ざくざくろのレビュー一覧
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購入済み
読みました
SNSで最近良く耳にする発達障害やADHD。ふーんそんなもんなんだ、私も気配あるかもなんて軽く思っていました。人並みのことが出来なくて、出来ないのが悔しくて、劣等感付きまとう人生でも幸せは見つけられるんだな、望めば。
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Posted by ブクログ
ネタバレいやです
有紗は、断れるように、なりました
岡村さんと恋をするまで、誰かの一方的な性欲をみたすことしかできなくて、そしてそれがイヤだってことにも気付けなかった
誰にも必要とされず
それしか、役に立てることが、ない、と思って、生きてきたから
ぼくは、精神疾患で、手帳を持っています
でも、有紗の苦しみは、全然違うものだし、想像することしかできません
有紗は、どうして岡村さんだったのか
2人がそれぞれ、生きていくために、必要だった
からかな、と思いました
相手を思いやることが、相手も、そして自分すらも傷つけてしまうことが、ある
それは、辛いけど、でも、言い訳を伝えて、相手もそれを聴いて、って丁寧に暮らしていけばいい
2人はそうやって暮らしていくのだ、と思いました
自分や、自分の家族以外の人の幸せを願うということ
奇跡のようなことだな、って思ったんです
ぼくは、誰かと暮らしていくことはできなかった
そして、この世界で、みんな不自由を抱えて生きていらして、ぼくは、みんなの苦しみを思いやって生きることは、できません
でも、有紗のように、岡村さんのように、自分の近しい人の不自由さを想像して、暮らします
障がいがあるから、誰かに助けてもらって、もしできたら誰かを助けて、生きていきたい
君が必要なんだよ
わかってよ
涙が止まりません
そういう人が、みんなにいたらいいのにな
そして、ぼくにも -
Posted by ブクログ
軽度知的障害B2(一番軽いレベルらしい)の25歳有紗がバイト先で出会った岡村さんと恋をする。
軽度で一見障害があるとは分からないからこそ、これまで「普通」にできないことを責められたり、求められたらエッチもしてしまったりする有紗。感情がないわけじゃないからとても悲しかったり悔しかったり、ずっと自分を責め続けてきた。
だから「いるだけでいい」と岡村さんの言葉に有紗はとても救われる。この世に必要とされたいのにされないと暗く渦巻いていたものがスーッと消えていくシーンがとても印象的。
優しい岡村さん自身も、有紗の見た目が可愛いから好きになってしまったことに自問自答したり、有紗の母親に将来を問われて悩んだり。
2人が安心して一緒にいられる世の中になってほしい、と願わずにいれない。 -
Posted by ブクログ
正直に告白します。表紙の女の子があまりにもかわいいので、買ってしまいました。中川翔子さんがモデルなのかな。とにかく一目ぼれだった(笑い)。
だけどこの本の6ページ目でいきなり、彼女が「普通の」女の子でないことが描かれる。つまり彼女は療育手帳所持者だった。だから読者は読み進める前にこう考えるかもしれない-この本は知的障がい者の物語なんだ。つまり、“自分の日常からは遠い話なんだ”-と。
でも読み終えた立場からあえて言わせてもらう。この本は決して知的障がい者のみの物語ではない、と。
では何の物語かって?障がい者という狭いカテゴライズに捉われないような、人それぞれが必ず持つ、個性と紙一重の不器用さや、好きゆえに相手を傷つけてしまうという恋愛のパラドックスを、著者の豊かな感性で丁寧に描かれた珠玉のコミック作品だ。
私がここまで言い切ってしまうのは、先に書いたように、この作品が知的障がいをメインテーマとしながらも、それにとらわれず、読者に自分自身の“障がい性”に気づかせるからだ。
ここで自分自身の“障がい性”について具体的に言うと、例えば私は療育手帳は持っていないものの、すぐ攻撃的な言葉を相手にぶつけたりしてしまう。また、私のまわりにも手帳所持者はいないものの、仕事がハードすぎて精神的にまいって長く休んでいたことがあったり、子どもが家に閉じこもっていたり、外面はいいという評判なのに家ではアルコールにすぐに手が伸びてしまい記憶を失うまで飲まずにいられないといった、それらの人が世間から隠していた話を、「実は…」という前置きに続いて耳にしたりしてきた。
それらの「他人からは見えないが、人とは同じではない」何かは、「自分では恥ずかしいと思いながらも、うまくコントロールできないもの」で、だけども「自分の性格や個性と密接にかかわっている」ものであり、その点では知的障がい者と大同小異だということに私は気づいた。
つまり主人公の有紗は、読者にとって、異質で特別な存在なんかでは決してなく、自分自身の中にある“障がい性”に気づかせてくれる存在なのだ。だから有紗が幸せに近づけば、それだけ自分自身のことのようにうれしくなる。
だけど創作されたストーリーの常で、上巻では有紗はいろんな出来事に取り巻かれる。それは楽しいことばかりではない。
でも自分の人生だってそうだったはずじゃないか。片付けが苦手だった私には、上巻の表紙で有紗の背景にゴミ袋があることを別に不思議とは思わない。そして下巻の表紙では2人での生活が描かれていて、ゴミ袋なんかなくなっている(ついでに言うと、上巻で有紗の横にいたペンギンみたいなぬいぐるみは、下巻では岡村さんがそのスペースにいるので、ゴミ袋があった位置へと移動している)。
つまり療育手帳を持っているかどうか以外は私にもかなりの部分で重なっている。そのように描写がきめ細やかなので、たぶんほかの人でも自然に感情移入できる部分は多いだろう。 -
購入済み
まとめ読みできる嬉しさ
Twitterで読んでハマっていたので購入しました。すでに知ってる話なので、そういう意味で期待してなかったのですが、まとめて読むと改めて気づきも多く話に入り込めて面白かったです。
おまけの漫画もとても良かったです。 -
購入済み
私も太ってることで悩んでます
私も太ってることにかなり悩んでいます。そんな時に、あなた様の漫画を見つけました。読み進めてみて、苦しくてしんどい思いをしてるのは自分だけじゃないんだなと思えるようになりました。ありがとうございました!
作者様やレビューを読んでる皆さま、どうか身体を大事にしてください。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ上では漫画、下ではドラマの感想。
有紗=小野花梨、岡村=風間俊介がドンピシャで原作通りの役だった。
だらしない母親も良い。
有紗の演技にイライラしてしまうのは、わたしが健常者だからだろうか。
有紗はアルバイトで岡村が勤める運送会社で仕事をするのだが、知的障害に理解のある大人会社だと思う。
有紗が療育手帳持ちだと知ってから、社員は皆有紗の失敗を暖かい目で見守っているし、アルバイトの主婦達は意地悪をしながらも、最終的には有紗の頑張りを認めている。
にも関わらず、有紗は健常者でも戸惑う仕事の従事し大きばミスをしたことで退職してしまうほどに自分を責めている。
軽度知的障害者が社会でどれほど傷ついているかを知った。
健常者なら出来て当然の事を出来ない軽度知的障害者。
手帳持ちと知っていれば許容出来た事を、知らないから許せないのは正しいのか間違っているのか、考えさせられた。
有紗を取り巻く環境はすこぶる恵まれている。
冒頭のおじさんと母親の元恋人以外はみんな有紗を理解しようとしている。
母親の愛情は素晴らしかった。
有紗を産んだ事を後悔したこともあったけれど、有紗がいたから頑張れた。
正直な事が本物の愛情だと感じた。