朝比奈美知子のレビュー一覧

  • 海底二万里 (上)

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    引き込まれる始まり方だった。フィクション、、?ってなるくらい具体的でリアルな描写。ここが人気の秘訣なのかもな。海外の小説だから固有名詞とか結構覚えられないし、専門用語が多いんだけどそれでも楽しく読めた。フィクションならではの面白さが前面に出ている気がする。海底の底はこうなっているのかもしれないと、想像力が乏しい人でも思い浮かべて楽しむことができる。まだ下巻を読んでいないのでどこに着地するのか楽しみ。

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    2025年10月29日
  • 海底二万里 (下)

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    ノーチラス号の旅は続く。アトランティス大陸、南極での氷塊の封じ込め。巨大タコとの格闘、軍艦の攻撃。次々に起こる事件に、残ページが少なくなるにつれ結末がやたらと気になってくる。ネモ船長は善人なのか。乗組員たちは従順に船長に従っているが本人たちにとって幸せなのか。運命を船長と共にするほど、自分を捨てることを厭わなかったのか。いずれにせよ読者のイメージを掻き立てる名作であることに間違いはない。2023.2.8

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    2023年02月08日
  • 海底二万里 (下)

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    100年以上前に書かれたとは思えないほどの、緻密な描写とスリルあるストーリーで、とても楽しめた。
    ノーチラス号とモネ船長がどうなってしまったのか、とても気になる結末だ。

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    2016年03月01日
  • 海底二万里 (下)

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    終わり方が謎を残したままだったので、ちょっとモヤモヤした。
    『神秘の島』が続編の位置づけらしいので、読んでみたい。

    狩りをするときの捕獲量が半端ないことが多くて、何度かハハアと怖じ気づいたりした。

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    2012年09月07日
  • 海底二万里 (上)

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    次から次へと出てくる魚や貝などの名前とそれに対する描写は、すごいと思う。
    ただ、名前を見ても残念ながらピンと来ないので、その部分だけはあまり楽しめなかった。

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    2012年09月07日
  • 海底二万里 (上)

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    子どもの頃家にあった童話。兄が買ってもらって読んでいない。二万里は深海の縦、すなわち深さと思っていた。今読み始めて、そんなわけない横、航続距離のことだと気づいた。ヴェルヌの作品では「八十日間世界一周」が記憶にある。だいぶ趣きが違って、生物、鉱物が詳しくて百科事典にようだ。2023.1.18

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    2023年01月18日
  • 海底二万里 (上)

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    海の中の植物や生物たちについての描写は、自分に知識がなくあまり理解できなかった。また地名なども分からなかったため、あまりに深く考えずに読み進めた。

    ネモ船長がなぜ陸地から隔絶された世界を作ったのか気になる。

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    2020年08月22日
  • 海底二万里 (下)

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    挿絵が物語の雰囲気にぴったりでとても良い。ずっと海の中なので続きがあまり気にならず読み終わるのに時間がかかってしまった。南極で氷に閉じ込められ新鮮な空気がなくなっていくシーンは本当に息苦しく、海上に出られた時は教授たちと一緒に思わず深呼吸をした。あやうく窒息するところだった!なんて酸素は美味しいんだろう!これでもかというくらい深海の生き物たちの描写は細かいのに、最後の場面はあっさりしていて物足りなかった。憎しみや哀しみに囚われ狂っていくネモ船長がもうちょっと読みたかったな。解説が興味深かった。

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    2017年01月25日
  • 海底二万里 (下)

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    1840年代にエドガー・アラン・ポーが「小説に科学的事実を取り入れることによって物語に真実味を持たせる」という技法を示し、感銘を受けて科学冒険小説の多くを生み出したヴェルヌ。150年前、本書における海洋生物の薀蓄は当時最新の専門書を研究し引用した事柄も今ではツッコミどころとなってしまったが、万能なエネルギーの電力や潜水艦のビジュアルイメージは先見的であり予言ともいえるレベルだ。作者の反権威主義は虐げられた科学者であるネモ艦長の姿そのものであり、人の道具は「武器」であるという呪縛は現在でも解けてはいない。

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    2013年10月26日
  • 海底二万里 (上)

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    千葉にあるのに東京な「ネズミーランド」のアトラクションにもあるので若い世代でも題名だけは知っているであろう海洋SFの古典。今から150年前に描かれた本書は帆船がやっと蒸気エンジンを装備しだした時代で”潜水艦”の概念は大まかな構想でしかなく「鯨のような舟」という外観と水中を自由に動き回るオウムガイをイメージして名づけられた潜水艦『ノーチラス号』と 人間社会を捨て海洋世界の探求に魅入られる謎の人物ネモ艦長との冒険譚の前半は世界的規模で確認される海洋で起こる巨大海獣の目撃と衝突事故の調査から始まる。ノーチラス号とネモ艦長の秘密とは?怒涛の下巻へ!

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    2014年01月09日
  • 海底二万里 (上)

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    理論とか小難しい水圧のはなしとか、具体的に数字を挙げてくるのでファンタジーとは思えない生々しさ?というか、本当にありそうな話だなって思えます。話に親しみやすくなる
    海の植物で服を作ったり、陸の作物を食べなくても生きていけたり、うそだろ?って思うけど、読んでるとなるほどーって思っちゃう 
    海底のはなしとかわくわくしますね

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    2011年03月12日