吉玉サキのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
熱中しすぎて寒さに気づかず読み終わる。いっときの寒さに比べ幾分和らいでいるが暖房なしは脚が痺れる。
山小屋で働いた経験談で最近山小屋での特集がテレビで放映されていて映っている部分以外の人間関係や仕事など女子目線と自分の思っている事など書き綴っていてその思考に共感できるから余計にのめり込んでしまった。
スタッフといい関係で仕事できる年や全然ダメで業務だけをこなす年など様々で各小屋によって仕事分担があったりなかったり。
湧水があると思っていた自分は水が貴重とは知らなかった。どの仕事も楽しいこともあれば来るしいこと、そして人間関係は付き物だと知る。
そして逃げ場のない山小屋は人間関係が悪いと数ヶ月の -
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Posted by ブクログ
毎夏、北アルプスへ登山に行っている。登山の楽しみの大部分を占めるのが「小屋泊」である。天気が悪くとも、山小屋の食事や温かい雰囲気に、毎回客として癒されている。会社の後輩で、山小屋アルバイトを経験したことのある子(元、小屋ガール)がおり、この本を手に取った。
北アルプスへ行くようになって以来、10か所以上の山小屋にお世話になってきた。そのたび、小屋ガール&小屋ボーイの笑顔で迎えられている。客の側から見ていると、とても生き生きとしているのだが、多岐にわたる仕事、喜怒哀楽すべて共にする狭いコミュニティ、お風呂の無い?!生活の厳しさは容易に察しがつく。この本を読んで、想像を絶するものであることが分かっ -
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Posted by ブクログ
初めての山小屋泊を終え、手に取った一冊。
山小屋の裏話を知ることが出来て、とても興味深く読めました。
そして、面白いお客様だったり、スタッフの笑えるエピソードなど、「接客業あるある」には特に共感する所が多かったです。
この本では、筆者が山小屋で働くことを通して得た仕事観、人生観もちりばめられています。
筆者自身がメンタル不調を抱えた経験があったり、下界(?)の社会になじめなかった挫折経験があったようで、
だからこそ優しくて、おおらかな人生観に触れることが出来て、読後、温かい気持ちになれた一冊でした。
この本をお勧めしたい方:登山好きの方、チームで仕事をしている方、生きづらいと感じているすべ -
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Posted by ブクログ
山小屋大好きで、山小屋のご飯求めて山登る私としては、裏側のことを知れてとても楽しかった。いつか山小屋バイトしてみたいなー。笑
想像してた以上に閉鎖的な空間だから、人間関係が大変そうでした。寝食を共にするから、大切な友達や恋人が出来やすい反面、合わない人がいたら逃げ場がないので本当に大変そうでした。プライバシーはたしかにあんまりないよな。
そして景色に癒されるのかと思いきや、忙しい時は見る暇もないというのに驚きました。でも休暇中に縦走したり、他の山小屋遊びに行くのはほんと楽しそう。
山小屋って特殊な環境だけど、ご飯美味しいし、あの非日常的なのんびり出来る時間を提供してくれるのは、ほんとに感 -
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Posted by ブクログ
友人の妹が一人登山好きで、山小屋で働きたいと言って母親に大反対され出来ないで居るという話を聞いて、山小屋って?と思っていたので、手に取ってみた。
私は山小屋に泊まるような登山はしたことがなかったので、山小屋で働くってリゾートバイトみたいなもんかなって印象だったけど、ちょっと違ってた。
この本を是非とも友人の母親へ渡してあげたい。
知ることで少しは不安解消できることもあるのではないかと思う(何が不安なのか聞いてないから無責任に言っちゃうけど)。
そして私もきっと、作者の様に特別山に興味がある訳じゃないけど、働いたら山好きになっちゃうかもな -
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Posted by ブクログ
下界の社会になじめず、登山の経験なしで北アルプスの山小屋勤務に
風呂 客用の風呂がない山小屋でも スタッフ用の風呂はある。週3回くらい入る
客食 メインは業務用冷食 数週に一回ヘリで食材搬送 100人宿泊にスタッフ7人
ヘリ荷600㎏ 多い時20往復 2週間前に注文 野菜が余るとまかないや客食に
シーズン最初の上山は荷物も含めてヘリで
べニヤとカーテンで囲まれた二畳程度の従部屋(スタッフ個室)荷物は段ボール2個
下山日と上山日は歩きで勤務日になる 休みの日は小屋を出なければならない
他のスタッフと一緒の行動になることも 中にはカップルに 著者も社内結婚
小屋閉め 冬は住み込みでリゾート -