アッティカロックのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2018年エドガー賞最優秀長編賞受賞作です。
日本人の環境では分からないが、肌の色で社会が別れているのはこの現代でも変わってないのでしょうか。
テキサス州警察のレンジャー・ダレンは友人のマックが殺人事件の容疑者となりダレンも巻き込まれて停職中の所に、FBIの友人グレッグから小さなハイウェイ沿いの街で起きた連続殺人事件の調査を依頼される。
1人目の被害者は、弁護士のマイケル・ライト。年齢が近く、同じ大学の法学部で同じ肌の色をした黒人という事にダレンは被害者に親近感を感じた。
2人目は、白人ウェイトレスのミシー。
マイケルは、ハイウェイ沿いの黒人が屯するジェニーバのカフェとミシーが働いていた酒場に寄って、店沿いに流れているバイユー(小川)で溺死していた。ミシーはジェニーバのカフェからバイユー沿い反対側にあるジェフの酒場のウェイトレスで彼女もまた、バイユーで溺れて亡くなった。
彼女の夫は、白人至上主義ギャングの一員で刑務所帰りだ。
人種差別が残る小田舎街で起きた事件。舞台は黒人が集まるジェニーバのカフェと白人至上主義者や白人が屯する酒場だ。動機はヘイトクライムなのか。
殺された黒人弁護士マイケルの叔父とジェニーバの息子リトル・ジョーはミュージシャンで一緒に行動していた時期が有った。更にリトル・ジョーは2件目の被害者ミシーと浮気を重ねていて、妻に殺害されていた。
また、6年前にジェニーバの夫は、カフェで3人の白人の強盗に襲われて亡くなっていた。
容疑者は、
・妻の浮気を疑い弁護士と妻を殺害した白人至上主義者で前科者のキース。
・ジェニーバのカフェに集まる黒人へのヘイトクライムで容疑者は白人至上主義者が集まる酒場の白人。
ストーリーは200人に満たないハイウェイ沿いの小さな街で人種差別が絡んだ事件として捜査が始まるが、カフェの創業者が強盗で殺されたり、その息子はウェイトレスのミシーとの浮気発覚で妻から銃殺させられ、と現在進行中の事件に関連性が不明な過去の忌々しい事件も明らかになり、犯人像や動機がぼやけて来るがダレンの執着で解決に向かう。
とても読み易く、筋も分かりやすいが人種差別に馴染みのない読み手としてはこの現代でもこれ程の差別が未だに存在するのかと感じた。 -
購入済み
残酷な描写をあまりせずに人種差別がいかにひどいか、感じさせた所は凄いと思いました
この話では大事な部分なので仕方がないのではありますが、とにかく自分語りが多く、話の長い男の人はみんな同じ語り方なんだと発見しました
最後、どうしてああいう展開にしたのかなー