矢部孝のレビュー一覧

  • マグネシウム文明論

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    ほんとだったらかなり面白い。一応の筋は通っている。実現が楽しみである。一部はすでに実用化に向けて動いているらしいので、そのうちニュースになるかも。

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    2010年05月01日
  • マグネシウム文明論

    Posted by ブクログ

    たまたまとうふ屋さんで読む。

    1.太陽熱を利用した淡水化装置で海水から塩化マグネシウムを採取
    2.加熱して酸化マグネシウムに
    3.太陽光励起レーザーでマグネシウム金属に精錬
    4.「マグネシウム空気電池」で電気に変換
    5.電気自動車の電源として使用
    6.使用後の酸化マグネシウムは、リサイクルして3.に

    ○資源量の優位性
    ○コストの問題
    ○金属空気電池の実現可能性 cf.亜鉛空気電池

    ・レーザー:時間的・空間的集中

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    2010年02月27日
  • マグネシウム文明論

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    マグネシウムを石油や石炭に代わるエネルギーにしてしまおうという研究の話です。
    書いている内容を鵜呑みにする限り、素晴らしいことだとは思います。
    が、それに必要な技術はまだまだですね。
    ちょっと検索した限り、2011年以降必要技術の一番下にある淡水化装置の話題が出てきてない感じなので、いろいろ頓挫しちゃったのかなという感じです。
    考えや理想は面白いので、なんとか実現して、エネルギー関連の価格引き下げに貢献して欲しいところです。

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    2015年09月04日
  • マグネシウム文明論

    Posted by ブクログ

    マグネシウム文明論。しかしてその実態は。太陽熱利用の本、だったりもしました。
    マグネシウムそのものの話よりも、酸化マグネシウムを触媒なしに還元するための超高熱を、太陽光励起レーザー(なので、熱利用、という表現じゃないほうがいいのかもしれませんが)で得る、というお話の比重が高い。レーザーの建設コストが高く、一旦出来ればランニングコストは低い。すなわちレーザーを持っているものが覇権を握るかも、ということで、これまでのエネルギー覇権とはまた違ったパワーバランスが生まれるのか、違った故に葬られていくのか。
    技術開発そのものよりも、「掘ったら出てきたもの」と「自ら(水から、も)作るもの」のパラダイムシフ

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    2013年03月26日
  • マグネシウム文明論

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    少し未来の技術としてのマグネシウムの利用とその生成方法。これが実現したら、もっと良い未来が開けて行きそう。気長に期待してます。

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    2011年05月10日
  • マグネシウム文明論

    Posted by ブクログ

    ハチャメチャな本やなっつ思った。いい意味で。技術ってこんな事。
    研究でマグネシウムを扱っていたため購入。
    マグネシウムって資源になるんだぜ!って言えるようになります。
    個人的にもっと世に拡がって欲しい技術。

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    2011年02月24日
  • マグネシウム文明論

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    プラズマなどのシミュレーション屋さんにはお馴染みCIP法の矢部教授です。

    マグネシウムを燃料/空気電池に使おう。
    効率いいし海にいっぱいあるし。
     ↓
    でも高い
     ↓
    太陽光を使ったレーザー精錬法なら安く出来る
     ↓
    みんなうれしい



    --
    日本の国土の6%に太陽電池を敷き詰めれば国内の需要をまかなえる(全部晴天と仮定)
    レーザーは時間的、空間的に集中
    レーザー精錬法
    水素分子は危険、金属の内部まで入り込む
    空気電池
    12億人が水不足地域に暮らしている
    日本の水ビジネスがうまくいっているという報道???
    コスト勝負、日本はオーバースペック

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    2011年02月06日
  • マグネシウム文明論

    Posted by ブクログ

    科学本の中ではダントツに読みやすくわかりやすい。
    さっと読めました。
    それはこの本が単なる研究本ではなく、かなり実用化(事業化)のために一般の人に散々プレゼンしてきたことが生きてきたのではないかと推測される。
    この本に書かれている石化燃料に代わりにマグネシウムを使うという話し。本を読む限りはかなり信憑性は高い感じはする。そして、それが実現できれば将来のエネルギー問題は解決できるのだろうとは思える。
    だが、実験段階のものも多く、そのままは鵜呑みにはできない。
    だけど、話半分と考えても未来は明るい。

    ■この本を知ったきっかけ
     小飼弾『新書がベスト』で紹介されていた。
    ■読もうと思ったわけ
     岡

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    2010年10月27日