倉谷滋のレビュー一覧

  • 怪獣生物学入門(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    もっと映画を見なければいけない。これが最初に思った感想だ。面白みが半減してしまう。怪獣を知った上で読まねばならないという気持ちになった。

    0
    2020年09月11日
  • 怪獣生物学入門(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    ドゴラ、マタンゴ、セミ人間、8分の1計画等、マニアックなところまで考察してくれて嬉しい。読んでいて知的好奇心を非常に刺激された。

    0
    2020年01月23日
  • 怪獣生物学入門(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    honzのイベントレポートから。
    「怪獣を動物として見たときに、その形態が進化の結果としてできた形であるとするなら、どこまで科学的に説明できるかを考えました。怪獣は動物の延長で、進化した形かもしれないし、まだ人間が知らない一歩先の変異体かもしれない、と。」という「思考実験」とのこと。
    怪獣ドゴラの辺りから脱線して、完全に趣味の本。
    著者は高名な学者ですが、趣味でこういう本を書けることは素晴らしいな、と。

    0
    2020年01月20日
  • 怪獣生物学入門(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    <目次>
    はじめに  怪獣は100%のイマジネーションではない
    第1章   恐竜と怪獣の狭間
    第2章   日本怪獣学各論
    第3章   進化形態学的怪獣学概論~脊椎動物型怪獣の可能性
    第4章   進化形態学的怪獣論~不定形モンスター類の生物学的考察
    第5章   ウルトラ怪獣形態学~比較形態学と進化的考察

    <内容>
    形態進化生物学者による、特撮怪獣映画(ドラマ)およびSFにおける生物の学問的考証の本。基本的にSFと特撮物への造詣がないと理解できないところが多い。私らの年齢(著者も同じくらいの年齢)だと結構面白く読めた。かなり真面目に論じているが、進化論、DNAや脳科学などが進化している現在、怪獣

    0
    2019年10月26日
  • 怪獣生物学入門(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    イメージとしては、「空想科学読本」のように、怪獣映画(あるいはそれらの映画に登場する怪獣そのもの)を、生物学的な見地から分析する、という本です。
    とはいえ、柳田理科雄氏のある意味で振り切れた科学分析に比べると本書はもう少し「地に足のついた」分析や解釈がなされているように感じます(その分、少し専門的な知識について書かれていて少し読みづらい部分もありますが)。

    怪獣の形態がどのように決まっているのか、その「見た目」は生物学的にあるいは進化学的にどうなのか、という検証は読んでいて面白かったですし、各種の怪獣に対する筆者の愛着や思い出についての記述も、エッセイのような語り口で読みやすかったと思います

    0
    2023年09月04日
  • 怪獣生物学入門(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    面白かったです。好きなものについて熱く語っているのを聞いたり読んだりするのは楽しいので、この本も楽しかったです。
    怪獣とは…を真剣に考察されています。形態、出自、スケール問題…理科でも生物は通ってきてないし、文系脳なのでついていけないところもありました。
    それでも、怪獣への愛は伝わってきましたし、映画もとてもお好きなんだろうなと思いました。ここに出てくる映画、怪獣映画もそうでないものも、片っ端から観たくなります。

    0
    2021年03月15日
  • 怪獣生物学入門(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    専門的な内容をできるだけかみ砕いて、わかりやすくしようとしてるんだろうなぁ…とは思うんだけど、やっぱりちょいちょい飛ばしちゃう。
    だけど、数々の怪獣を嬉々として語る様が楽し気で、読んでいて気持ちのいい一冊。

    0
    2020年03月25日