エラ・フランシス・サンダースのレビュー一覧

  • 翻訳できない世界のことば
    「カフネ」が載っていると知ってから
    ずっと読みたかった一冊。

    世界中から集めた52語のことば、
    その意味、著者の解釈とイラスト…。
    10分程度で読めてしまうけど、
    その短時間で一気に
    心を動かされてことばの魔力を感じる。
    そして何回でも読み返したくなる。
    誰かに話したくなる。
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    KILIG
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  • 翻訳できない世界のことば
    とても素敵な1冊。個人的には日本語の『ツンドク』が紹介されてるのが壺。"ubuntu"の語源も初めて知った。
    "Warmduscher"にならないように"szimpatikus"であるようにいたい。
  • 翻訳できない世界のことば
    すばらしい。
    世界を旅してるような、それでいて言葉の深い世界に入り込んだような。
    日本から「ぼけっと」も入ってることが面白かった。
  • 翻訳できない世界のことば
    札幌ブックコーディネートの尾崎さんにオススメいただいて、でもタイミングが合わず、10年越しくらいで目を通しました。

    すごく良い。
    10年前じゃきっとわからなかったな、この感情のひだに触れるような言葉たち。

    日本語の「切ない」も誇れるし、他の国のそれに準じる言葉たちもすごく良かった。
    改めて、自分...続きを読む
  • 翻訳できない世界のことば
    面白かった、言葉って素晴らしい(人間にとって)
    と改めて自覚。世界の独自の言葉をたくさん載せてる!ハワイ語で「‘A K HI」です!どういう意味かというとね、えふふ。読んでみてくでせぇ。(ウザかったら、ごめんなさい。{お辞儀})
  • 翻訳できない世界のことば
    2024.03 下呂観光ホテル

    湯上がり読書サロンにて
    その土地でしか表す必要のないもの、みたいなものからそんなものを単語にしたんかというものまで色々とあり面白くすぐ読み終わった

    トナカイが休憩せずに移動できる距離の単位、を表す単語があるというのが印象的
    ちなみに約7.5kmらしい

    手元に置い...続きを読む
  • 翻訳できない世界のことば
    世界にはこんなにも素敵なコトバがあふれてる。
    キュンとしたりクスッと笑ったりちょっとゾクッとしたり。そのニュアンス伝わるー!って、とても興味深く読めた。
    日本語も、ちらほら。
    「わびさび」とか「ツンドク(積読)」とか日本語もなかなかイキなコトバがあるよね。
    積読は〝大いなる遺産〟だって。最高。
  • 翻訳できない世界のことば
    あんまり頭使いたくない、寝る前とかにパラパラ見るのにちょうどいい◎
    見開きで各国の言葉と意味、イラストも素敵で絵本みたいに読める。

    日本語もいくつか出てきて興味深い気持ち。

    旅行前の期待と不安が混じったドキドキみたいな気持ちをスウェーデン語の名詞が一言で表してくれた笑
    今度からその単語だけ言えば...続きを読む
  • 翻訳できない世界のことば
    私は常日頃から、伝えたいことをできるだけそのまま言葉にできるように、というのを心掛けています。そのために会話をするときは、ゆっくりゆっくり、言葉を選んで話します。読書をするのも、私が感じるものを言い表してくれる言葉をより多く蓄えるためだったりもします。

    「言葉は、真実を、人の心がうつしだすわずかな...続きを読む
  • 翻訳できない世界のことば
    日本では、時間や距離を表すのにバナナとか、トナカイは登場しないよなぁと思った。言葉から、そこでの生活がにじみ出ている。
    「積ん読」や「ぼけっと」など紹介されている日本語は、いつも何気なく使っていたけど、この本で見るとすごく素敵に見えた(「わびさび」は日本人でもよくわかっていないけど……)。洋画を観て...続きを読む
  • 翻訳できない世界のことば
    有馬温泉にある旅館にて。ライブラリースペースという、緑溢れる景色を眺めながら読書できる素晴らしく贅沢な場所があり、その場所にて読みました。タイトルの通り、言葉にできない感覚や現象を世界の言葉でどう言い表すかという本。ロマンチックな言葉から、少し怖いものまで様々。イラストも可愛く、見ていて飽きません。...続きを読む
  • 翻訳できない世界のことば
    絵本じゃないと思うけど、絵がとても素敵なので「大人向け絵本」に分類しました。
    以前から欲しかったのを中古サイトで見つけたので購入。
    日本語では「こもれび(名詞)」「ぼけっと(副詞)」「わびさび(名詞)」などが紹介されています。
    恋にまつわる微妙な気持ちや、トナカイが休憩なしで疲れず移動できる距離を表...続きを読む
  • 誰も知らない世界のことわざ
    “私たちは、言語の海の青い深みに釣り糸をたらし、正しい言葉をとらえようとします。”
    ー著者エラ・フランシス・サンダース

    “努めて、自分の言葉にもっと慎重になろう。口にしたときには何の意味にもならないように思える言葉の種が、自分を離れて人々の中で育ちはじめることもあるのだ。”
    ー『ニューヨークの人々...続きを読む
  • 誰も知らない世界のことわざ
    『翻訳できない世界のことば』に続き…
    著者が暮らした様々な国の、計51点のことわざが彼女の愛らしいイラストと共に綴られている。


    「あなたは、私のオレンジの片割れ」(スペイン語)
    「オレンジの片割れ」とは自分の魂のパートナーで生涯愛する人のことを指す。イメージ的には半分に割ったオレンジの片方。
    ...続きを読む
  • 翻訳できない世界のことば
    こういう本を読むと、私はどうしようもなく文字とかことばが好きなんだなと感じます。五感で感じるものや、感情、動き、状態、そういったものをどう文字やことばで表現するのか。
    自分の語彙力のなさを痛感するとともに、ことば達にふれて、感じていたいとも思う。
    COMMUOVERE(イタリア語) 涙ぐむような物語...続きを読む
  • 誰も知らない世界のことわざ
    翻訳できない世界のことばを読んで素晴らしかったのでこの一冊も手に取った。
    あなたは私のオレンジの片割れ?だったっけかな?こんなロマンチックな諺使ってみたい(笑)
  • 誰も知らない世界のことわざ
    ずっと読みたかった本!
    日本にはない概念や文化を感じられてすごく面白かった♪味わいのあるイラストも良い。
    言葉から世界を知れる素敵な本でした。

    日本からは「猿も木から落ちる」「猫をかぶる」が紹介されていました。
  • 誰も知らない世界のことわざ
    一言で訳せない言葉たちが、短い文章とカラフルなイラストで表現され、大人が楽しめる絵本のような感じ。日本語も4つ紹介されていますが、普段、何気なく使っている言葉なだけに、意味を正しく説明せよと言われたら難しいです。この本を読んでの満足感も、一語で言い表せたらよいのにと思えてしまいました。
  • 誰も知らない世界のことわざ
    「翻訳できない世界のことば」の著者による世界のことわざ集め。
    ことわざはその国の自然のものを扱っている。それらをどう理解してきたかとして、自分や自分の周りにいる人たちを理解してともに生きてゆくべき出来事を見てゆこう、という試み。
    「努めて、自分のことばにもっと慎重になろう。口にしたときにはなんの意味...続きを読む
  • 誰も知らない世界のことわざ
    「翻訳できない世界のことば」のシリーズ。

    素敵な絵と一緒に、世界の不思議な言葉・ことわざを紹介するという、絵本、かな。これも、前作と同様に、1度読んでおしまいという本ではなくて、たまに開いて、世界各国の考え方、言葉を「おもしろーい」と楽しむための本。

    日本のことわざからは、
    「猿も木から落ちる」...続きを読む