朝田小夏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ即断即決の主人公だから、行動が早い早い。
姉を探しに後宮に潜り込むのも、危険と分かっていながら信じてもらうために人質を助けにいくし、婚約者に去れと言われて本当にすぐ去ろうとし、彼の本意が分かったら、すぐさま彼の元へと駆けていく。
何たる行動力か。
いい意味で素直なのだろう。
故に苦労する場面もあったが……(特に姉に対しては複雑だっただろう。彼女は生死が二転三転したキャラだったし)
一方ヒーローは、戦う時はかっこいいが、自身が抱えている問題もあって、許婚への対応が煮え切らない感じ。
はっきり言ってしまえば、こと恋に関してはヘタレである。
彼への説得は、体を張った分、主人公の方が余程男前だった。
抱えているものが抱えているものなので、仕方がない部分もあるが、君はこれからはもう少し自分のために生きてもいいんだよと言ってあげたくなった。
その点は、彼女が導いてくれることだろう。
まさかのキョンシー大発生な後宮もの。
思いのほか数が多くてびっくりした。
ボス戦での主役二人の息の合ったコンビネーションは見もの。
一方、ラスボス戦は意外にあっけなかったので(バトルがなかった)これは生存フラグ立ってないかと心配になった。
ラスボスを倒しても、後宮内が腐り切っているのに変わりはないので、立て直しだけでも大変そうだ。
これは、ヒーロー、休んでいる時間ない気がする。
主人公が後宮に入ってからの仲間から離反者、というか実はキョンシーだったんだ的な人が出てくるのではと心配もしていたが、その点は杞憂に終わってよかったと思う。
特に某キャラに関しては、絶対裏切るだろうと思っていたが、最後までただただいい子だったので、読み切って思い切り謝ることに。
ごめんよ、きみ本当にいい子だった(誰かは伏せる)
無事に帰れるように祈っております。 -
ネタバレ 購入済み
事件は物騒、思考は少女小説
少女小説のような表紙に似合わず、起きる事件は毎回流血や人死ありの物騒なもの。政治も絡まったハードな陰謀のようだけど、ヒロイン彩蓮の行動が全てその場の感情任せな上に、なぜか他の関係者までもがそれに引きずられるように感情で動き出すので、結末は兄弟の愛憎劇。以前、今上は賢君で前王は隣国寄りなのが問題って書いてたのに、いつの間にか前王は善政を行って慕われてたとか今上が悪い風になってるのが気の毒。ヒロイン視点で善悪も動いちゃう感じがエモーショナルってことで、合う人にはいいと思います。