あらすじ
■子どもたちの勇気とアイディアに胸がアツくなるユーモア絵本!
「愛おしさ、怖さ、微笑ましさ、爽快感。絵の中に全部があります」
(『大ピンチずかん』『しごとば』作者・鈴木のりたけ)
*
ピュウ~ッ!
「あーっ!!」
つよい かぜが ふいて、きゅうしょくの こんだてひょうが とばされてしまいました。うけとったのは くもの うえで くらす こおにたち。
「シチュー……。よだれが でそうな なまえだ」
「よし!」
こおにたちは、きゅうしょくを たべに しょうがっこうへ いくことにしました。
みんなの きゅうしょくが だいピンチ!
こおにたちから きゅうしょくを とりもどせるの!?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
風で飛ばされた小学校の献立表を見て、小鬼、鬼が給食を食べに下界に降りてくる話。
いや、怖い!
絵のタッチがリアル寄りだからますます怖い。
鬼の顔のどっしりした感じ、怖い。
まさかの黒板が鬼の世界との繋がりになるとは。
お子さんが読んだら、次から黒板が気になってしまうかもしれない。
作中の子供たちは鬼に怯むことなく、勇気を出して対抗する。
これならお子さんが読んでもあまり怖くないかも?
そしてラストにびっくり。
私は、絶対食べたくないけどなぁ……。
子どもにとって身近で、好きな子も多い給食。
(同じくらい嫌いな子もいると思うが)
題材としてとても面白いし、そこに鬼が加わるというあまりないストーリーで面白かった。
給食が嫌いな子にも、鬼が羨むほど良いものなんだよーという切り口でおすすめできるかもしれない。
おすすめ年齢は調べても出てこなかったが、給食が出てくるので小学校1年生からが良いのではないか?
ストーリーや文章量的には、それより幼くても読めそう。
給食というものが小学校にはあるんだよーという説明も兼ねて、読んでも良いかも。
Posted by ブクログ
給食が大好きな子どもは、献立表を見るのが楽しみなのがよくわかる。
ヒロトが、来週はシチューとフルーツポンチがあるとわくわくしながら献立表を眺めていたら風で飛ばされてしまい、雲の上の鬼の世界にすむこおにが、シチューというのをぜひいただきたいとやってくる。
少しだけわけてあげるつもりで、待ってもらっている間にこおにがたくさんの仲間といっしょに給食を食べていて…。
「ごちそうさまでした」という約束はきちんと守る鬼たちに笑ってしまう。
好き嫌いのない子どもたちは、給食が楽しみだったと思うけど、私は苦手なものが多くて、しかも残さずに…と言われて泣きながら食べていた一年生の頃を思い出して好きな時間とは言えなかったなぁと。
Posted by ブクログ
小4男子
タイトルを読んで「?食べにきました?どういうこと?」
絵本の表紙は開いて(一枚絵になっていると嬉しい)じっくりみるタイプ
リアルで美味しそうなシチューに小鬼!?
力持ちそうな子がパンに潰されそう!
表紙を開いて鬼の世界の食堂?調理室?の張り紙もじっくりと読む
“だいじゃのすのもの”“サソリのフライ”…
本文を読む前からワクワク!
リアルで綺麗な絵だから隅までじっくりみてしまう
子どもたちの一つ一つの視線や仕草がリアルで
現実ではあり得ない話なのに絵本の中に入り込んでしまう
大鬼のリアルさにちょっとびっくりしつつ
ラストは小学生の憧れるシチュエーション?
お話全体よりも絵を楽しんでいたかな?
鬼の世界の食堂の張り紙はどんなふうに変わったかな?
Posted by ブクログ
9歳6ヶ月の娘
6歳6ヶ月の息子に読み聞かせ
インパクト大の
大迫力な絵
鬼たちが給食の美味しさを知れて良かった
やり方が強引でめちゃくちゃだけど。
私も給食たべたーーい
Posted by ブクログ
◆鬼らしい(?)食事をしていた鬼たちが、小学校の給食の献立表を手に入れたことから、空の上から給食を食べに小学校にやってくる。
◆4y3m
怖がりそうじゃない?大丈夫?と思いながら読み聞かせたが、怖がることなく、じっと聞いていた。
他になさそうなオリジナリティある面白いストーリーだったからかな。出てくる子ども達が鬼を怖がってないのも良かったのかも。