小野塚征志のレビュー一覧
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DX、デジタルトランスフォーメーションが旬のワードになっていて
それに関する書籍は多数ありますが、
本書は他の書籍に比して、とても多くの事例が紹介されています。
「デジタル化=DXではない」とはよく聞くものの、
「ではどういうものがDXなの?」という疑問に
実例をもって答えてくれるものです。
たくさんの事例の中には、国内のみならず海外の事例もあります。
また、テレビやネットで紹介されているようなサービスもあり、
「これってDXの結果、生まれたものなんだ!」と思うと
DXがちょっと身近に感じられるかもしれません。
最後に「DXの実現方法」という章があり、
DXをどのように進めればよいか、ま -
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ネタバレ
DX本。事例が豊富に掲載されていてよき。
加えて重要なポイント、コンセプトがわかりやすく整理されているのもよい。DXの基本思想がなかなか秀逸。
メモ
・DXの本質的な目的は変革による競争優位性の確立。デジタル化はその手段
・デジタイゼーション ペーパーレス化、RPA、オンラインツール活用
・デジタライゼーション シェアリング、デジタル広告、データ活用
・コーポレートトランスフォーメーション サービス化、仲介マーケットプレイス化
・多様化した提供手段、方法を支えるビジネス。
取引の場の創造、取引非効率の解消
需給拡大、取引付随収益機会の拡張性
・場を創造した事業例 動画画像共有 -
Posted by ブクログ
新型コロナウィルスによってビジネス環境は激変し企業のIT活用は一気に進んだ。そこから更に一歩踏み込んで、旧態依然としたLegacy Business ModelからModern Business Modelへのシフトチェンジを果たした80の事例を解説しているのが本書だ。著者は欧州系戦コン出身だけあって、世界中の先端事例をピックアップし図示しながらビジネスモデルとマネタイズポイントを分かり易く解説している。DXの本質を「場を創造」「非効率を解消」「需給を拡大」「収益機会を拡張」という4メッシュで綺麗に整理されており、事例がほぼ「明日のGAFA」みたいな話なので再現は難しそうだが、新規事業開発に携
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Posted by ブクログ
<目次>
はじめに
序章ロジスティックスにおける革新の変遷
第1章省人化による革新
第2章標準化による革新
第3章物流の装置化産業化
第4章物流会社の勝ち残りの方向性
第5章物流ビジネスでの新たな事業機会
第6章未来のロジスティックス
あとがき
P85 デジタルフォワーダーの躍進
アメリカの、フレックスポート(FLEX PORT)
P87 DHLの統合管理システム
P105 3PL
3RD PARTY LOGISTICSに委託する
P111 RFID vs 画像認識システム
大日本印刷、2020年、10円/マイ、2025年、1円/マイ。
2025年、コンビニ商品にタグつける -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者の小野塚征志氏は、ローランドベルガー出身のコンサルタント。
感想。
他社事例が豊富。
備忘録。
・非効率を解消する方向でDXビジネスを展開する場合、コストダウン効果、利用しやすいか、レガシーと両立出来るか、などがポイント。
・特定のペインポイントを起点に新しいビジネスを考える方法がある。この方法は考えやすい分、レッドオーシャンのビジネスに突入しやすい。
・Wiseというイギリスの会社の、実際には送金しない海外送金サービス、というのはすごいと思った。
・GVA TECHという日本の会社のAIによる契約書の確認や修正案作成サービスは、確かに助かる。
こんな感じで、事例がものすごく