浜田宏のレビュー一覧

  • その問題、やっぱり数理モデルが解決します

    Posted by ブクログ

    1章 シックリこない数式の読み方とは
     省略
    2章 確率密度関数ってなに
     正規分布の確率密度関数の読み方を説明。
    3章 確率と積分の関係
     確率密度関数を正規化(全てを積分すると1になるようにすること)
    4章 モデルってなに
     アパレルメーカーの販売を通じて需要・供給モデルを構築する。
    5章 競争で損をしない戦略とは
     市場に複数の企業がある場合のモデルについて説明がある。ここでは企業の利得は自社の生産量とライバル社の生産量で決まるとする。 製品にかかるコストは同じと仮定してある。
    それぞれの企業が最適な戦略をそれぞれがとった場合、両者は「ナッシュ均衡」に陥る。このときの両者の利得は独占時の

    0
    2021年01月29日
  • その問題、数理モデルが解決します

    Posted by ブクログ

    面白いと思います。
    あとがきにもあるように自分でペンと紙を用意してじっくり計算してみたいところです。
    私は残念ながら時間の関係で読んだだけですがそれが残念に思える位です。
    数式の解説や式の分解、途中の解説なども非常に細かく入っていてまったくの数学初学者でもじっくりやればわかりそうな気がします。
    またややこしい数式を飛ばしても話自体が面白く参考になります。
    また各章の最後に参考文献が載っていますがこれにそれぞれ簡単なコメントがついており次の勉強する参考にもなります。

    0
    2019年03月31日
  • その問題、数理モデルが解決します

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    書評にあったように、確かに読みながら紙と鉛筆が欲しくなりますが、数理モデルを具体的に判り易く解説している良書だと思います。トピックごとにつけられた参考文献もとても参考になります。統計的検定の話や馴染みのモデルもありましたが、行動経済学的な視点やゲームの理論などもう少し踏み込んで勉強してみたくなるテーマがいくつもあってとても良かった。特にプロスペクト理論は是非ともカーネマンの原文に当たりたいと思ました。

    0
    2019年03月30日
  • その問題、数理モデルが解決します

    Posted by ブクログ

    「社会的な問題に数学を適用して解決する」手法が斬新に感じられた。

    1章 隠された事実を知る方法
     アンケートのとり方の工夫
    2章 卒業までに彼氏ができる確率
     つまりたくさん会えばできる確率は高くなる
    3章 内定をもらう方法
     これも同じくたくさんトライすることが大事
    4章 先延ばしにしない
     なるほどという内容であった
    5章 理想の部屋を探す方法
     応用の利きそうな手法かな
    6章 アルバイトの配属方法
     マッチング問題
    7章 売上上げをのばす方法
     A/Bテストのこと
    8章 その差は偶然ではないといえるのか?
     統計検定のはなし
    9章 ネットレビューは信頼できるか
     なんか集合知の話に似て

    0
    2019年03月17日
  • その問題、数理モデルが解決します

    Posted by ブクログ

    人の行動や社会の構造を数理モデルで表現・説明する方法の教科書的参考書

    「自分は文系だから数学は必要ない」と思っている人に向けて書かれたというとおり、途中の数式を流しても、その現象や抽象化の仕方についての感動を少しでも味わうことができる。
    この手の知識は大学に行かないと全くわからないかと思っていたが、その一片だけでも知れて楽しかった。

    0
    2025年06月06日
  • その問題、数理モデルが解決します

    Posted by ブクログ

    これは良書です。特にデータサイエンス系で仕事をする・したい人は必読だと思います。
    扱うテーマがとにかくユニーク。身近にある面白い話題が、なぜそういう傾向になるのかを数学的に証明できる、というのが逐一面白かった。しかも、主人公が「ちょっと何言ってるかわからない」と毎度ツッコむのですが、そのタイミングが絶妙で、思わずうなずきながら読んでました。

    ただ、しっかり(でも分かりやすく)証明をするので計算式が沢山出てきます。それを一緒に手を動かすと理解も進み、面白さも増すと思いますが、流し読みしても数理モデルの面白さを体感できる本でした。

    0
    2019年09月07日
  • その問題、数理モデルが解決します

    Posted by ブクログ

    理系ですが、式の持つ意味や仮定の理由をわかりやすく説明していて読みやすかったです。

    無味乾燥な定義→定理→証明→練習問題を読み続けるより、花京院と青葉のなんとはない会話を読んで息継ぎながらだと、読み続け易いように感じました。

    割かし式はがっつり書いてありますが、時間的には一般書を読むくらいの時間で読み切ることが出来ました。

    0
    2019年06月30日
  • その問題、数理モデルが解決します

    Posted by ブクログ

    社会の現象を数理モデルで解析する。数学が苦手な青葉さんと、数学な得意な花京院くんの二人が、青葉さんの持ってきた問題を数理モデルで解決する話で、色々なモデルや統計の話題を解説している。途中で証明問題などが分からなくなったりしたけど、社会の問題を数理モデルで解くことが面白そうと思えた。青葉の「ちょっと、何言っているか分からない!」というセリフを実感しました(苦笑)。

    0
    2019年03月20日
  • その問題、数理モデルが解決します

    Posted by ブクログ

    12個のケースを数理モデルで仮説を導き出した本です。数理を使って物事を抽象化していくやり方に非常に関心しました。こういうアプローチがある/できるのは知りませんでした。

    0
    2025年04月06日