちょっと読書会参加してみたくなった。
というのも、読書は好きだが、それを何気なく話せる友達が多くないことと、読んだけどやっぱり自分の血肉にはなってないなぁ(あんまり内容覚えてない)と思うのです。
本は一人で読むものだと思ってたけどなんでも同じで、誰かと読めばより一層楽しめる気がする。
最初はビブリオバトルとか考えてたけどこの本の著者が主催しているぐらいのゆる〜い感じの読書会から行ってみたいな。
ただ過去の読書会の課題本なかなかハードル高い笑
結構本好きなんだけどこうも知らない本(読んだことない)がたくさんあるのか、、、
やっぱ本はええね。 -
Posted by ブクログ
p44 古典文学 直接引用されたり、何らかの形で示唆的に用いられたりすることも決して珍しくありません。その際、当然ながら、”この部分の描写は●●という作品のオマージュです”といった注釈がご丁寧に入ることはほぼありませんから、知っている人は、気づいた人だけがほくそ笑み、作者がその作品に込めたより深いメッセージを受け取ることができるのです。そういうことを考えてみると古典文学というのは、、過去の人と現代の人を繋ぐ、言うなれば共通語のようなものであり、今私達の触れる文化の背骨としてあるものなのです。
p47 カレンジョイファウラー ジェインオースティンの読書会、プリズンブッククラブ
p55 思考 -
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