平山三郎のレビュー一覧

  • 内田百閒随筆集

    Posted by ブクログ

    この著者の作品を初めて読んだが、すっかり魅了された。
    ユーモアに溢れている
    愛すべき人間味(非常に繊細で偏屈で扱いにくそうだけど情が深い。偉そうな感じや自慢げなところがない)
    大正、昭和前期などの社会や生活の様子が窺い知れる
    言葉遣い、漢字遣い、文章表現が惚れ惚れするほどかっこいい
    というわけで、ぜひ内田百閒の他の本も読みたい。

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    2025年08月31日
  • 実歴阿房列車先生

    Posted by ブクログ

    阿房列車3冊を読んで、百閒ワールドに興味を持ったなら、この本は必読。
    阿房列車をごはんに例えるなら、この本は味噌汁。
    阿房列車をパンに例えるなら、この本は牛乳です。

    憧れの内田百閒に初めて会う直前のドキドキとか、なるほど後世に残った師弟関係はこうして始まったのか、と。
    大学を卒業させてくれた話や、国語辞典や漢字辞典をプレゼントしてくれた話も、印象に残りました。
    読んでみてよかった!

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    2021年06月02日
  • 内田百閒随筆集

    Posted by ブクログ

    自身が関わりを持った
    人(や猫)に対して
    非常に細やかな情を持たれる方
    そしてそれを指摘されると
    天邪鬼になってしまうタイプかな?
    でもそこがなんだか愛嬌になるのが
    百閒先生かなと思う

    とても良い随筆集!

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    2024年10月26日
  • 実歴阿房列車先生

    Posted by ブクログ

    じ〜んときてしまった(;−;)

    『阿房列車』シリーズに
    「ヒマラヤ山系君」として登場する平山三郎氏の回顧録。
    もともと国鉄職員で、百閒先生のファン。
    広報誌に寄稿してもらうため
    先生のもとを訪れてからのつきあい。
    百閒先生ったら、本当にテツだったのね。
    鉄道は大好きだから喜んで書きましょう!
    と、平山氏が拍子抜けするくらい
    快諾してくれたそう(笑)

    それからの二人の「阿房列車」行の裏側
    (先生はあんな風に書いてるけど実は…みたいなこととか)
    編集者としての先生とのつきあい
    (師匠・漱石に似て、
    漢字かなづかいの校正にウルサイとか)
    晩年の先生との想い出…。

    旧かなづかいの文章が多くて、正

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    2024年02月28日