黒河星子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ『花を見るように君を見る』という題名に惹かれて手に取ったことがきっかけで読み始めた。
詩に触れるのは義務教育以来、正直自分にとって馴染みのない分野で、好奇心半分、身構え半分。
しかし、一つひとつの詩に触れるたび、この一冊に出会えたことを心から嬉しく思った。
この詩集には、何気ない日常の一瞬や、これまでの人生の積み重ねにそっと光を当てて、温かな幸せを感じさせる力がある。
ページをめくる度に、昔言語化できずにいた感情や情景にぴたりとリンクする言葉と出会い、あの頃の私が心地よく癒されていくようだった。
詩に共感するたびに、家族や友人などの沢山の大切な人たちの顔が浮かび、これまでの恵まれた出会いに改めて感謝が湧いてくる。
そして、もし自分が誰かにとっての“君”になれているならば、あるいはこれからなれるならば、それはとても幸福なことだとこの詩集は教えてくれた。
今の自分を形作るすべてを優しくじっくりと肯定してくれる、そんな特別な1冊だ。
最後に、この詩集を端的に表現するなら、著者のナ・テジュさんが見ている世界の美しさを、そのまま言葉でお裾分けしてもらったような感覚に近い。
ナ・テジュさんの世界は、これ程までに豊かで色鮮やかなのかと胸が熱くなったし、この詩集は私にたくさんの気づきをくれた。
日常のふとした瞬間に、大切な人を大切に思えている自分に気づかせてくれたことに感謝したい。
家族や友人、恋人など、心から大切に思いたい人がいるすべての方に読んで欲しい。 -
Posted by ブクログ
この本を読んでいて、一番感じたのは、この著者と私は考え方が似ているということ。
だから、著者の言葉がスっと心に入ってくる。
慰められているような...
励まされているような...
現実を教えてくれているような...
そんな感覚に心地良さを覚え、手に取って購入した、運命的出会いの本だった。
この時の私は、人生に疲れていたところだったから。
似たような心を持つ著者の存在に安心感を覚えた。
今までに、私の大切な人から言ってもらったことがある“ことば”がある。
この本には、その“ことば”と同じことばがたくさんあった。
一つ一つの“ことば”を、丁寧に私の心の引き出しにしまっておきたいと思う。 -
Posted by ブクログ
・ガスライティング…精神的虐待の一種。わざと謝った情報を信じ込ませ、自分を責めさせること。
・あなたが頭のなかに描いた絵を、他人が完璧に把握するのは、ほとんど不可能だ。だから私たちは、他人の言葉を聞き流す方法も知らなくてはいけない。
・それまで自分に対してみずから下していた評価は、結局のところ、他人の基準や意見を反映した結果だったのだ、と。
・根拠のない自信は悪乗りになるが、事実を根拠にできるなら、少なくとも他人のせいで自尊心が傷つくようなことはなくなるはずだ。
・人生というマラソンを走りながら、他人のコースばかり眺めていると、自分が進むコースに満足できなくなる。
・相手が本音を口にするまでにこちらができるのは、共感と慰め、そして疲れた相手にひと言かけてあげることだけだ。「なにかあったんですか?」
・まず、自分が進む方向を知り、自分がいまどの段階にいるのかを確認すること。
・考えるだけでなく、具体的な計画を立ててそれを実行すること、フィードバックをくり返す必要があること
・人の脳は、肯定的な要素より否定的な要素に反応しやすく設計されている
・毎日、文章を書く習慣を付けたら、状況を客観的に眺められるようになり、それにつれて感情の起伏も小さくなっていった。
・人間は誰でも敏感であり、敏感なポイントは人によって違う。
・自分が本当になにを望んでいるかを考える力を育てよう。