本当の箱に入った令嬢とは思わず、そのぶっとんだ設定に引き込まれ、いつもは使えるクーポンが出るまでカートに入れとくのですが初めてクーポンなしで購入しました(笑)
初っ端で『極度の対人恐怖症』と言っていましたが、実際恐怖でなく自分達に敵意のある人達と関わるのがめんどくさいだけだったり、『箱のままていい
...続きを読むからと父に頼まれたから嫌だったけど参加した』と言っていたけど、実は王子に会えるからどうしても参加したくて父親を説得していたり、しかも箱のままというそこにもちょっと狙いがあったり、と気弱な令嬢を装っていますがあざといです。
そして、王子の様子を常に見るためにあちこちに箱を設置するのは、まさに隠しカメラを設置する変態と一緒。
常に影から覗き見る&王子の映像を何度もリピするあたりは完全なるストーカー。
アイドルの追っかけみたいに堂々としてたらいいのに、王子に興味があることを隠し、誰も入ってこれない箱の中でこそこそしてるあたり変態(2回目)ですね
★-2の理由は、まさにストーカー行為だと作者が無自覚な感じで描いてるところと、お酒のくだり、そして設定が浅くぐらぐらなとこですね。
お酒に毒が仕込まれてるところを見抜いてましたが、そもそも変な模様のボトルのほうが高級でおいしいとなぜわかったのか、そしてなぜ毒に気づけたのか、というところが描かれていないし、わざわざ変なボトルのワインを王子が飲むともわからないのに、そちらのボトルに毒を仕込んでいるあたり、王子を狙ったというよりは不特定多数を狙ったテロのような気がします。
そういう話も一巻では描かれていなかったので、話自体は浅いな〜という感じを否めません。
2巻以降描かれるのかもしれませんが、王子がきっと興味を持つからと箱でパーティーに参加して、興味を持った王子を箱の中に招くことまで想定していたくせに、なぜ馬の被り物をかぶって会ったのか。
なにがしたいのか、よくわからないですね。