尾崎ムギ子のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
雨宮まみさんが大好きで、いつか彼女が愛してやまなかった女子プロレスを観たい……と思い幾星霜、日々にかまけて観そびれていた私でしたが先日ついにSTARDOMを初観戦。
個性あふれるたくさんのレスラーたちに大興奮、特に中野たむさんのめっちゃ可愛いベビーフェイスなのに様子がおかしいところに魅了されました。
とにかく女子プロレスに関する本が読みたい!読ませろ〜!と思って手に取ったのがこの本です。
たむさんのインタビューはもちろん、
今もSTARDOMを支える主力選手、そしてSTARDOMを去ったけれどその歴史に大きな爪痕を残したレスラーの剥き出しの言葉がいっぱい。
著者さんのプロレスという大きなかたま -
Posted by ブクログ
本書でもたびたび言及されている「1985年のクラッシュ・ギャルズ」は確かに名著でした。長与千種、ライオネス飛鳥の二人に加えてファンからライターになった伊藤雅奈子という三人目の主人公を設定したのは大発明でした。女子でプロレスをやる人、女子でプロレスを見る人、女子と女子プロレスを取り巻く社会、そのそれぞれの戦いこそが女子プロレスなのである、ということを描いていたように思います。その第三者パートが異常に肥大したのが本書であると感じました。柳澤健の「1985年…」にインスパイアされまくった、めんどくさいライターとめんどくさい編集者が前景に出まくっていて、ものすごくめんどくさいやり取りが繰り広げられてい
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