エラ・フランシス・サンダースのレビュー一覧

  • 翻訳できない世界のことば

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    イラストが素敵なのでどのページを開いても飾っておける。イディッシュ語のトレップヴェルテル(あとになって思い浮かんだ当意即妙な言葉の返し方)という言葉が興味深い。インドの地方の言葉で「肌についた締めつけるもののあと」を意味する単語があるのも面白い。

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    2025年11月06日
  • 翻訳できない世界のことば

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    絵本ではあるが、大人向けである。世界にはこれだけの種類のことばがあるのだ、ということを実感することができる。日本語も3語ある。ここに挙げられていないのが英語である。

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    2025年11月05日
  • 翻訳できない世界のことば

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    大人の絵本みたいな感じで楽しめて、お茶を飲みながらページをめくるのにぴったりな本。
    私は誰かとディスカッションした後に「あ〜!あの時にああ言えばよかった〜!」と悔しくなることが多いのだけど、それを表現する単語がイディッシュ語にあり感動。
    単語として存在するということはその文化圏では頻出の概念ということで、色んな価値観が世界にはあるんだなと国々の違いに思いを馳せられる。

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    2025年10月18日
  • 翻訳できない世界のことば

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    出版区さんの動画(成田悠輔さんの回)を観てて知った本。
    タイトルの通りの企画勝ち。
    イタリア語、ノルウェー語、イヌイット語などなどいろんな言語の翻訳出来ない言葉を紹介してる。

    「日が暮れたあと遅くまで夜更かしして、友達と楽しく過ごすこと」とか、
    「最低限の道具や材料で、とにかくどうにかして、問題を解決すること」
    とか、いろんな言語の単純翻訳出来ない言葉が紹介されてるんですよ、この本。

    ほいで、イタリア語では、
    「涙ぐむような物語にふれたとき、感動して、胸が熱くなる」っていう動詞が載ってて、
    ドイツ語は、
    「夫が、悪い振る舞いを妻に許してもらうために贈るプレゼント」っていう名詞が載ってて。

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    2025年10月05日
  • 翻訳できない世界のことば

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    美しい言葉の絵本。
    タイトルそのままで、翻訳ができない世界の言葉を意味と共にイラストで表現したもの。
    その言葉に対して一言二言作者の感情が記されていて、まるで詩を読んでいるように心地よい。

    具体的には
    「ポロンクセマ」(トナカイが休憩なしで、疲れず移動できる距離)や
    「カレル」(肌についた、締め付けるもののあと)など、これ日常語として使うのか…?と思う単語や、
    「モーンガータ」(水面にうつった道のように見える月明かり)
    「マミラピンアタパイ」(同じことを望んだり考えたりしている2人の間で、何も言わずにお互い了承していること)など美しい感情や事象まで幅広い単語を網羅。
    海外の言葉はもちろん日本

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    2025年08月20日
  • 翻訳できない世界のことば

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    あの何とも形容しがたい感情を一言で表せるって素敵だ。
    本を読んで心が動かされることを、イタリア語では『コンムオーベレ』というらしい。
    友達と夜遅くまで楽しく過ごすことは、アラビア語で『サマル』と表現できる。
    腕時計や靴下の締めつけ跡も、トゥル語で『カレル』という名前が付けられている。

    『バナナを食べるときの所要時間』や『トナカイが休憩なしで、疲れず移動できる距離』を表すことばもあって、とにかく面白い。
    『木漏れ日』や『積ん読』など日本特有のことばもピックアップされている。
    名前が付くって事は、つまり、その国や土地では重要な事柄として認識しているって事よね。
    そういう特性が透けて見えるのが、こ

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    2025年07月12日
  • 翻訳できない世界のことば

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    日本語に対応することばを考えながら読むのが面白かった。

    あぁこの感覚たしかにどうやって言うんだろ、と感じるものや、え、こんな感情を表す言葉があるんだという面白さもあって楽しかったです

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    2025年05月25日
  • 翻訳できない世界のことば

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    各国の文化とか特色が単語ひとつに出るもんだね
    ちょっと理解しにくい、てことはあんまり日本の文化にはない単語もあった
    海外の言葉はおしゃれでロマンチックだな〜と改めて思う

    アラビア語がいくつか出てきたけど、どの単語も情熱的!
    スウェーデン語はゆるーい感じ

    好きな単語はギリシャ語のメラキ、ドイツ語のクンマーシュペック、スペイン語のヴァシランド、ペルシア語のティヤム、ウルドゥー語のナーズ
    どれも経験したことあることだからかな
    この気持ちをこんな単語で表せられるんだ!っていう驚き

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    2025年03月25日
  • 翻訳できない世界のことば

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    本書では、「その国では日常的に使われているものの、他国には存在しない」というユニークな言葉たちが紹介されている。中でも、私が特に惹かれたのはフィンランド語の「ポロンクセマ」。これは、「トナカイが休息なしで移動できる距離」という意味。

    こうした言葉が生まれた過程を想像すると、それぞれの言葉が持つ温かさや文化的背景を感じられる。どれも全て愛おしく、まるでその言葉を使う人々と心を通わせているような気持ちになる。
    言葉は単なる情報を伝える手段ではなく、その土地に住む人々の感情や歴史を色濃く反映したものだと実感した。

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    2025年02月18日
  • 翻訳できない世界のことば

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    皆さんのピサンザプラはどのくらい?
    私のピサンザプラは大体3〜5分くらいかなぁ。
    でさぁ、今私の身体中にカレルがあると思う。
    今は別に気にならないんだけど、あとで痛かったり痒くなったりするからちょっと嫌よねぇ。
    最近はあんまりないんだけど、アキヒになることって結構あるよねぇ。
    特に旅行とか都心に行った時。
    あー明日の朝ごはんはパンとポーレッグにしようかなぁ。
    甘いのとしょっぱいのと両方にしよう。
    …みたいな翻訳できない摩訶不思議な面白い世界中の言葉が載っている。
    めちゃくちゃ面白い。
    え?何言ってるのか分からないって?
    そりゃそうね。
    じゃあ特別に1つだけ教えて差し上げましょう(*´꒳`*)

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    2024年12月22日
  • 翻訳できない世界のことば

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    松岡茉優さんが紹介されている動画をきっかけに手に取りました。
    表紙からとっても可愛くて読み終えるのが惜しくなる様な楽しい時間をくれて、世界の素敵な言葉と出会えました。

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    2024年11月04日
  • 誰も知らない世界のことわざ

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    日本語は一見すると同じことでも
    言葉を使い分けることで
    微妙なニュアンスの違いを表現したりする。
    そこに魅力があると思っているし
    その余白が好きだったりする。

    けれどこうして世界の言葉に触れてみると
    各国の文化や思考が当然ながらあって
    それによって生み出される独特の表現の
    素晴らしさに気づくことができる。

    要は、国とか関係なく「ことば」は素敵。

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    2024年09月12日
  • 誰も知らない世界のことわざ

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    “私たちは、言語の海の青い深みに釣り糸をたらし、正しい言葉をとらえようとします。”
    ー著者エラ・フランシス・サンダース

    “努めて、自分の言葉にもっと慎重になろう。口にしたときには何の意味にもならないように思える言葉の種が、自分を離れて人々の中で育ちはじめることもあるのだ。”
    ー『ニューヨークの人々』よりブランドン・スタントン

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    2023年08月16日
  • 誰も知らない世界のことわざ

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    『翻訳できない世界のことば』に続き…
    著者が暮らした様々な国の、計51点のことわざが彼女の愛らしいイラストと共に綴られている。


    「あなたは、私のオレンジの片割れ」(スペイン語)
    「オレンジの片割れ」とは自分の魂のパートナーで生涯愛する人のことを指す。イメージ的には半分に割ったオレンジの片方。
    いきなり情熱的なのが来ました笑 古今東西様々なパートナーの呼び方があるけど、これは特にオリジナリティがあって好き。
    オレンジの木が街路樹として何本も植えられている現地の写真を見たことがある。日常的な風景で彼ららしい表現だし、「1+1」のカウントじゃないのもなかなかにロマンチックでは?そんなふうに夢見ち

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    2023年01月19日
  • 誰も知らない世界のことわざ

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    翻訳できない世界のことばを読んで素晴らしかったのでこの一冊も手に取った。
    あなたは私のオレンジの片割れ?だったっけかな?こんなロマンチックな諺使ってみたい(笑)

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    2022年02月21日
  • 誰も知らない世界のことわざ

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    ずっと読みたかった本!
    日本にはない概念や文化を感じられてすごく面白かった♪味わいのあるイラストも良い。
    言葉から世界を知れる素敵な本でした。

    日本からは「猿も木から落ちる」「猫をかぶる」が紹介されていました。

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    2021年07月31日
  • 誰も知らない世界のことわざ

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    一言で訳せない言葉たちが、短い文章とカラフルなイラストで表現され、大人が楽しめる絵本のような感じ。日本語も4つ紹介されていますが、普段、何気なく使っている言葉なだけに、意味を正しく説明せよと言われたら難しいです。この本を読んでの満足感も、一語で言い表せたらよいのにと思えてしまいました。

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    2020年12月21日
  • 誰も知らない世界のことわざ

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    ネタバレ

    「水を持ってきてくれる人は、そのいれものをこわす人でもある」のコメントが心に沁みた。助言したり手伝う気がないなら批判をするな、というニュアンスらしい。そーだそーだ!ただの外野がやいのやいの言うな!
    「pとqに気をつけて」なんかもよかった。初期の活版技術でpとqが見分けにくい、というところから。

    ことわざになるくらいだから、それぞれに背景があって興味深い。また、日本のことわざで言うならこれだな、というものもあって、これまた面白い。

    ■ロバにスポンジケーキ(ポルトガル語)⇒豚に真珠
    ■テーブルクロスには小さすぎ、ナプキンには大きすぎる(オランダ語)⇒帯に短し襷に長し。

    などなど。

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    2025年10月30日
  • 翻訳できない世界のことば

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    めっちゃ面白い!そして絵がかわいい!手元に起きたい!大切な人と読んで一緒に笑いたい!発音も知りたい。

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    2025年10月29日
  • 誰も知らない世界のことわざ

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    ことわざの説明が時折曖昧でことわざを学ぶための本ではないけれど、絵が美しく、文章も詩のようで、とにかく読みやすい。

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    2025年09月09日