阪倉篤義のレビュー一覧

  • 増補 日本語の語源

    匿名

    購入済み

    改めて日本語を見直す

    普段我々が用いる日本語を、語源という観点から改めて見直す。
    特に身近な言葉についてその元を詳細に説明しており、読み物としてはとても面白いものとなっています。

    #タメになる

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    2021年09月21日
  • 増補 日本語の語源

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    ネタバレ

    手元に置いておきたい本。

    例として、こんな内容が書いてあります

    おんなの語源
    中世以前は「をんな」と発音
    遡れば「をみな」になり、対して「おみな」という言葉がある
    「おうな媼」は「おきな翁」と対
    年長を「お」で表し、年少を「を」で表した
    「お」が大を表し、「を」が小をあらわしたのは
    「小川をがわ」「小舟をぶね」などより明らか
    日本書紀の「オケ」と「ヲケ」の兄弟の例もある
    (ここの件は凄く納得した)
    少女を「をみな」、少年を「をぐな」

    おきなとおみなの関係から「き」が男性を、「み」が女性を表している
    「イザナキ」と「イザナミ」も同様の関係

    等といったことが書かれています

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    2014年05月10日
  • 竹取物語

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    かぐや姫の罪とは?


    今昔物語ほかにみえる同様の説話も興味深い。
    また、物語の成立・作者・構成に関する解説が興味深かった。

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    2022年02月25日
  • 竹取物語

    Posted by ブクログ

    アニメや映画は原作を読む派、ということで。
    学生時代に変体仮名の授業で、江戸時代の物語本を読んでいたので内容はほぼ覚えていました。
    凡例から注釈までじっくり読んでも60ページくらいなので、すぐ読めた。文学部専攻として、竹取物語くらいは教科書の抜粋だけでなく全部知っておきたい。

    古今東西、日本人なら誰でも知っている竹取物語、かぐや姫の常人離れした美しさ、ユーモアあり、どうなるか分からない(結末は知っているわけだけど)展開や難題、登場人物が非常に人間くさく、素朴でいて今も楽しめる。

    皮衣が「めらめら」燃えるという表現に、千年より前に成立した話が今でもほぼ言葉やオノマトペの感覚が同じなんだな、と

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    2018年06月02日
  • 竹取物語

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    奥付には1985年第18刷で定価150円とある。恥ずかしながら高校生の頃からの積読本である。先日、角川文庫(星新一訳)に収録されていた原文を読んだのだが、岩波に採用されたものとは本文、用語解釈に違いがあって面白い。祖本が現存していず、写本としてのみ伝わるこの物語が、誤写というヒューマンエラーの他に、写された時代に合った言葉に置き換えられている可能性が高いという解説は、読んだ甲斐があったと感じさせてくれた。

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    2015年02月24日
  • 竹取物語

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    月と地球の時間の流れが違う、とSFっぽい設定があって驚いた。
    かぐや姫は、帝のこと少しでも好きだったのか。あるいは、残る翁のことを考えて文と薬をあげたのか。
    いろんな解釈を知りたいと思いました。

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    2012年12月13日
  • 竹取物語

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    この「おはなし」は読み終えた時、どうもすっきりしないことが残る。
    一つには、『竹取物語』という題名なのに、主人公が翁なのか姫なのかがはっきりしないことだ。翁が竹の中から見つけた幼女を成人するまさで養育し、それにともない裕福となるが、姫が月に帰るとともに、病になり、みすぼらしくなってしまう話が一つ考えられる。
    別の見方をすれば、この世(地球)にやってきた姫が、罪がはれたので月に孵ってしまった話であ
    る。
    二点目にあげられるのが、六つの言葉(例―富士山)の由来話である。作者は、一体どのような動機や目的で、この話を書いたのかがパッと読んだだけでは捉えずらい。これらの点がどうしてもわだかまりが残ってし

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    2017年02月01日
  • 竹取物語

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    わが国を代表する古典文学とでもいうべきでしょうか。
    意外と絵本などで読むものより長いです
    後、かぐや姫が結構冷静沈着(?)とでもいうべきでしょうか(笑)
    (06/2/12)

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    2009年10月04日