山野紗織のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白い-というよりは、とても興味ある内容でした。
先に他の方の読者レビューを見て、ロマンスの王道ものとは少し違うというのは知っていましたが、やはり、その通りでした。
ヒロインのシャキラはとある砂漠の国のプリンセスでしたが、幼い頃、身を守るために男装して育てられました。
しかも、実の家族から引き離され、難民収容所を転々として、言うに及ばない苦労をしたのです。
まず、難民収容所が舞台の一つであること、そこで暮らす人々の悲惨な生活の様子、そういったことがリアルに丁寧に描写されているところが良いと思います。
更に、ヒーローが「見守る男」であること。
シャキラとヒーローの聖杯番シャリフとの出会いの場面 -
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購入済み
穏やか
いつものダイアナ作品に比べ、かなりヒーローが穏やかなタイプ。
純真無垢なヒロインと、酸いも甘いも知っている歳の離れたヒーローの組み合わせは定番で、トラブルで危機的状況に陥りますが、最後には落ち着くところに落ち着く流れは、いつも通り。
ヒーローのお陰か、ゆったりした気持ちで読めました。 -
購入済み
©1979年
ヒーロー39才 市長、牧場主、元弁護士
ヒロイン23才 新聞記者
ダイアナの中でも年の差カップル。39才で市長って日本だとたまにいるけど現実味が無い。ヒロインも美人が取り柄の様な?余り感情移入出来ませんでした。
ヒーローのイケイケぶりには「市長!いいの?」と問い正したく成りました。 -
Posted by ブクログ
なんか違うの。
悪くないんだけど、
予想と、想像と、違うの。
漫画版全頁読んだ上で、これの原作も読みたいと思って
手に入れた作品だから...ある程度内容は知ってたつもりだったのに
全然違うよ!?
かと言って原作がつまらない作品という訳でもないし、
おいしいシチュやシーンが全然活かされてないと漫画版を責めたいとも思わない。
強いて言うならば
この原作に忠実な漫画版も読みたいし、
この漫画版の小説も読んでみたい。
うん、別物だねぇ。原作と漫画は。
今日は原作の方を読んだのだけど、
こういうヒロインって私好きよ。
最初から最後まで一貫して控えめで慎ましやかで..
ドロドログダグダな展開がなくて -
Posted by ブクログ
ヒロインがひどい仕打ちをうけて胸がきりきりするような話がときどき読みたくなるので、これは試し読みのあたりで「はい、ご注文こちらになりまーす!」という感じがたまらず(笑)読んだのだけど、ヒーローが軽く許されるのでそこが不満。あと、シリーズものの一作らしく、作中に登場する事件が解決しないのも不満。
幼なじみの牧場主ヒーローに恋焦がれるヒロインが、ヒーロー妹に都合よく利用されていて(パーティーの時には料理を作って欲しいから地元に呼び戻されるとか諸々)ナチュラルに人でなし。ヒーローもヒロインを(自分がムラっとしたやつあたりで)ひどく罵倒したわりに、仕事のために恋人のふりをして欲しいとか、おなじくナチ -
Posted by ブクログ
購入済み
内容(「BOOK」データベースより)
幼くして両親を失い、天涯孤独となったナタリーにとって、隣に住むキレイン家の人々は家族も同然だった。なかでも一家を支える長兄マックはあこがれの人。ナタリーが十七歳だったときのこと。ある夜友を失って悲しむ彼女をマックは優しく抱きしめ、甘い口づけをして燃えあがらせた。だが彼はその後、ナタリーのことなど忘れたかのようにあまたの女性とデートを重ねている。“君が大人になったらすべてを教えてあげよう”ナタリーはマックがあの夜に告げた言葉を忘れられず、真っ白なドレスを着て彼に純潔をささげることを夢見つづけていた。あれから五年が経とうとしている。私はもう子供じゃ -
Posted by ブクログ
傲慢?冷静?なヒーローに対し、恋する人のために協力をするヒロイン。まずまずの読み応えかな。
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ジョディは隣人のアレクサンダー・コップにずっと思いを寄せていた。ある日、親友でもある彼の妹マージからコップ家のパーティーに招待され、断りきれず参加した。そこでシャンパンを飲みすぎたジョディは酔った勢いにまかせてアレクサンダーを誘い見事にはねつけられてしまった。激怒した彼とマージの会話を偶然聞いてしまったジョディは傷心のままコップ家を去った。だが二週間後、アレクサンダーが突然ジョディの勤める会社に訪れ、彼女にある申し出をしてきた。 -
Posted by ブクログ
近すぎてみえない隣の住人、って感じでしょうか(^^;)意味不明な感想~(爆)
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ジョディはシカゴ財界の若き経営者ディーンの秘書となり5年たった。仕事中の彼は厳格そのもので笑顔ひとつみせたことがなかった。。その反面、私生活では数々の美女と短い交際を繰り返しながら、その後始末をジョディに押し付けてきた。ある日、ディーンに異変が起きた。それは目下の恋人にふられてしてまったのだった。呆然とするディーンを見かねたジョディはバカンスをとることを勧めたが、なぜか彼女にそのバカンスの地ハワイに同行を命じてきた。