シゲリカツヒコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
風で飛ばされた小学校の献立表を見て、小鬼、鬼が給食を食べに下界に降りてくる話。
いや、怖い!
絵のタッチがリアル寄りだからますます怖い。
鬼の顔のどっしりした感じ、怖い。
まさかの黒板が鬼の世界との繋がりになるとは。
お子さんが読んだら、次から黒板が気になってしまうかもしれない。
作中の子供たちは鬼に怯むことなく、勇気を出して対抗する。
これならお子さんが読んでもあまり怖くないかも?
そしてラストにびっくり。
私は、絶対食べたくないけどなぁ……。
子どもにとって身近で、好きな子も多い給食。
(同じくらい嫌いな子もいると思うが)
題材としてとても面白いし、そこに鬼が加わるというあまりな -
Posted by ブクログ
給食が大好きな子どもは、献立表を見るのが楽しみなのがよくわかる。
ヒロトが、来週はシチューとフルーツポンチがあるとわくわくしながら献立表を眺めていたら風で飛ばされてしまい、雲の上の鬼の世界にすむこおにが、シチューというのをぜひいただきたいとやってくる。
少しだけわけてあげるつもりで、待ってもらっている間にこおにがたくさんの仲間といっしょに給食を食べていて…。
「ごちそうさまでした」という約束はきちんと守る鬼たちに笑ってしまう。
好き嫌いのない子どもたちは、給食が楽しみだったと思うけど、私は苦手なものが多くて、しかも残さずに…と言われて泣きながら食べていた一年生の頃を思い出して好きな時間と -
Posted by ブクログ
ネタバレ小4男子
タイトルを読んで「?食べにきました?どういうこと?」
絵本の表紙は開いて(一枚絵になっていると嬉しい)じっくりみるタイプ
リアルで美味しそうなシチューに小鬼!?
力持ちそうな子がパンに潰されそう!
表紙を開いて鬼の世界の食堂?調理室?の張り紙もじっくりと読む
“だいじゃのすのもの”“サソリのフライ”…
本文を読む前からワクワク!
リアルで綺麗な絵だから隅までじっくりみてしまう
子どもたちの一つ一つの視線や仕草がリアルで
現実ではあり得ない話なのに絵本の中に入り込んでしまう
大鬼のリアルさにちょっとびっくりしつつ
ラストは小学生の憧れるシチュエーション?
お話全体よりも絵を楽しんでいた