和久井清水のレビュー一覧

  • 不知森(しらずもり)の殺人~浅見光彦シリーズ番外~

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    ネタバレ

    浅見光彦のご先祖様も名探偵だった!? 浅見光彦シリーズ番外、浅見元彦が再び活躍、謎を解き明かします!
    下宿先のおスミから、行方不明になっている友人・絃葉を探して欲しいと頼まれた浅見元彦。張り切る内田紫堂と共に、千葉に向かった。絃葉の家は大きな構えの店で、主人夫婦は二人をもてなしてくれるが、肝心の娘の失踪についてはさほど熱心ではない。偶然出会った年配の男が、絃葉のお供をしていた下働きで、話を聞いてみるといなくなった日も一緒にいたのだと言う――。

    おまえが犯人だったのか・・・分からなかったわ。

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    2025年11月06日
  • 孤道 完結編 金色の眠り

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    ネタバレ

    被害者の祖父が残したノートを託された光彦、読み進めていくうちにノートの内容に魅了されていく。そんな中、新たな殺人事件が。そして核心に迫ったとき肝心のノートが数冊盗まれていることに気づく。過去と現代が交錯してゆくなか、光彦の推理がさえわたる。「孤道」完結編募集プロジェクトに、100編を超える応募があったなか選ばれた作品。ただ、登場人物が多く、この人誰と思い読み返したところが数か所あった。内田先生が書かれた「孤道」から違和感なく読めたのには、単純に凄いと思いました。

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    2024年12月27日
  • 不知森(しらずもり)の殺人~浅見光彦シリーズ番外~

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    シリーズ2冊目。
    浅見元彦&内田紫堂のコンビ、今度はスミちゃんの依頼で彼女の友人を探しに。
    今回は、紫堂がずいぶんとひどい目にあって、、、
    あんなにいい人があんなことにあったりもするし。
    事件の謎もやりきれない。
    でも、善兵衛さんのような人の存在には救われる。
    そして、紫堂はこりないねw
    あのたくましさには救われる。
    さすが、軽井沢のセンセのw

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    2025年06月20日
  • 平家谷殺人事件~浅見光彦シリーズ番外~

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    浅見光彦シリーズの番外編を、他の作家さんが書いた1作目。
    まず、登場人物の名前の付け方の遊び心が好き。
    御本家からいい感じに引っ張ってきている。
    しかも、兄貴のあれもやっぱり、あるしw
    事件は、まさにこの時代の地方で起きるべくして起きたという感じの、横溝みたいな雰囲気。
    怪しげな老婆がでてくるしw
    なんともやりきれない幕切れで、それでいいのか、という思いはあるけれど、とりあえずは手元にある2作目にいく。

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    2025年06月17日
  • 孤道 完結編 金色の眠り

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    「孤道」自体が、これまでの浅見ものとちょっと変わった印象を受けたが、その流れをちゃんと引き継いで、1本の作品として無理なく完成していると感じた。うまく前半の謎をまとめている。阿武山古墳の話とか、結構史実に基づいてるのがすごい

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    2023年12月10日
  • 孤道 完結編 金色の眠り

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    「孤道」の別作者による続編であり完結編
    別な人でしたがそれほどの違和感なく浅見光彦は
    活躍していました
    違和感がゼロではないのですが・・・
    内田康夫よりは書き方が雑な感じはありましたが
    でもあの未完作品の続きをしっかり作ってくれたと思います
    そしてうまくまとめた感じはあります
    過去の古墳騒動を日記から知る浅見が
    現在の事件を解決に導く感じはいつもの浅見光彦でした

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    2021年11月03日
  • 孤道 完結編 金色の眠り

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    内田康夫の遺作「孤道」完結プロジェクトにて、完結された浅見光彦シリーズ。これが、浅見光彦最後の作品となるのか・・
    内容は、前篇を踏まえた上での内容となるが、十分に読み応えがあり、最後の結末は意外な方向へと導かれます。
    浅見光彦シリーズラストという事で、他の作品同様、映像化されることを期待しています。

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    2019年08月04日
  • 孤道 完結編 金色の眠り

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    ネタバレ

     真犯人はともかく、香炉や鎌足の遺体など古墳関連の落とし所が弱かったような気はするが、本作は別に歴史ミステリーや伝奇の類ではないから、こういうものなんだろう。
     内田康夫氏は存命時点で自身の手による完結を断念し、新人公募企画に転じてでも話を終わらせる手段を取り、その結果として本作が生まれたが、そこに物語をすることへの責任感が感じられた。あれだけの大ベテランが自作を他人の手に委ねる決断をするのは相当難しいことだったのではないかと思う。
     全く関係ないが、作者急逝で第2章から先が永遠に読めなくなったミステリー小説『殺人者の舞踏会(魔界百物語4)』(吉村達也)に未だに心を囚われている自分としては、作

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    2025年11月15日
  • 孤道 完結編 金色の眠り

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    完結編

    内田康夫の前作を引き継ぎ、
    矛盾なく、テイストもそのままで納得の続編。


    金の香炉のありかのエピソードはほっこり

    満足の後編でした

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    2025年09月27日
  • 孤道 完結編 金色の眠り

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    内容よりもこんな企画をするのか、続編を公募するなんてさすがは講談社と驚きました。こうなると内田さんはどういう結末を考えていたのか気になりました。本当に書きながら考えていて、決まってなかったのでしょうか?

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    2025年07月19日
  • 不知森(しらずもり)の殺人~浅見光彦シリーズ番外~

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    ネタバレ

    浅見光彦のご先祖様が謎解きに大活躍!の帯
    浅見元彦は警保局長浅見陽山の弟にして探偵
    同じような人間関係が書かれていて帯を信用
    してしまうけど、浅見光彦は兄の浅見陽一郎
    と同じ先祖、このシリーズでいえば陽山こそ
    曽祖父だからね

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    2025年07月04日
  • 平家谷殺人事件~浅見光彦シリーズ番外~

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    ネタバレ

    浅見元彦(浅見光彦の先祖)が探偵として文士を目指す内田紫堂(内田康夫の先祖)と七人ミサキの謎に挑む
    平家直系の子孫という誇りを明治の時代に振りかざし、狭いコミュニティの中で時代遅れの価値観から事件が起こる

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    2025年06月29日
  • 孤道 完結編 金色の眠り

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    内田康夫の浅見光彦シリーズでラストを飾る…とかはさておき、結構しっかり鎌足&阿武山古墳してて、執筆した和久井氏は調べて考えてるな~と思う
    金の香炉は書紀や藤氏家伝が書かれた当時に目に見えるかたちで存在してて、藤原氏と天皇の関係がつよいことを主張するため記述もされた可能性があるかもしれない(仲麻呂の乱あたりでウヤムヤに紛失し、その後の歴史には出てこないとか…?)そうなら副葬はされないことになるので、鎌足の墓の証拠とはならないだろう

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    2023年05月26日