パット・カディガンのレビュー一覧

  • ウィリアム・ギブスン エイリアン3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まさかこんな本が出ていたとは!
    自分も配信だけど、エイリアン3は鑑賞済みです。
    開始10分弱の、唖然とするような展開はまだ覚えています。
    おおおおい!?

    あとがきで、ウィリアム・ギブスン版脚本の数奇な道筋も知ることができますが、なにより2で生き残った3人(2人と1体?)が、違和感なくストーリーにのっててよかった!

    ただまぁ、映画製作会社側の言い分も多分に分かるところもあります。
    バイオハザード的なおどろおどろしさはパワーアップしつつも、後半の脱出劇は確かに2の焼き直しと言われてもしょうがないし、冷戦を彷彿とさせる関係性は古いというのも。
    わりと頷けます。

    でも、ここから推敲を重ねた作品を

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    2024年11月27日
  • ウィリアム・ギブスン エイリアン3

    Posted by ブクログ

    読み終えて、この作品が映画のエイリアン3になっていたら、ヒットしてた予感
    当時の技術なら映像化も可能だったと思います。

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    2023年01月08日
  • ウィリアム・ギブスン エイリアン3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    サイバーパンクの泰斗ウィリアム・ギブスンが興行主からの依頼で書いたものの、結局映画化されずにお蔵入りになった「エイリアン3」の脚本を、”サイバーパンクの女王”パット・カディガンがノベライズ。いわば、映画「エイリアン3」とは異なるパラレル・ワールドによる「もう一つの『エイリアン3』」。

    うーん・・・これは評価が難しいですね。
    SF者としては、「えっ、あのギブスンが書いた脚本を元にしてるの!?」と、そこに惹かれて手に取りますよね。しかーし、ギブスン風味は皆無。ついでに言うとカディガン風味も皆無。まぁ、カディガンはノベライズを得意としている作家でもあるので、あえて個性を出さずに書いたのだと思います

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    2022年12月18日
  • ウィリアム・ギブスン エイリアン3

    Posted by ブクログ

    SFホラー映画の金字塔、『エイリアン』。1979年に第1作が発表されてからこれまで、ナンバリングタイトル4作、前日譚として『プロメテウス』、『エイリアン:コヴェナント』、その他にも『エイリアンvsプレデター』シリーズ等、メディア問わず派生作品が生まれている。本書は、ナンバリングタイトル3作目である『エイリアン3』の、映像化されなかった幻の脚本をノベライズした作品である。

    脚本を書いたのはサイバーパンクの名手、ウィリアム・ギブスン。1984年に『ニューロマンサー』を発表し、その独創的な世界観で一躍有名となった彼に、映画制作者はシリーズに新奇性を与えてくれるものと期待を寄せ、"3&qu

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    2024年06月16日
  • ウィリアム・ギブスン エイリアン3

    Posted by ブクログ

    2023-04-30
    いや、著者はパッド・キャディガンだろ。まあ、元になった脚本はギブスンだけども。
    中身はエイリアン2の直接の続編。映画のエイリアン3とは異なり、ちゃんと2の生き残りが活躍する。冷戦がベースにあったり、手触りが2そのまんまと言うのでボツになったのも分からなくもない。けどそのまんまということはすげぇ面白いということでもある。
    そして最後の展開、プロメテウスに通じるものがあって、ちょっと複雑。
    まあ読む手が止まらなかったのも確か。

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    2023年05月01日
  • ウィリアム・ギブスン エイリアン3

    Posted by ブクログ

    ビショップの描写が多くてよかった
    ナノテク血液描写
    エイリアンが身体から出てくるところ

    映像では面白みに欠けそう
    次はコミック版3いこう

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    2023年01月01日