シド・フィールドのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ドラマの構成とは、関連のある事件・出来事・エピソードを解決に向かうように並べること
プロットポイント1とは、ストーリーの本当の始まりである
まずは、アイデアをもとに、テーマ、アクション、主人公を考える。それから、ストーリーをつなぐ4つのポイント(結末・発端・プロットポイント1・プロットポイント2)を決め、パラダイムを作る
4ページのあらすじを作る
オープニングシーンの再現
残りの第1幕で起こることの要約
プロットポイント1(第1幕の終わり)の再現
第2幕で主人公が直面する障害(物理的・精神的)を4つリストアップする
4つの障害を中心に、第2幕で起こるアクションを要約。各障害は2,3行で書 -
Posted by ブクログ
ネタバレ映画好きならたまらないんじゃないだろうか。
あまり映画を見ないけれど、著者の映画への愛情と脚本を書き続けた経験から述べられるいくつかのことを興味深く読むことが出来た。
映画は尺が決まっているから、エンディングに向けて物語を進めて行かねばならないこと。小説や戯曲とは異なること。
今後映画見るときには構成まで気にしつつ見よう、と思わせる。
チャイナタウン、テルマ&ルイーズ、アメリカンビューティを見たくなった。
映画好きならばオススメ。
再読のテスト
映画好きならたまらないんじゃないだろうか。
あまり映画を見ないけれど、著者の映画への愛情と脚本を書き続けた経験から述べられるいくつ -
Posted by ブクログ
2009
脚本術についての書かれていて、そんな体裁はとってないが、所謂「ハウツー本」と言える。参考になる部分は多く、普段映画を観ているときに、たしかにそのシークエンスが重要なのだが、なぜ重要かと問われると困ることが多々あるが、それを「プロットポイント」と名付けられると、ああそうか、と頷いてしまう。映画のパラダイム(構造)についての記述が最も勉強になった。あとは実際の映画(たとえば『チャイナタウン』)を元に分析される。著者がアリストテレスだのニュートンだのジョイスだの、偉い人たちの偉そうな台詞をいちいち引用してインテリぶっているのが若干気に食わない。