鬼憑き十兵衛(新潮文庫)

鬼憑き十兵衛(新潮文庫)

781円 (税込)

3pt

3.9

寛永十二年、熊本藩主・細川忠利の剣術指南役を務める松山主水大吉が暗殺された。主水の隠し子・十兵衛は父を襲った十五人の刺客を続けざまに斬り裂く。二階堂平法秘伝の技〈心の一方〉によって。僧形の鬼・大悲を連れ、父の暗殺を企てた者への復讐を誓う十兵衛。だが、金色の髪に深い海のような瞳をもつ少女と出会い……。時代伝奇小説の新たな傑作! 日本ファンタジーノベル大賞2018受賞作。(解説・前島賢)

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鬼憑き十兵衛(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    父を殺された少年、美形の僧で実は鬼、金髪・ブルーの瞳・美少女。この三人組が島原目指して山の中、海の上のお話し。 時代の背景や歴史上の登場人物を基礎知識として知った上でならいっそう楽しめたのかも。 ややおすすめです。

    0
    2023年01月22日

    Posted by ブクログ

    初めましての作家さん。
    読み友さんが勧めていたので読みました。
    仇討ちものと、簡単に括る事のできない歴史伝奇もの。

    主人公の十兵衛は、父を暗殺した刺客を抹殺しながら、
    山中に入ったところ、超絶美形の鬼が憑くことになり、
    更に、金髪碧眼の美少女を助けることになり、
    更に美少女を狙っているのが、アレだ

    0
    2022年10月08日

    Posted by ブクログ

    どうにもならない気持ちを表現してて良かった。


    久しぶりに、表紙とあらすじで買ったけど
    当たりだった。

    なんとなく九州の地理関係が分かってたから余計に面白かったかも。戦国時代とファンタジー。

    0
    2022年03月01日

    Posted by ブクログ

    タイトルやあらすじを見て、ラノベみたいだな…と思ったが、帯で恩田陸や森見登美彦が絶賛ということで読んでみた。ら、予想以上に面白かった。天草一揆の史実から日本の神話やら鬼やら人魚やらまさしく「てんこもり」だったけれども、話がまとまったうえに緊張感あるシーンの描写もすごくて引き込まれた。
    あとは現実離れ

    0
    2022年01月30日

    Posted by ブクログ

    ★4.5
    オススメ!あっという間に読み終えた。今までに読んだことのあるお話とは少し設定を異にする時代劇ファンタジーだった。主役は十兵衛ではなくて、十兵衛に憑いていた鬼の方だよな。

    0
    2022年01月29日

    Posted by ブクログ

    なんか鬼滅っぽいし、ダンまちっぽくもない?
    作品としては面白かったです
    この先の展開も期待できそうなストーリー

    0
    2023年10月08日

    Posted by ブクログ

    ファンタジーノベル大賞出ということで楽しみにして手に取った。
    鬼滅っぽいなーと途中から思い始め。
    これは続編があるのかな?
    私が読んだのは単行本だけど、文庫になってるのね。

    0
    2022年11月26日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    文庫化待っていました。
    ようやく読めました。
    待った甲斐があった面白さ!

    師匠兼父親を殺された少年と、彼に憑いた鬼、そして声を失った金髪の美少女という変わった組み合わせ。
    これだけ見るとラノベのボーイミーツガール系だが、でも読むとしっかり歴史もの。
    そもそも史実から始まった物語なので(史実だったこ

    0
    2022年02月05日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    紅絹〜〜!ちょっと泣けました。
    文庫本p294の「黒っぽくうねりを帯びた冬の海は、南国の割に寒々しくって、」という文の響きが好きでした。寒々しくて、でなく寒々しくって、のところ。
    宗教を名指しで批判するところはやり過ぎではと心配になったけど、しょうがないといえばしょうがない。天皇が地方を平定するのは

    0
    2022年01月18日

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