スティーブ・ブルサッテのレビュー一覧

  • 恐竜の世界史――負け犬が覇者となり、絶滅するまで

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    幼き頃より恐竜を愛し、親に頼んで様々な恐竜博物館を訪れ、有名な学者にはファンレターを送り続けた。成人し、世界を代表する恐竜専門博士となり、訪れる博物館と親しい恐竜学者を増やした。そんな恐竜一筋の著者が記す恐竜興亡史。

    かつての恐竜のイメージは「大きくてウロコに覆われた頭の悪い野蛮な生き物」だった。 ノシノシと歩き、時を過ごし、滅びるべくして滅びた、という恐竜への固定観念は最近では崩れ去っている。次々と新種の恐竜が発見され、研究が進んだ結果、恐竜はめざましい進化を収めた成功者だとみなされている。なんせ人類を遥かにしのぐ1億6000万年もの間繁栄したのだから。

    そして、絶滅した理由もはっきりし

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    2020年09月25日
  • 恐竜の世界史――負け犬が覇者となり、絶滅するまで

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    中生代と呼ばれる2億5200万年前から6600万年前に存在した恐竜についての歴史をまとめた好著だ.この時代は三畳紀、ジュラ紀、白亜紀に分けられているが、プレートテクトニクスの理論で三畳紀には地球の陸地は一塊で初期の恐竜はどこにでも移動できた由.ジュラ紀後期になると、今の大陸への分解が始まり、白亜紀後期にはほぼ今の陸地の形ができたようだ.知らなかった.有名なティラノサウルスが活躍したのは白亜紀でしかも北米西部だけらしい.多数の恐竜研究者が化石を発掘して古い時代の様子を明確にしている過程が詳述されているが、今なお新しい事実が判明している.6600万年前に小惑星が地球に衝突して恐竜はほぼ全滅したが、

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    2020年04月12日
  • 恐竜の世界史――負け犬が覇者となり、絶滅するまで

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     ここ数年、子どもから大人までが大きな興味を持つようになった恐竜、その恐竜がたどった世界を時系列の展開をもとに、少しエッセイ的な味付けもまじえなが綴った一冊である。
     非常におもしろい。
     特に、これもまた老若男女を問わずに人気があるT・レックス(ティラノサウルス・レックス)の生態についての解説は、細部にわたって具体的であり、非常に質感のある説明に仕上がっている。子どもたちも大いに興味を膨らませるものだろう。
     また、これは自分自身が非常に関心を強くしているところなのだが、恐竜から鳥がどのように生まれたのか、鳥が恐竜の生き残りであることがとてもよくわかるものになっている。
     今、この瞬間に窓の

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    2019年09月22日
  • 恐竜の世界史――負け犬が覇者となり、絶滅するまで

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    ネタバレ

    図がもっとあったら読みやすかっただろうけど、新たな恐竜の名前が出てくるたびにその姿を調べながら読んでいくのも楽しかった。
    小林快次が帯を書いていたので目に留まった。
    著者によると(著者の偏った意見の可能性はあるにせよ)恐竜の最も繁栄した時代は白亜紀後期だったらしい。ジュラ期でさえ全盛期ではなかったのか。ジュラ期の最上位捕食者カルカロドントサウルスなんて種については初めて知った。ジュラ期の終わりにカルカロドントサウルスがいなくなったニッチを占めたのが我らがティラノサウルス類だったらしい。北アメリカとアジアに限って。ティラノサウルス類の分布が北半球に限られていたことも知らなかった。
    著者自身、ティ

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    2026年03月13日
  • 哺乳類の興隆史――恐竜の陰を出て、新たな覇者になるまで

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    面白い。
    化石掘り苦労話→特定の哺乳類主観話→解説
    を繰り返す構成。化石掘り苦労話は退屈。あと絵が欲しい。

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    2025年03月25日
  • 哺乳類の興隆史――恐竜の陰を出て、新たな覇者になるまで

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    哺乳類が恐竜の陰に隠れて夜行性の小さな生物としてスタート、恐竜絶滅の後生存領域を広げてあらゆるところに住み、巨大化していったが、それが人間によってまた絶滅の危機にさらされている。

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    2024年10月30日
  • 哺乳類の興隆史――恐竜の陰を出て、新たな覇者になるまで

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    小惑星の衝突により恐竜が滅びたニッチに、哺乳類が進出し今に至るまでの興隆

    ゾウ、コウモリ、クジラへと、またはホモ・サピ エンスへと進化したもの。いや、滅びたもの。

    途方もなく壮大なロマン、、

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    2024年08月09日
  • 恐竜の世界史――負け犬が覇者となり、絶滅するまで

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    どこにも出かけられない夏休みシーズンを気分だけでも盛り上げようと読んでみた。狙いどおり楽しめた。

    恐竜みたいな昔の生物を研究する古生物学は、とにかく化石を掘り出して形を比べたり、地層との関係を見るしかない。その過程でコンピューターを使ったりはするものの、昔からの博物学的な気風が残っているようだ。この本でも著者自身や他の古生物学者が発掘をする様子がおおく描かれている。素人目にもなんだかロマンを感じるし、著者の書きぶりからは当人たちも楽しんでいる様子が伺える。

    ワタクシが子供のころからすると恐竜に関する知識はけっこう書き換えられてきており、ある程度は聞いて知っていたが、あらためて良い整理になっ

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    2020年08月01日
  • 恐竜の世界史――負け犬が覇者となり、絶滅するまで

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    恐竜大好き少年が、そのまま古生物学者になり、自身の体験、経験を織り交ぜて、1億6千万年の恐竜の歴史を描き切った本。T・レックスのスカベンジャー説もあっさり否定し、想像力豊に、恐竜のサバイバルをわかりやすく述べてます。
    時折り入る雑談というか小ネタも、テンポ良いので、ボリュームありましたが、恐竜に興味がある人や男の子のお子さんを持っている親御さんにはよいのではないでしょうか。

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    2020年02月10日
  • 哺乳類の興隆史――恐竜の陰を出て、新たな覇者になるまで

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    大型哺乳類メガファウナをメインに地球時間軸でみた変遷を一気に頭に突っ込んだ感じ。恐竜ものにも共通する化石調査は興味深い。

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    2025年01月20日
  • 恐竜の世界史――負け犬が覇者となり、絶滅するまで

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    最新の恐竜学の知見や、気鋭の古生物学者の生態はみっちりと書かれていて、非常に濃厚な本になっています。恐竜好きには必読の一冊と思います。ただし、世界史である以上、恐竜の世界を過去からたどっていく、追体験!ともいえる経験をしたかったのですが、古生物学者の発見までのストーリーが重視されているようで、歴史に感情移入していく感じを味わうことが今ひとつできませんでした。

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    2020年01月16日