増村岳史のレビュー一覧
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日本一入試の倍率が高い東京藝術大学。藝大卒のアーティストにインタビューし、彼ら彼女らの思考を紐解いていき、現代に「アート」はどう生かされるのか考察した本です。
一章の藝大入試の話がめちゃくちゃ面白かったです。
ほとんど禅問答のような試験問題で、傾向もない。受験生に必要なのは『ビジョン』や『哲学』と...続きを読むPosted by ブクログ -
ロジックやファクトの本を続けて読んでいたので頭を柔らかくするために読んでみました
学生時代の何者でもなかった時の自分が甦る感じです
自分自身もかなりの時間を音楽に使っていますが、それがあるからこそ仕事や仕事以外も含めて、モノづくりをしている人と仲間意識を持てて、バランスが取れているのだなと思いま...続きを読むPosted by ブクログ -
ビジネスと共生するアートの潮流を導入に、アートとデザインの本質に迫りつつそのクリエイティビティについて考察し、アート界のイノベーションの歴史を振り返ります。そしてクリエイティビティはアートシンキングによって実現できるとして、感性とロジックを回すことと先入観を持たない緻密な観察力が重要説く。また、それ...続きを読むPosted by ブクログ
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最後にハイパフォーマーの傾向を段階別にまとめてチェックリストとしたところは面白い
もっと具体例がほしくなったPosted by ブクログ -
●ハイパフォーマー思考
①なんとかなると思ってやってみる
②柔軟に方向転換する
③自分とは異なる価値観や文化を認め、受け入れる
④仕事をプレイする
⑤常に学び続ける
⑥人との縁を大切にする
⑦物事を斜めから見る
③の詳細
③-1チームによそ者を入れる
③-2"異見"を尊重する
③-3惚れたアイディ...続きを読むPosted by ブクログ -
元電通と元リクルートのお二人の共著。「はいはい電通とリクルートね」と最初感じつつも、思ったより活かせそうな部分が多かった。
「ハイパフォーマー分析」から見えてきた優秀人材の思考・行動様式にフォーカスをあて、それは後天的に身につけることができるものとしている。
複数のハイパフォーマーへのインタビュー内...続きを読むPosted by ブクログ -
『知識・スキル』以上に『思考・行動様式』が重要であることが理解できた。
また、人が行動様式を変えようとするのは、ハイパフォーマーの具体的なエピソードや発言とセットになってこそ、自身の心を揺さぶられて、変わっていくというのは、自分の経験則でも確かにその通りだと感じた。当人が腹落ちしないと行動様式を変え...続きを読むPosted by ブクログ -
① 「なんとかなる」と思ってやってみる ② 柔軟に方向転換する ③ 自分とは異なる価値観や文化を認め、受けいれる ④ 仕事を「プレイ」する ⑤ 常に学び続ける ⑥ 人との縁を大切にする ⑦ 物事を斜めから見る
この観点に絞って仕事をOSとアプリと言う視点で分析し、OSの部分において大切なものを項目...続きを読むPosted by ブクログ -
知的体力=正解がない問題をさまざまな角度から掘り下げ思考し行動する力であり、OS部分とアプリコット部分がある
アプリ=知識、スキル
職種や時代により変化するため陳腐化する
OS=思考・行動様式
普遍的で知的体力をアップデートするための土台
AIでは概念を掛け合わせる事ができない
7つの思考・行動様...続きを読むPosted by ブクログ -
・「知識・スキル」は外圧や強制によってもマスター可能なのに対し、「思考・行動様式」は当人が腹落ちしたうえで、主体的な意思を持って取り組まない限り身にはつかないのです。
・ハイパフォーマー分析から導き出された正しい手順は、「まずやってみて→駄目だと思ったら柔軟に方向を修正し→自分が『プレイ』できるフィ...続きを読むPosted by ブクログ -
ちょっとアート思考に興味を持ったので読んでみた。ビジネスとアートが関係してるなんて思っても見なかった。アート思考の理解が深まったし、ちょっとだけ美術にも興味を持てるようになったかも。とりあえず近所の美術館にでも行ってみるかな。あとがきのモネが睡蓮について語った話は必読です。Posted by ブクログ
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色々な学びがありました。
その中でも、改めて重要だと感じた事が3つありました。
一つ目、くよくよ考える前に第1歩を踏み出す。
何かを成す為の原動力は即行動。
自分も、まずやってみて、そこから軌道修正する行動が出来ている。よって即行動の重要性も理解している。軌道修正の回数も減り、どんどん質も上がってい...続きを読むPosted by ブクログ -
センスの良いハイパフォーマー分析
この手のハイパフォーマー分析は、エッセンスを抽象化すると、スピード重視で行け、とか、クオリティ重視で行け、とか、正反対の指南が乱立したり、はたまたそれらを場面場面で使い分けろ的な全体像になる。本書もそういった傾向はあるが、7つのポイントの相互の関連性が分かりやすか...続きを読むPosted by ブクログ -
単純に自分とは違う色々な方の人生を知れて面白かった。決められたレールに乗らず、自分を表すこと、自分に向き合っていくことをする人々は辛そうでもあるが、だからこそ才能が開花するんだなと思った。
ビジネスにも必要な要所があり勉強になった。
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藝大がすごく面白い大学ということを知った。
アート思考は今後の社会で求められるようになると思う。
キャリアの賞味期限の話では、そういう人生もありだと感じた。自分のキャリアの変わり時で行動できるからこそ、藝大に現役合格できたんだろうな‥すごい。Posted by ブクログ -
アートが人の視野や思想を広げるものだということがわかる
なぜなら、絵を観るときにその対象物を把握するのにたくさんの思考が働くからだ。
私は幼少期の色覚検査で少し異常があり、光の当たり方で黒と赤が見分けられない時もあった。そして、学校の美術の授業で、他の人が例えば木の幹を茶色で塗っているのに、僕は...続きを読むPosted by ブクログ