網中いづるのレビュー一覧

  • 木曜生まれの子どもたち 下

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    ドゥーンという天賦の才能を与えられた子が次第にその能力を開花させていくさまが本当に楽しい。その合間でクリスタルはなんて嫌な子かしらと苦々しく読み終えた上巻。ところどころ時間軸を見失いそうになりつつも、そのストーリー夢中になっていると「あれ?いつのまにかクリスタルの気持ちに添いながら読んでる?私」
    上下巻の表紙がこの姉弟それぞれとなっているように下巻はクリスタルの話だった。
    人というのは、自分と正面から向き合えるようになるまで、これだけの困難や葛藤を乗り越えなくてはならないのかもなぁ。ドゥーンのように純粋な気持ちだけで伸びやかに成長してきた子が羨ましいよね、そりゃ。
    それにしても、進もうとする子

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    2025年06月05日
  • 木曜生まれの子どもたち 下

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    主人公の前に立ちふさがる障害の数々‼️その障害が母であったり、父であったり、姉であったり、兄弟であったり…。そして、それ以上に差しのばされる温かい手、運を引き寄せる才能。
    ドキドキハラハラの1冊です‼️

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    2025年04月19日
  • 木曜生まれの子どもたち 下

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    姉クリスタルが在籍している、王立バレエ学校に入学した弟ドゥーン。上巻に続き、姉は弟の才能を妬み、辛くあたります。このままどうなることやら、と思っていましたが……

    最後の方の急展開には、驚きました。クリスタルの心の成長を表す描写は素晴らしかったです。彼女の年齢は15歳でした。新しい自分に生まれ変われる思春期。どんなに苦しくても、自分の力で自身の殻を打ち破ることのできた人の人生は、ひときわ輝きを増すのだと思います。大人が読んでも読みごたえがあり、新たな発見が児童文学にはあると感じます。

    訳者あとがきの次の文が心に残りました。
    「….何かの分野で、自分ならではの表現を求められる人には、ときにはず

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    2025年04月29日
  • 木曜生まれの子どもたち 上

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    バレエダンサーを目指す兄弟の物語です。父親より母親の熱の入れようがすさまじく、初めのうち姉のクリスタルにばかり気持ちが入り、弟のドゥーンは蚊帳の外。ドゥーンの素晴らしい才能になかなか両親は気づきません。ドゥーンは両親から理解を得られない時期に、素晴らしい指導者に出会います。

    人は「自分はこの道に進むたい」というものに出会えたときに、本当の意味で自分の人生を生きられるのだと思います。どんな困難にもめげずに、自分を信じて突き進むドゥーンが今後どのように成長していくか、弟の才能の素晴らしさに気づき、嫉妬心が見え隠れする、姉クリスタルの心がどう変わっていくか、下巻が楽しみです。

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    2025年04月29日
  • 木曜生まれの子どもたち 下

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    姉の葛藤と弟の飛躍の下巻。姉も姉で王立のバレエ団に入れて役ももらえているからすごいけど、弟が凄すぎるのよね。

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    2025年04月09日
  • 木曜生まれの子どもたち 上

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    ほったらかしにされながらも才能にあふれる弟と容姿にも才能にも恵まれたはずの姉。きょうだいのバレエに関する物語。

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    2025年04月09日
  • 木曜生まれの子どもたち 下

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    王道バレエ小説!金髪美少女で高慢お嬢様の姉と末っ子で放置されて育った天才肌の弟。どちらか一人だけでも読みごたえのあるストーリーだけど、二人の関係も混ざりあって複雑になってるのがさらに面白い。最初は弟寄りだったけど、次第に姉にも共感。なんだかんだいって姉も立派にすごいのよ。

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    2025年03月02日
  • 少女病

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    4人の共通点は母親みたいになりたくないこと__自由奔放な母親と父親違いの三姉妹の話。少女と大人の狭間で葛藤しながらそれぞれの答えを見つけていく。「最初からなんでも上手くできない。生きるのも初めてなんだからうまくできなくて当たり前。」この言葉深く納得しました。

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    2024年09月06日
  • ふくはなにからできてるの? せんいのはなし

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    高学年の家庭科の学習にぴったりです。
    石油をもとにした繊維が身の回りにある→SDGsに関わるかも内容ともいえます。
    説明が多いので、これだけで読み聞かせするとちょっと集中が途切れそうな気がしました。
    他の本と組み合わせてブックトークに使いたいです。

    季節…なし
    対象…中〜

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    2024年01月19日
  • 少女病

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    ネタバレ

    家庭内うまくいかなさそうな状況なのに
    家族それぞれなんだかんだとみんなのことを
    想っていて、小競り合いもあるけど
    いつも最後は笑っていて

    長女も立派に恋をしてお嫁にいって
    次女も最愛の人と出会えて、そして別れて
    夢にむかっていく
    三女も姉から家族からの依存をやめ
    本当の意味での大人になっていくし

    母親も母になりたくないと言いながら
    本当は誰よりも娘のことを想っている。

    どの章の最後も温かくなる終わり方で好き。

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    2022年01月22日
  • ふくはなにからできてるの? せんいのはなし

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    あまり借りたことのない、繊維に関する絵本。羊さんからできてる洋服があるの!と興味津々だった5歳男子。巻末に洗濯表示も載ってて、まだ把握しきれてないママにも参考になります。

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    2021年03月06日
  • ふくはなにからできてるの? せんいのはなし

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    普段きている服や、身の回りの布製品を繊維という角度で見つめる絵本
    実際の布を用意してみるのもありかな??
    ちょっと難しいかもしれないけど…ニュアンス的には全学年いけると思う!

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    2018年01月10日
  • ふくはなにからできてるの? せんいのはなし

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    身近な素材から「繊維」を取り出して…
    紡いで 織って 縫って

    服のもとをたどる本
    私の服は何からできているんだろう?

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    2016年12月28日
  • 少女病

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    軽め小説
    かかった時間  120分くらい?

    あまり読まないジャンルの本だが、普通におもしろかった。すごく昔に山本文緒をわりと読んでいた時期があるのだが、なんか似たものを感じた…と思ったら解説が山本文緒だった。
    いろいろな意味で、うっわ、女!って感じの小説だったが、まあおもしろかった。個人的には次女の司パートが印象的かな。

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    2022年12月03日
  • 少女病

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    女4人の生活は楽しいだろうな。
    長女は長女らしく、次女は次女らしく、三女は三女らしく書かれている。母親は自由奔放で・・・。
    おもしろいけどなんか既視感があり、そんなに夢中にはなれなかった。

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    2021年08月30日
  • ふくはなにからできてるの? せんいのはなし

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    服は何からできてるのか、タグはどう見たらいいのか。普段何気なく身に着けている洋服のこと、子供は意外と知らないものです。

    羊毛、絹、木綿、化学繊維などの素材の成り立ちなどが分かりやすく学べる絵本です。

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    2018年03月25日
  • ふくはなにからできてるの? せんいのはなし

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    ネタバレ

    服についているタグには、その服がどんな素材なのかを示しています。
    昔から人間が利用してきた、ウール、絹(シルク)、綿(コットン)。そして、新しい人工的に作られた化学繊維のナイロン、ポリウレタン、アクリル、・・・
    これからもいろいろな繊維が作られるでしょう。

    最後にタグについているマークの説明も載っている。おおまかな繊維の話が主体の本。

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    2017年11月05日