宮下隼一のレビュー一覧
-
ネタバレ 購入済み
バトルファイトが再開される!
TVシリーズの続編小説。というか、300年後の荒廃した地球温暖化?世界が舞台です。
不死存在・アンデットとなっている剣崎一真(ブレイド)と相川始(カリス)はそのまま登場。ギャレンとレンゲル役はよく似たオリキャラが登場します。
ただし実質の主人公は未来世界での孤児少年トウゴ(オリキャラ)。彼がブレイド編の中心となり、各仮面ライダーの視点で切り替わりながら物語が進む。
今回のラスボスはなんと神様的存在だった「統制者(石板)」そのもので、最終的にオリジナルアンデットへと変態。こいつを封印するため、剣崎たちは一同の力を合わせることになります。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ2024年2月
仮面ライダー剣は、平成仮面ライダーのなかでは「キバ」に次いでお気に入りの作品。「キバ」も本編視聴後小説版を読んだので、今回も例に倣って小説版を読みました。
仮面ライダー剣本編から300年後の世界。人間として生き続けろ、という剣崎の言葉を胸に生きている相川始と、自分の運命と戦いながら世界を放浪する剣崎一真という対比は、間違いなく「仮面ライダー剣」である。
そんな剣崎が運命と戦った300年の記憶が、トウゴのなかに流入する場面の表現は小説ならでは。内容は剣の世界観をもとにしたまったくの別物だが、これはこれで良し。ラスト7行にはぐっときた。