浜田一男のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「動物園の人気動物が亡くなれば、マスコミが大きく取り上げ、多くの人がその死を悼む。命に順位はあるのだろうか…。」
獣医師である『愛知県立とべ動物園』の元園長『渡邉清一』氏。その多岐にわたる生き物とのかかわりあいを通して、『命のものさし』について考える。
動物園に勤め沢山の動物たちと関わってきたと聞けば、きっと動物が大好きな優しい人何だろうと思うことだろう。だが、生き物に関わる仕事というのはそれだけではない。実際、渡邉氏は助けた命より殺した命の方が多かったと語る。特に保健所や愛護センター時代の話は心が痛む。食肉センターも同様に。目を背けたくなるような写真も載っている。でも事実をきちんと知ること -
Posted by ブクログ
動物愛護活動について知りたいと思い、一冊目に読んだ本です。おおまかなことがとてもわかりやすく書かれていたので、本作から読んで正解でした。
犬猫を保護し、不妊・去勢手術を行い、もとにいた場所に戻す、という「TNR」の流れが詳しく書かれていて、とても良かったです。
本の左下のページに桜のシルエットが書かれているのも可愛いと思いました。「さくら猫」というタイトルとリンクしていてとても印象に残りました。
不妊・去勢手術をされた猫ちゃんは、オスは右耳、メスは左耳をさくら型にカットすることが知れて良かったです。
この本から得たことを、他の本を読んでもっと深掘りしていきたいです。