宇治川康江のレビュー一覧

  • ナガサキ――核戦争後の人生

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    「被爆者」という名前の人は一人としていない。ひとりひとりには、名前があり、それぞれの人生があり、夢があり、喜怒哀楽のある毎日があった。原爆投下後も含めて、一人一人が歩んだ日々を丹念に追った力作。著者がアメリカ出身のスーザンさんということが大きな意味を持つように感じた。

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    2023年12月30日
  • ナガサキ――核戦争後の人生

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    戦争の恐ろしさ、原爆・核兵器の恐ろしさを知るうえで、多世代に読んでもらいたい作品です。
    世界で唯一原爆を落とされた日本が、核兵器が何をもたらすことになるか、もっとしっかりと世界に発信していくべきだと理解できます。
    出来れば学校教育で広く読まれるように、教材として利用されるとよいと思います。

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    2020年01月18日
  • ナガサキ――核戦争後の人生

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    これだけの内容を、日本人ではなくアメリカ人が取材・執筆したことにまず驚かされる。長崎で語り部をされている方の話を中心に、驚くほどの多くの資料に基づき、原爆投下の経緯から現在までの流れが網羅されている。戦争のこと、核兵器のことを考えさせられた。

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    2019年11月19日
  • ナガサキ――核戦争後の人生

    Posted by ブクログ

    長崎、小学生の時、修学旅行で原爆について学び、原爆資料館にも行った
    あの頃で戦後40年ならないくらい
    子どもの自分にはとても昔な気がしたのに、たった40年前のことだったのだ!
    大人になり、長崎の地形や地名がわかる今、被曝者の体験を読むとものすごい現実味に本当に恐ろしく、泣きたくなる
    80年が過ぎ、子どもの頃被爆した方々も存命でも高齢となってしまった
    だけどまだ、80年なのだ
    こんな悲劇が現実にあったことを忘れてはならないと思う

    3年もうつ伏せに寝たきりだったり
    身体中にガラスの破片が埋まっていたり
    顔が判別できないほどに火傷を負ったり
    家族を亡くし
    心にも体にも傷を負い生き抜いた被爆者のすご

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    2025年07月08日