近藤喜文のレビュー一覧

  • 文春ジブリ文庫 シネマコミック 耳をすませば

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    文春ジブリ文庫シネマ・コミック第9弾

    正直「耳をすませば」(映像作品)は、中学時代に観て、
    ジブリなのに恋愛に終始していてみていてドキドキしないというか、まわりがワーキャー言うのがおもしろくなくて、ずっと敬遠していたところがある。
    はっきり言ってそんなにおもしろいかと思いながら過ごしていて、奥さんからすごく良いと勧められても見直さずにきていた。

    本作を読んで、なんとおもしろい作品だったのか気付かされ、同時になんと浅はかでバカな解釈だったのかと自分を責めずにはいられなかった。
    惹かれあう気持ちと夢を目指す気持ちとの葛藤や思春期ならではの人間関係(友人、親、兄弟など)が見事に描かれていてとても

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    2015年05月10日