井出元子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
私も秘書として10年ほど携わっている身ですが、言葉では表現しづらい秘書業務の「気遣い」にあたる部分が見事に見える化されていました。
特に、ボスから押印をもらうという、よくある業務の裏に隠された秘書の腕の見せ所を、フローチャートを用いて分かりやすく細分化されていたことに、(著者のレベルには到底及んではいないものの)同業者として「そうそう!」と読みながら頷いていました。
気づき~判断、行動に至るまで、頭の中では1秒にも満たない思考過程かと思いますが、よくぞここまで、と思うくらい、この本では順序立てて説明されています。
時々飲み会などで「秘書って何やってるの?スケジュール管理だけでしょ?」と悲しい質 -
Posted by ブクログ
1.気遣いができる人になりたかったから読みました
2.秘書は感謝と尊敬で繋がる仕事です。長年秘書として勤めてきた著者がどのような思いと態度で秘書という仕事に向き合ってきたのかが述べられています。中でも秘書力とは業務遂行、関係構築、自己成長の3つの力で構成されております。これらは何も特別なことではなく、少しの気づきや気遣いを加えるだけでレベルアップさせることができます。
本書ではその重要性や秘書としてのエピソードが書かれており、それを通した著者の学びも書かれています。
3.気遣いのプロと呼ばれるようになりたいと思いました。人を助けることに何の躊躇もしない私ですが、動けないであたふたすることが -
Posted by ブクログ
相手を観察し、相手の行動をなぞり、求めるものを考え、良いと思ったことを真似する
①常に相手の求めることを考え、先読みをして自分から動いておく。
相手を観察し、想像して、相手に心地よく過ごしてもらう。
行動ではなく状態がゴール。
(例:席を案内して振り返らず戻る→他に困っていることがないか観察しながら戻る)
上司の椅子に座ってみることで、傍からではなく、上司の視点に立ってみる。
②相手の言葉を観察することで気づく、気づくことで気が利く行動をとれる。
気づきが間違っていないか折を見て「~してよろしいでしょうか?」と確認する。
人の気づく行動をインプットして真似する
③「はい」「わかりました」 -
Posted by ブクログ
幅広い業務を行う秘書の仕事のさばき方、複数同時発生する案件でのミスのないコミュニケーション、漏れをなくす業務の設計のしかたなど、「秘書力」を分解。秘書業務を行なうかたわら、研修講師を務める著者ならではの、わかりやすく、「意味」と「理由」の理解を含めて身につくスキルが満載。
随分前に購入して、なぜ買おうと思ったのかすら忘れるほど寝かせていました。当時の私は秘書になりたかったのか?すでに社会人だったけど(笑)秘書というより、誰かの部下としてデキる人になりたかったのかな。忘れるミスを防ぐための仕組みを作るなど、一部仕事に生かせる部分はありましたが、全体的に今の職が特殊であり、社外との関わりがないから -
Posted by ブクログ
秘書ではないが、上司をサポートするに当たり参考になればと思い、読むことにした。
秘書という立場であれば、実業務にも取り入れられる内容が多く、とても参考になると思う。
部下の立場として取り入れるには些かサポーティブ過ぎる部分が多いが、心構えや上司とのコミュニケーションにおいて気をつけるべき点などは参考になった。
取り入れたいと思った点
・デュアルタイムを日頃から意識する
・アクションではなく、目指す状態をゴールにする
・定期的に自分を客観視する
・良いところ、学んだことを日頃からメモする
・来客又は会議中の上司への取次
→メモに用件と選択肢A,Bを書き指差しで選んでもらう
改めて学びたいと思