【感想・ネタバレ】山小屋ガールの癒されない日々のレビュー

あらすじ

ウェブメディア「cakes」の人気連載が書籍化! 山小屋にお風呂はある? 腹が立つお客さんはいる? スタッフの人間関係は? 北アルプスで10年働いた著者が隅から隅まで描く山小屋生活。

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Posted by ブクログ

熱中しすぎて寒さに気づかず読み終わる。いっときの寒さに比べ幾分和らいでいるが暖房なしは脚が痺れる。
山小屋で働いた経験談で最近山小屋での特集がテレビで放映されていて映っている部分以外の人間関係や仕事など女子目線と自分の思っている事など書き綴っていてその思考に共感できるから余計にのめり込んでしまった。
スタッフといい関係で仕事できる年や全然ダメで業務だけをこなす年など様々で各小屋によって仕事分担があったりなかったり。
湧水があると思っていた自分は水が貴重とは知らなかった。どの仕事も楽しいこともあれば来るしいこと、そして人間関係は付き物だと知る。
そして逃げ場のない山小屋は人間関係が悪いと数ヶ月の辛抱と思って耐えるしかない。
逃げ場のある自分は恵まれていると思うしかないのだろうなぁ

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2025年01月03日

Posted by ブクログ

山小屋の職場の様子やどんな人たちがいるか、そういった内容が作者の目線で語られているやさしくてあったかい本です。
全体的に楽しく読めました。おすすめです。

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2024年12月18日

Posted by ブクログ

山歩きが好きなので、何か登山系のものはないかなぁと思って手に取った本。
山を歩く楽しみが広がる本です。山小屋には泊まったことはないから、行ってみたくなるーと思わずにはいられなくなりました。
やっぱり人は、人との関係の中で充実感を得られる生き物なんだなぁと思いました。

山の楽しみを見つけてみたい方にはぜひおすすめです!

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2024年10月03日

Posted by ブクログ

著者初読みです。
内容も文章も充分に癒されました(笑)

小屋泊ってどうしてあんなに楽しいのだろう。
スタッフの皆様にはただただ感謝するばかりです。
...経済的にテント泊の方が多いのですが^^;

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2023年03月06日

Posted by ブクログ

毎夏、北アルプスへ登山に行っている。登山の楽しみの大部分を占めるのが「小屋泊」である。天気が悪くとも、山小屋の食事や温かい雰囲気に、毎回客として癒されている。会社の後輩で、山小屋アルバイトを経験したことのある子(元、小屋ガール)がおり、この本を手に取った。
北アルプスへ行くようになって以来、10か所以上の山小屋にお世話になってきた。そのたび、小屋ガール&小屋ボーイの笑顔で迎えられている。客の側から見ていると、とても生き生きとしているのだが、多岐にわたる仕事、喜怒哀楽すべて共にする狭いコミュニティ、お風呂の無い?!生活の厳しさは容易に察しがつく。この本を読んで、想像を絶するものであることが分かった。
「山小屋バイトって実際どうなんですか?」なんてこと、とても恥ずかしくて小屋ガールには質問できないが、ずっと前から興味があったので、この本に出会えて本当に良かった。
今月も北アルプスへ行くが、これまでの分も含めて、感謝を込めて登山しよう。ちゃんと持ち物対策をして、山のルールを順守して、小屋ではスタッフの目をちゃんと見て、笑顔で「よろしくお願いします」「ごちそうさまでした」「ありがとうございました。」って言いたい。

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2022年07月18日

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山小屋泊はしてみたいと思ってたけど働くのは考えたことなかったから面白かった!
でも山だからこその厳しさも書かれてて安易にやってみたいとは言えない世界だわ。
久しぶりに登山したいなあ。

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2021年11月06日

Posted by ブクログ

初めての山小屋泊を終え、手に取った一冊。
山小屋の裏話を知ることが出来て、とても興味深く読めました。
そして、面白いお客様だったり、スタッフの笑えるエピソードなど、「接客業あるある」には特に共感する所が多かったです。

この本では、筆者が山小屋で働くことを通して得た仕事観、人生観もちりばめられています。
筆者自身がメンタル不調を抱えた経験があったり、下界(?)の社会になじめなかった挫折経験があったようで、
だからこそ優しくて、おおらかな人生観に触れることが出来て、読後、温かい気持ちになれた一冊でした。

この本をお勧めしたい方:登山好きの方、チームで仕事をしている方、生きづらいと感じているすべての方

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2021年04月15日

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知らない世界を見ることができ、山のことを少し知れた気分。
山での仕事は癒される仕事なのかなーとおもいきや、そうはいかないのが仕事というもの。

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2025年07月16日

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山小屋は憧れ。若い頃に登山を始めていたなら一度は働いてみたかったと常々思っている。
自然の中にいながらも自然を満喫できない生活、人間関係の難しさなどが描かれていて興味深かった。
それでも魅力的な職場であることは変わりない。

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2025年06月07日

Posted by ブクログ

ごく一般の女性(そこまで山好きでもない方)が山小屋で10年程実際に働いた体験談を綴ったエッセイ。

山小屋のお風呂事情や部屋の大きさ、限られた空間や物資で営業している苦労話、仕事仲間(山小屋)のヤモヤマ話、登山客との出会いなど、下界とはまた違った裏話満載で面白かった。

山小屋に泊まったら、裏事情も想像出来たりして視野が広がった◎正直な彼女の生き方に感銘を受けた!

山小屋で泊まる人というか、これから働きたい人必見の一冊。

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2025年01月18日

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山小屋大好きで、山小屋のご飯求めて山登る私としては、裏側のことを知れてとても楽しかった。いつか山小屋バイトしてみたいなー。笑

想像してた以上に閉鎖的な空間だから、人間関係が大変そうでした。寝食を共にするから、大切な友達や恋人が出来やすい反面、合わない人がいたら逃げ場がないので本当に大変そうでした。プライバシーはたしかにあんまりないよな。

そして景色に癒されるのかと思いきや、忙しい時は見る暇もないというのに驚きました。でも休暇中に縦走したり、他の山小屋遊びに行くのはほんと楽しそう。

山小屋って特殊な環境だけど、ご飯美味しいし、あの非日常的なのんびり出来る時間を提供してくれるのは、ほんとに感謝しかない。山小屋で景色を見ながら飲む珈琲が美味しすぎてほんと大好きです。あと歩荷さん見かける度に、感謝と羨望の眼差しでいつも見ております。笑

作者さんの考え方に共感できることもいっぱいありました。何よりも山小屋大好きな私としては、山小屋で働く人目線での話が聞けてとても興味深かったです!また今年も泊まりに行こう。

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2024年05月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

細切れに読んでいたけど、めっちゃ面白かった!

登山をしないし、山小屋にお邪魔したこともないので、知らない世界を知る面白さというのもあるけど、著者の文体や価値観が好きだなあ。

危険もある山だからこその話もあるけど教訓めいた話にせず、「こんなことがあってね」ってお話を聞いてるみたいで楽しかった。
も「この中で誰が好み」苦手なので、その苦手な感覚を言語化してもらったり、ヘリ待機みたいな完全に想像つかなかったけど確かに必要だよねと思うような仕事の話が聞けて興味深かった。他の作品も読んでみたいな。

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2024年02月10日

Posted by ブクログ

山小屋での生活がよくわかります。知らないことばかりで楽しく読めました。山小屋をよく利用される方におすすめの本だと思います。
外界から離れた山小屋であっても外界と同じように、色んな人がいて、人間関係に悩み、将来について悩むことがあるのだと知りました。
非常に読みやすく、スラスラ読めました。

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2023年08月20日

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友人の妹が一人登山好きで、山小屋で働きたいと言って母親に大反対され出来ないで居るという話を聞いて、山小屋って?と思っていたので、手に取ってみた。
私は山小屋に泊まるような登山はしたことがなかったので、山小屋で働くってリゾートバイトみたいなもんかなって印象だったけど、ちょっと違ってた。
この本を是非とも友人の母親へ渡してあげたい。
知ることで少しは不安解消できることもあるのではないかと思う(何が不安なのか聞いてないから無責任に言っちゃうけど)。
そして私もきっと、作者の様に特別山に興味がある訳じゃないけど、働いたら山好きになっちゃうかもな

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2022年08月14日

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山には山小屋という、登山者が宿泊したり休憩出来る場所がある
そこで働いたことがある著者の経験談は、働いた事がある人にしか分からないことばかりで
その体験をこっそりと教えて頂いた本でした。
山は綺麗だけど、厳しくもあり、また地上とは変わらない人間関係もあるのだなと、思いました。
10年も勤務された著者さんの誠実さと、行動しなきゃわからなかった世界にすこし憧れました。

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2021年12月03日

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山小屋で長年働いた方がライターになって当時の経験を綴ったエッセイ。
少し失礼に聞こえるかもしれないが、悪い意味ではなく、素人っぽい文章が如何にも山屋という印象を受けた。
山小屋で迎える側の視点から、色んな裏話が語られている。おっさんが「女子なのに意外とやるねぇ」みたいな反応をするというくだりはさもありなんだが、ホントに理解に苦しむ…などと感情移入しながら読んだ。
山小屋、来年は行きたいなぁ。

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2025年12月10日

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会社勤めにもアルバイトにも馴染めなかった著者が山小屋のバイトで居場所を見つけ10年勤めパートナーにも出会いライターの夢をかなえたエッセイ。タイトルの意味は忙しくて山に癒される時間がないという意味。

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2025年05月09日

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登山経験はなく、仕事が続かなくて「社会不適合者」だと思っていた筆者が、「山の社会」で適合できて10年ほど山小屋で働いたときの経験をまとめたエッセイ。山小屋で働きたい人はもちろん、ほんの少し山が気になる人にも読みやすい一冊。山小屋仕事はハード。でも得るものもたくさん。

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2025年03月13日

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下界の社会になじめず、登山の経験なしで北アルプスの山小屋勤務に
風呂 客用の風呂がない山小屋でも スタッフ用の風呂はある。週3回くらい入る
客食 メインは業務用冷食 数週に一回ヘリで食材搬送 100人宿泊にスタッフ7人 
 ヘリ荷600㎏ 多い時20往復 2週間前に注文 野菜が余るとまかないや客食に

シーズン最初の上山は荷物も含めてヘリで
べニヤとカーテンで囲まれた二畳程度の従部屋(スタッフ個室)荷物は段ボール2個
下山日と上山日は歩きで勤務日になる 休みの日は小屋を出なければならない
 他のスタッフと一緒の行動になることも 中にはカップルに 著者も社内結婚
小屋閉め 冬は住み込みでリゾート地や酒蔵、農家など 
 下山後は同じスタッフが全国から長野に集まり、打ち上げ

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2025年02月22日

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山小屋で働くのは素敵な景色を見ながらのんびり過ごしているんだろうなと思っていたら、タイトル通りほんとに癒されない日々が書かれていてびっくり。
たのしいことも、大変なことも、出会いや別れもあることも知れた。

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2024年12月22日

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出会いがあれば、学ぶことも多い。いろんな人に会えば会うだけ、思考がどんどん広がっていく。それを改めて学べた。これからも出会いを大切にしていきたいと思った。

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2024年06月27日

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山小屋で働く人たちはどんな人達なんだろう?興味と好奇心から手に取った1冊。軽快なエッセイでサラサラと読み進めた。生き方って一つじゃないなぁとしみじみ思わせてくれた。

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2024年06月22日

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10年間山小屋で働いた著者が山小屋の生活についてまとめたエッセイ。

登山経験もない著者が山小屋で働くことになった経緯や山小屋での仕事、利用者さんとのふれあいなど様々な体験が記されていました。

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2023年06月13日

Posted by ブクログ

ブクオフで220円で安かったのでよんでみた。山小屋で働く知人の話と乖離がありました。山小屋も規模によって全然ちがう環境だと思います。…多分著者の山小屋はかなり恵まれてる方です…。色んな人が出てきますが、あまり興味は持てず(笑)ふーん、こんな山小屋もあるのか〜程度に読みました。ブログを読んでから購入を判断してもよさそう。もう少し人生観とか深掘りが欲しかった。話が全体的に浅い。

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2023年05月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 23歳の時、初めて北アルプスの山小屋でバイトをし小屋ガールに。以来、10年山小屋の生活を。衝撃の連続、常識を超えた世界の経験を書に。吉玉サキ「山小屋ガールの癒やされない日々」、2019.6発行。自然に癒やされるどころか、ハードワーク。ヘリ荷作り、歩荷、登山道整備(道直し)、小屋閉め作業・・・。山の荒天の凄まじさ。

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2023年05月21日

Posted by ブクログ

変わった場所で働くことにとても憧れがあるので、山小屋で働くとどんな感じなのか詳しく知ることができて面白かった。

いろいろな人たちの将来に対する不安への向き合い方、働き方が垣間見えて、ちょっと視野が広がった気がした。

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2022年09月12日

Posted by ブクログ

山小屋勤めの雰囲気がわかり、体験してみたくなった。
それぞれの章の終わりにある作者の提案や感想が、優しさを感じるし、なるほどなと思う。独特の環境で生活してきた作者としての感性だ。
→誰かのために怒っている人に「怖い」だなんて言わないでほしい。誰かのために怒る人は、怒らない人よりも、あなたのことを思っているかもしれない。
→登山予定日に悪天候なら素敵なプランBを用意しておけば登山が流れたがっかりも癒される
→起きてしまった事故を教訓に気を付けることも、安全登山の啓発をすることも、有意義なことだ。けれどそれは、亡くなった方を責めなくてもできると思うんだ。
→この人にも私の知らない顔があるんだろうな。そんな想像をしながら人と接すると、世界はより複雑で立体的で、キラキラしたものになると思う。

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2022年04月06日

Posted by ブクログ

「方向音痴って、なおるんですか?」を読んで笑って、
すぐ 吉玉サキさんの本を読みたくなって
この本に到着しました。

まるで山小屋。 深刻さが微塵もなくて
気軽なエッセーでした。

北アルプスに登りたくなりぬ。

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2022年01月22日

Posted by ブクログ

北アルプスの山小屋というテーマに興味が湧き
楽しく読めた。

人との繋がりの大切さ、また筆者の考え方に
気付かされることも多かった。

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2022年06月12日

Posted by ブクログ

登山を趣味としているものとして、山小屋は一体どういう存在なのか?の問いに答えてくれる本でした。
山小屋の日常ストーリー、人と人との繋がりについても面白く書かれていて、山小屋へ行く人達の理由がわかりました꙳★*゚

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2021年10月05日

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