あらすじ
「ただ好きで一緒にいるだけじゃだめなの…?」
バイト先の社員・岡村さんに人生で初めて恋をした有紗。
ついに自分に軽度の知的障害があることを告白したが、
そのことが二人の関係に微妙な影を落とす…
そんなとき、有紗は岡村さんの両親に紹介されることになり――
不安定な二人の行き先から目を離せなくなる、
切なくも愛おしい恋のものがたり、ついに完結。
果たして二人は一緒に歩いていけるのか――?
【「必要とされると拒めない女の子が恋をする話」として、SNSで話題沸騰】
・私の話かと思った
・心がぎゅーっとなる
・誰かに必要とされる事を求めてしまう気持が痛いほどわかる
・どうにかして、二人に幸せになってほしい
※電子版には「紙書籍版限定、描き下ろしマンガ」は収録しておりません。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「わかってよ」
この一言で、思わずぐっと来た。
今後の不安はどうしょうもなく、もくもくと心に浮かび上がったが、
親側のこの娘を好きでたまらないエピソードがそれを払しょくする。
あまりの健気さに可愛いと思ってしまう女の子だが、
この男に会っていろいろな感情を獲得していくところが応援してあげたくなる。
妻にとってのこんな男になりたい…
Posted by ブクログ
いやです
有紗は、断れるように、なりました
岡村さんと恋をするまで、誰かの一方的な性欲をみたすことしかできなくて、そしてそれがイヤだってことにも気付けなかった
誰にも必要とされず
それしか、役に立てることが、ない、と思って、生きてきたから
ぼくは、精神疾患で、手帳を持っています
でも、有紗の苦しみは、全然違うものだし、想像することしかできません
有紗は、どうして岡村さんだったのか
2人がそれぞれ、生きていくために、必要だった
からかな、と思いました
相手を思いやることが、相手も、そして自分すらも傷つけてしまうことが、ある
それは、辛いけど、でも、言い訳を伝えて、相手もそれを聴いて、って丁寧に暮らしていけばいい
2人はそうやって暮らしていくのだ、と思いました
自分や、自分の家族以外の人の幸せを願うということ
奇跡のようなことだな、って思ったんです
ぼくは、誰かと暮らしていくことはできなかった
そして、この世界で、みんな不自由を抱えて生きていらして、ぼくは、みんなの苦しみを思いやって生きることは、できません
でも、有紗のように、岡村さんのように、自分の近しい人の不自由さを想像して、暮らします
障がいがあるから、誰かに助けてもらって、もしできたら誰かを助けて、生きていきたい
君が必要なんだよ
わかってよ
涙が止まりません
そういう人が、みんなにいたらいいのにな
そして、ぼくにも
Posted by ブクログ
巻末に「おまけ」としてつけられた10ページの小品「嫁と姑(しゅうとめ)」がすごくいい!
映画のエンドロールのあとで後日談がショートムービーのように付けられていることがあるけれど、映画を見終わって場内が明るくなったとき、映画の余韻にひたりたくて、しばらく座席でじっとして深い息を吐くときのようになる。
特別なできごとは書かれていない。平凡な一幕だ。
だけどすごく新しくて、未来志向にあふれている。
Posted by ブクログ
上では漫画、下ではドラマの感想。
有紗=小野花梨、岡村=風間俊介がドンピシャで原作通りの役だった。
だらしない母親も良い。
有紗の演技にイライラしてしまうのは、わたしが健常者だからだろうか。
有紗はアルバイトで岡村が勤める運送会社で仕事をするのだが、知的障害に理解のある大人会社だと思う。
有紗が療育手帳持ちだと知ってから、社員は皆有紗の失敗を暖かい目で見守っているし、アルバイトの主婦達は意地悪をしながらも、最終的には有紗の頑張りを認めている。
にも関わらず、有紗は健常者でも戸惑う仕事の従事し大きばミスをしたことで退職してしまうほどに自分を責めている。
軽度知的障害者が社会でどれほど傷ついているかを知った。
健常者なら出来て当然の事を出来ない軽度知的障害者。
手帳持ちと知っていれば許容出来た事を、知らないから許せないのは正しいのか間違っているのか、考えさせられた。
有紗を取り巻く環境はすこぶる恵まれている。
冒頭のおじさんと母親の元恋人以外はみんな有紗を理解しようとしている。
母親の愛情は素晴らしかった。
有紗を産んだ事を後悔したこともあったけれど、有紗がいたから頑張れた。
正直な事が本物の愛情だと感じた。
丁寧な作品
セックスだけが唯一生きていていいんだと自分を肯定できるそんな女の子。努力しても、できないことがある、人と違っていてももいじめられず 自分らしく生きていけたらいいのに。障害者の生きづらさが丁寧に描かれている。有紗ちゃんは最後、きちんと言葉で表現できるのがすごいと思った。そこが心に響いた。