アヌーク・デュボワのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ■1-1.5歳
「ダメ」ではなく「ストップ」
感情の爆発は、愛情不足の場合もあるが、お腹がすいた、喉が渇いた、暑い眠い、運動が足りないなど単純な原因も多い
かんしゃくは、要求を本当に通したいわけではないことが多い。要求をのむより、触れ合いによるオキシトシン分泌のほうが効果的かも。予防には、初めての場所や刺激の多い場所では「おしごと」を与えると良い
「ちょっと待ってね」は永遠に感じられる。少し要求を満たしたり、聞いてもらえたという合図が欲しい
「~しないで」という否定形は理解できず「~して」に聞こえる
イスを揺するなどは脳が要求する動作の可能性あり。例えばバランス感覚を刺激するような他 -
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Posted by ブクログ
子どもの行動の裏にはどんな理由があるのか、
具体的に解説されていて納得できる部分が多かった。
・刺激が多くて癇癪を起こす時には、希望を叶えるよりもまず、包みこんであげる。
もしくは、能力にあった仕事を与える。
・子どもの脳は2種類以上の要求をうまく処理できないので、してはいけないことではなく、してよいことを言う。
・男の子は言語を扱う部分と運動野との連携が苦手なので、体に触ってあげると良い。
・「上手」ではなく、見たことをそのまま描写して伝えると、子供が自分でその時のシーンを思い返し、また次の成功につなげやすい。
などなど、、気付きをたくさんいただきました! -
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Posted by ブクログ
ネタバレ子育てをしていて何でこんなことするの?こだわるの?分かってないの?この行動の意味は何?など沢山の謎の言動があり困っていました。
同じ位の子供を持つ友だちのママも同じようなことで悩んでおり、みんな通る道なんだなと思っていました。
この本では1から5歳までの親を悩ませる言動について何故してしまうのか、どのように対応すべきか、その成長過程の特徴を分かりやすく説明してくれます。子供立場になって考えることができ非常に読みやすい本です。
我が家ではダメ!ではなくストップ!を使っていきたいです。
親の機嫌は自分で取ること、愛すること!
大変でもあっという間に終わってしまう子育てを楽しみたいです。 -
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Posted by ブクログ
今年で小学校になった長男の言動あるあるが盛りだくさんだったので、自分事に置き換えて長男に対するこれまでの振る舞いを丁寧に分析することに役立った。加えて、科学的見地から年頃の子供たちの言動を解析してくれるので、説得力があり、再現性を高く期待できる点が、これまで読んだ経験則に基づく育児本との違いかなと。
愛情は報酬ではなく燃料。言動そのものではなくて、その内面にある本当の意図や本心に注意を向ける。
色々なことに共通する点だと思うけど、事象や感情を客観視することで冷静に物事を考えられる。これは育児においても有用な考え方だと思うし、それを再認識させてくれた本でもあった。 -
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Posted by ブクログ
1歳半の辺りまでしか読んでないけれど、目から鱗な内容ばかりだった。子どもの行動は単純でもあり、複雑でもある。
分かっちゃいるけどついつい怒っちゃう。本書はかなり細かくその時々の子どもの気持ちを代弁してくれるので、子どもなりに何か思って泣いてるんだろうなーとなんとなく思っていたことが明確になり、親も怒りの感情が出る前にストンと落ち着く。ホルモンや神経組織の仕組みを交えながらの説明なので、より信用できる。まぁ実際のところどこまで合っているのか、本当に我が子は本書通りなのか、というのは重要ではなく、親の気持ちが穏やかでい続ける助けになるという点で完璧な本だと思う。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ理想論を全部実践はできないけど、忘れてしまった子ども時代の心を動きをこうして読むことで楽しく過ごせたら良いな、という本。
こういう本はちょっとだけ背筋が伸びるし、せっかく縁があって親子になっているのだから大人としての役割を果たしたいね。
以下面白かったところ
・愛情はガソリンなので一度入れて終わりではなく、定期的に
・罰から自省ができるのは12-13歳以降。そもそも与える時は親も激昂してるので不合理で過剰な場合も多い。問題の根本原因に向き合ってないし、罰で償うことで解放されたと思いがち
・ついつい反省しなさい!となるけど、ガス欠の車に反省しなさい!にはならない。ガソリン入れるよね
・たくさん -
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