マーガレット・ワイスのレビュー一覧
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「生涯でほかに何ひとつ価値のあることができなかったわたしでも、ひとを愛し、愛されていたと気づくことができた。そして本当に大切なのはそのことなのだ」
はい、★2,000
終わる終わる詐欺の末、『ドラゴンランス』シリーズホントのホントの大団円でございます(外伝が残ってるけど)
感動メガマックスでございます
約20年に渡り続いてきた物語なんでね
最初から読んでるからこその大感動の大海原なわけです
もうね、きれいに収まっております
ありがとう
きれいに収めてくれてありがとう
二人が共に、いや仲間たちが全員集まって旅立つことが出来ただけでもうファンは大号泣なのです
本当に感謝しかありません
こ -
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タニス!スターム!フリント!リバーウィンド!キャラモン!そしてレイスト!ローラナを守ってくれー!。゚(゚´Д`゚)゚。
とんでもない分厚さでお送りする『ドラゴンランス魂の戦争第二部』はまさに驚天動地!天が吼え、大地が震える!
シリーズ屈指の完成度がエグい
もうね、これはひとりでは無理よ
マーガレット&トレイシーという最高のチームだからなし得た技なのよ
分かる?このね7人くらいの登場人物たちの道が交わったり離れたりっていうのが語られていくんだけど、もうまず上手いのよ
上手い上に全場面、ハラハラドキドキ、ワクワク、イライラなのよ
分かる?全場面で感情が揺さぶられるのよ
これはチームで書いてる -
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うん、面白い。
あまりの面白さに、以前書いた3巻の感想を編集し直したくらいで、ここでも改めて書きます。3巻で、ちょっとなぁと思った方も、そこで止めずに、是非最後まで読みましょう。確実に後悔します。
そう実感すると、3巻はちょっと勿体ないなとも思ってしまうのだが。
というか、ここまで上手いこと、それぞれのストーリーが交差することってある? と思うくらい、「ドラゴンランス戦記」の前日譚として、後から考えて加えました感が全く無い、見事なストーリーテリングは、戦争の儚さ、冒険の緊張感、大敵とのバトルの昂揚感、個性的な新キャラクター、それぞれの成長と、申し分ない素晴らしさです。
それは、序 -
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「あらゆることは、何かの理由があって起こる」
運命の双子とその姉の物語は三者三様の生き方を鮮明にしつつずんずんと進んで行きます
飯尾和樹それはずん(いらない)
物語を読み進めながら自分は三人の中だったら誰タイプかな?なんて考えるのも面白そう
自分は完全に何も考えてないキャラモンタイプです
さてシリーズ4巻はまさに本編につながる戦いが描かれております
こんなんがあったんだ!が満載です
そして茶色のローブのホーキンス師も相変わらずかっこいいし、とにかくレイストリンのことをよく見てるんよね
全てを見知った上で甘やかさず、ここぞと言うときには褒めて更なる成長を促す
良い先生の定義ってのは今の時代 -
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〈大審問〉を経て赤いローブの魔法使いとなったレイストリンと双子の兄キャラモンが生きる糧を求め傭兵となり成長していく姿を描いた第3巻
一方で野望に燃える双子たちの姉キティアラはその冷酷さと度胸で暗黒の女王タキシスの軍勢の中で地位を確立していく
今作も魅力的なキャラクターたちが大勢登場する中で最も心惹かれるのはレイストリンを鍛え上げる茶色のローブの魔法使いホーキンス師
茶色のローブは正式な魔法使いではないことを示していて、レイストリンも最初は蔑むような態度をとるんだけど彼がめちゃくちゃかっこいいのよね
見た目は背が低くて腹が出た赤ら顔の40代で、頭は禿げ上がり、顔も毛がなくツルツルと最低の部 -
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『レイストリン戦記』完結編。図らずもドラゴン軍の友軍となった双子と、運命を左右する異父姉の決断を描く。
上巻までにため込んだ物語のダムが開放され、魔法アイテムの活躍や大型モンスターとの対決、探索や亡霊、攻城戦や一騎打ち?などなど、ファンタジーの魅力が一気になだれ込んでくる圧巻の下巻。
双子と異父姉それぞれの成長物語が丁寧に描かれているのと同時に、やがて来る竜槍戦争の先触れともいえる戦いが壮観で、多様な読み応えに大満足だ。
〈寸借屋〉に劣らぬ活躍をみせた“狂男爵”が魅力的。ある意味で本巻の‘表の’主人公ともいえるのかも。そして終盤であの教官が語るまさかの名言、思わずメモりました!(笑)。各 -
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『魂の剣』に続くシリーズ第3巻。〈大審問〉の試練を越えた双子は戦いの経験と生活の糧を求め傭兵になるが……。
〈大審問〉直後の双子の動向から始まり、傭兵になった二人の訓練と新たな出会いが語られていく。砂時計の瞳に金の肌、病弱な赤ローブと、おなじみの姿となったレイストリンだが、この時点ではまだ皮肉屋な側面よりも青年らしい若さと未熟さを残しており(たぶん素直さも)、教官や仲間たちとの交流を通して成長していく姿を見られるのが嬉しい。キャラモンが関わることになる新キャラの魅力も大きく、他の竜槍のメンバーの不足を十分に補っている。
一方、アリアカス将軍に接触したキティアラは、自らの価値を証明するべく、思 -
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フィス!タン!ダンティラス!!(打ち合わせにない掛け声はやめろ!そしてなにより語呂が悪い)
面白かった!面白かったがどうやらまともにレビューするつもりはないらしいので、あーなんかひまわりめろんがやいやい言うてますなー思って少しでもドラゴンランスの物語に興味を持たれた方はネットでちゃんとしたレビューを検索して頂きたい(他力本願寺の住職か!)
「前日譚」です!(急に)
前日譚てこういうのを言うんだなっていうお手本のような物語です
あの日あの時あの場所で彼が下した決断は過去のこんな出来事に起因してたんだな!という真実
本編で語られた仲間内の思い出話の詳細
実はあの人とちょっとすれちがってました! -
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新刊だよ!おっかさん!(ふっる〜)
いや間違えた新刊だよ!たださん!
といっても発行は去年だし、物語自体は1998年に書かれたものなんだけど、とにもかくにも今更ながらに初邦訳です!!
やりました!
我々の勝利です!
今こそ勝ち鬨の声をあげましょう!
せーの
パー!サリ!アーン!!(そんな掛け声打ち合わせにないよ!)
それにしてもなんでこんなに面白い物語が20年以上未訳だったのか!まぁ恐らく版権のごたごたがあったんだろうけどw
とにかく死ぬ前に読めて良かった!
でかしたKADOKAWA!
許す!オリンピックのあれやこれやはもう許す!
ブラボー!KADOKAWAブラボー!(流行りに乗っ -
購入済み
電子版が出ていたとは知りませんでした。昔「戦記」は読んだけど、「伝説」以降は古本屋でも見つけられなくて読まずじまいになっていました。時代的には前作の続き。相変わらずの人、先へ進んだ人、なんかダメになってしまった人など様々で、最高傑作と言われるこのシリーズの今後の展開が楽しみです。
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Posted by ブクログ
『ドラゴンランス戦記』以前の、若かりし魔道士「レイストリン」の人生を綴った物語で、すんなり『大審問』に話が行くのかと思ったら、その前のランスの仲間たちによる(しかもキティアラが同行)、ヘイヴン行が思いの外、面白かった。
このヘイヴン行は、当時まだドラゴン軍が台頭していなかった時代でもあったことから、冒険ごっこにならざるを得ない面白さもありながら、その後、結果的に大冒険となる展開も巧みで、しかもそれぞれのキャラクターの特性をちゃんと活かしたものになっており、それは、スタームの騎士道に則った周りに影響されない勇気ある行動や、キティアラの如何にもな行動指針に、フリントの言葉の裏に潜む優しさや、 -
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Posted by ブクログ
『ドラゴンランス戦記』では、既に赤ローブの魔術師として登場していた、双子の弟「レイストリン」の、それ以前の若かりし頃の物語。
もう文体から漂ってくる彼の雰囲気が、これまで読んだランスものと一緒で、やはり、レイストはレイストかといった、哀愁めいた思いもあったけれど、実は違っていた点もあったのが、まずは一つ目の読み所だと思う。
例えば、魔法について、彼の場合、それ自体に魅せられていた印象が強かったが、実はそれが彼の全てである程の思い入れがあったことが分かり、それは、魔法学校での同級生からのイジメを物ともしなかったのが、他に何一つ能がないから、やらされているだけの彼らとは違い、レイストにとっては -
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ネタバレま た タ キ シ ス か !
この一言に尽きます。途中まで楽しんでたのに、物語の大きな、そして魅力的な謎だった《唯一神》の正体が、アレ。途中「伝説で闇堕ちしたパラレルワールドのレイストリンだ、間違いない!」と自信満々に深読みしただけにガッカリ倍増。いやそれは自業自得なんですが。
夏の炎と竜だけ読めてないんですが、戦記で闇の女神タキシスと戦い、伝説ではタキシスと相対するレイストリン、セカンドジェネレーションではタキシス陣営とも協力しなければ勝てない最強の神カオスとの戦いを描き、最後を飾る魂の戦争で原点回帰のタキシス……はまあ構造としては綺麗かもしれないけど、古臭さは否めませんでした。新