大塚已愛のレビュー一覧

  • ネガレアリテの悪魔 黎明の夜想曲

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    シリーズ第2弾

    絵画の贋作から始まる怪異の話に楽器が仲間入り。
    怒れる名器と成りはてたが、画策したモノがいた。
    新しいキャラの登場です。
    消えたブラウンに代わって、アガッツイとアレクセイが!
    そしてエディスに結婚を申し込んだヘイズですね。

    話の背景がどんどん広がって、アダムの子孫とカインの末裔と
    吸血鬼ですよ。鬼憑き十兵衛と背景が重なってる?
    悪そうな奴らが出て来て、お約束でお姫様が攫われる!
    怒涛の展開が待っているのだけれど、この著者の世界観が
    すご過ぎます。
    これ、もしかしたら続くのかなぁ?

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    2023年01月01日
  • ネガレアリテの悪魔 贋者たちの輪舞曲

    Posted by ブクログ

    二度目ましての作家さん。
    舞台は19世紀末。ヴィクトリア朝時代のロンドン。
    シャーロック・ホームズや黒執事などの作品の舞台。
    ネガレアリテとは、贋作の絵が己を恥じ、陰画(ネガ)が可視化され
    世界が反転して現実(レアリテ)になる世界。
    ネガに対して、元の光の世界がポジ。なるほど。
    ネガの世界に異形が現れ、サミュエルとエディスが戦う?

    中野 京子さんの怖い絵シリーズを読んでて良かったぁ
    絵画がたくさん出て来ます。
    そして、読み終わるとサブタイトルに納得できます。
    その秘密が明かされるのを期待して続きを読みます。

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    2023年01月01日
  • 鬼憑き十兵衛(新潮文庫)

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    ファンタジーノベル大賞出ということで楽しみにして手に取った。
    鬼滅っぽいなーと途中から思い始め。
    これは続編があるのかな?
    私が読んだのは単行本だけど、文庫になってるのね。

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    2022年11月26日
  • ネガレアリテの悪魔 贋者たちの輪舞曲

    Posted by ブクログ

    先日『鬼憑き十兵衛』をいたく気に入ったので、同じく大塚本。やはり登場人物が美しいというのはいいことだとは思うのだが、こちらはラブロマンス、しかも”見える”美少女X人外、、ただし人外のジャンルがオートマタなので、微妙に好みではない(超個人的理由でイマイチ)。設定はとても面白いので最後までそれなりに読んだが、いい設定なだけにもったいないと思うところも多かった。絵画好きが読むと好き嫌いバックリ別れると思われる。

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    2019年06月03日